まかり通る-電力の鬼・松永安左エ門

著者 :
  • 東洋経済新報社
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レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (690ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492061329

感想・レビュー・書評

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  • 150102読了。前半の学生時代は退屈。電力の観点からは、後半だけでも十分。電力自由化・発送電分離が議論されている今、51年体制発足時の経緯は確り再確認すべき。当時のポイントは、安定供給の為の発送配電一貫体制と、当時の主電源である水力の帰属(開発力)。
    電力需要が伸びない今、新規電源開発の重要性は低下。安定供給とコスト低減が主なポイントとするなら、9電力の集約と経営多角化・クロスサービスが答えか。
    電力の鬼ならどう考える?

  • 『電力の鬼』の生涯。
    お金儲けの世界から、世のため人のためになる商売へと志が変わっていく。
    長編なので読み応えあり。

  • 請求記号:コジマ
    資料番号:011116506
    伝記作家・小島直記による、人間・松永安左ヱ門を浮かび上がらせた小説です。

  • 斎藤一人さん推薦!!
    「時々こういういい本に出会うと、本好きの私にとっては、ふるえるぐらいのよろこびです」
    裸一貫から起業し、日本を代表する大物財界人となった松永安左ェ門(やすざえもん)の反骨精神あふれる生き方を描いた名作の復刻版。

    松永安左ェ門は、明治8年に九州の壱岐で生まれ、上京後、慶應義塾に入塾し福沢諭吉の教えを受けた。しかし、人間の真価は学歴ではないと慶應義塾を中退。福沢の紹介で日本銀行に勤務するもサラリーマンが合わず退職。石炭販売業を始めて、芸者遊び、相場……とムチャクチャな生活を送りながら、大成功を収めたかにみえたが、株暴落ですべてを失い隠遁。読書三昧の2年間の浪人生活の後に再起し、会社をおこして徐々に成功を収め、九州水力電気を設立。「電力界の松永」といわれるまでに電力業界に君臨し、電力独占化の時代に東邦電力を一人できりもりし5大電力の一角にのしあげた。

    しかし軍国化の時代に、「官僚は人間のクズである」と放言し、役人たちと大ゲンカし、一切の職を引退してふたたび隠遁生活へ……。完全に過去の人物になったかと思われたが、戦後、不死鳥のように復活。電力業界再編の中心的人物となり、電力事業の分割民営化を成し遂げた。その後、昭和46年に亡くなるまで、95年の人生を生涯現役でまっとうしている――。

  • 清水組(既に創業90年)、竹中工務店慶長年間、鹿島組天保年間、安藤組明治6年、銭高組と日本土木明治20年、間組明治22年、大林組は一番の新参者
    摂政関白に命ぜられる家柄 近衛、九条、二条、一条、鷹司の五家を五摂家、大臣、大将になれる家柄で久我、転法輪三条、西園寺、徳大寺、花山院、大い御門、今出川、広幡、醍醐の諸家を九精華

  • その《熱》という言い方を、おもしろい、と感じた。そこが武藤の武藤らしさだが、自分の工場の従業員だけでなく、人間が自分の仕事に打ち込んでいる姿を、何よりも好んでいる
    しかし自分の言葉をひねくれてとらないで、さっさと着替えをし、また駆け戻ってきたところが素直でいい、と思った
    要するに他力本願ではだめなんだ。もっと真剣に、君は君自身の仕事と対決せねばならない
    おい、お祝いをしよう
    友吉といいます。陰ひなたのない働き者です
    自分の人生にとっては決定的な、天下分け目の決断がそこにかかっているその対象から眼を背け、自分の身体をよけさせるとき、《飛躍》も《大望》も永遠に手の届かぬものになる
    自分の生活を立て、そうしてみんなのためになることだ
    いかに大きく儲けるかではなく、いかに人々のためになるかを考えるのが本当の事業精神
    不死の秘密は、ソロバンではない。理想なのだ

  • 分厚いが、一気に読める。戦後、現代日本を築いた男の伝記。アツイ。当時の熱気が伝わってくる。熱量が現代とケタはずれだ。

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