欲望と幻想の市場―伝説の投機王リバモア

  • 東洋経済新報社
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レビュー : 24
  • Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492061114

作品紹介・あらすじ

今やキーワードになってしまった「市場」は、投機家やディーラーだけで構成されているわけではない。わたしたち一人一人の欲望と幻想の総体、実はそれが「市場」の正体なのだ。本書は、ギャン、ソロス、と並ぶ天才的な投機家であるジェシー・リバモアを描いた「小説」である。

感想・レビュー・書評

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  • 1923年が初版とは思えないくらいに今の相場と類似点が多い。テクノロジー、法規則などは変わっても、人の感情はいつの時代も変わらない、ということ。マーケットにおいての投資家の心理を学ぶ著書として、ぜひ読むべき一冊。

  • 市場関係者に薦められて手に取りました。

    投資で勝つには、安く買って高く売ること。
    シンプルだけど、いつ買うのか、いつ売るのか、判断が難しい。仕手筋や相場操縦がある中で、冷静に見れないから。

    リバモアの経験は現代の我々に該当することも多々ある。

    大切なのは、
    起きたことから学ぶこと
    自分で判断すること
    魑魅魍魎がいる世界だと理解すること
    正解は誰も知らない。勝ったら、儲かる
    ロスカットを忘れない

  • 投機で4回成功し4回破産して最後はピストル自殺をした投機王リバモアのノンフィクション小説。著者はリバモア本人ではなく、リバモアにインタビューをしたエドウィン・ルフェーブル氏だが、リバモアの投機に対する考え方が如実に表現されている。投機王になるとはどういうことかが垣間見える小説。

    ===メモ=================
    ・俺は株式相場より商品相場のほうが好きだった。商品は株よりも経済や事業の本質を具現している。商品相場でも普通のビジネスと同様、研究と観察に精進することで利益を上げることが可能である。商品相場では株式相場のように一晩で配当が決まったり増減したりというようなこともない。商品相場は究極的には唯一、需要と供給の経済原則によって支配されている。だから、商品のトレーダーは、現在と将来の需要と供給を正しく見極めるだけでいいのだ。
    ・おれは情報を偏重するようにはできていないようだ。情報を求める姿勢は欲望からというよりも自分の頭で考えたくないという甘っちょろい態度から来ている。

  • 人生で最高の本
    投機をやった事がない人も楽しめるし、投機をやった人は間違いなく最高の本だと思う
    リバモアの生き方、相場哲学はこれからの人生の参考になるし、同時に投機家は国を滅ぼしうるんだと思った。今はインサイダー取引が出来ないからわからないけど、こういう生き方はすごく憧れる

  • 小説

  • 「伝説の投機王」と呼ばれる、ジェシー・リバモアを題材とした1冊。

    リバモアによる自叙伝のような形式で進行する本書ですが、実際は、リバモアへのインタビューに基づき、エドウィン・ルフェーブルが作り上げた、れっきとした小説であります。
    詳しくは訳者あとがきにて言及されておりますので、もし手に取られた際にはそちらをご参考の程。

    今や昔のウォール街、太古といっても差し支えのない市場環境であるアメリカ市場を舞台に展開するお話なので、経済に弱い方、市場に入って日の浅い方には、率直に言って難しいです。
    私も市場に入って日が浅い初心者のようなものなので、想起しきれない点が多々ありました。
    ただ、はっとするような一文が各所に散りばめられているのも事実。
    本書を自然に、正しい理解の下に読みきることが出来れば、あなたも上級者!?みたいな感じに捉えています。笑
    再読したらまた評価とレビューは変わりそうな1冊。

  • 伝説の投機王と言われるジェシー・リバモアを主人公にした、おそらくノンフィクションに近い小説。
    この本とまったく同じタイミングで映画の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』を見たため、気分が悪くなった。
    結果、投機になってしまっていることはあっても、目指しているわけではないため、前評判ほどの感動は覚えず。

  • 今やキーワードになってしまった「市場」は、投機家やディーラーだけで構成されているわけではない。

    わたしたち一人一人の欲望と幻想の総体、実はそれが「市場」の正体なのだ。

    本書は、ギャン、ソロス、と並ぶ天才的な投機家であるジェシー・リバモアを描いた「小説」である。

  • アベノミクスで金融市場は活況を呈しているが、
    そんななか、新たに投資にチャレンジしてみようと思う人にとって、
    本書で記されているリバモアの言葉は、とても興味深い。

    リバモアの時代とは、随分と異なるものの、
    投資の基本というものは、変わらないのだと痛感する。

    リバモアも失敗しているからこそ、その言葉は重い。

    翻訳本ではあるが、翻訳文はとても読みやすくなっているので、
    そんなにつっかえることなく、読み終えることができた。

  • 4回成功し、4回破産する。
    そんな人生があるだろうか。

    ジェシー・リバモア。
    1877年マサチューセッツ州生まれの米国の相場師。
    1940年、ピストル自殺。
    この本は彼にインタビューし
    彼の相場観を物語として描いたものだ。
    そこにはラブロマンスもピストル自殺も描かれない。
    ただひたすら、リバモアが
    相場とどう取り組んできたかが描かれる。
    4回の成功と4回の破産もここにはない。
    しかし。
    彼が相場と戦い続けた生きざまが
    ここにはある。
    ひるがえって、相場とは何か。
    人間の欲望と幻想とは何か。
    それが描かれていると言える。
    多くのトレーダーが読むべき一冊として
    この70年以上も前の本を上げる。
    その意味をかみしめたい。

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