図解仕事ができる人のタイムマネジメント: 仕事のカタログ ちょっとした習慣の改善で能率を劇的に向上するノウハウ87
- 東洋経済新報社 (2002年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492091975
感想・レビュー・書評
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かなり古い本だが今も十分使えるタイムマネジメントの本。2ページずつで1テーマのみという配置なので読みやすい。また、図が豊富で実践しやすい。
1人でやる重要/緊急性高→A
チームでやる重要/緊急性高→AX
1人でやる今じゃなくてもいい→B
チームでやる今じゃなくてもいい→BX
この優先順位付けは明瞭で、現在の仕事に取り入れて仕事やタスクを振り分けたところ、優先順位付けがすぐできるようになった。
しかし、いかんせん情報が古い(記されている社会動向など)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
どうすれば時間管理ができるのかについて、詳細にハウツーを述べた本。
目次
<blockquote>第1章 仕事のしくみとタイムマネジメント
(タイムマネジメントのしくみ あなたの仕事のスタイルは? ほか)
第2章 仕事の「困った!」を解決するタイムマネジメント
(「忙し過ぎる!!」に対処する「期限に間に合わない!!」に対処する ほか)
第3章 タイムマネジメントで改善、改革
(やる気の出るとき、出ないとき タイムマネジメントは仕事の進め方の技術 ほか)
第4章 仕事を変えよう
(一日のプランニング 二週間に一度は仕事の棚卸し ほか)
</blockquote>
多くの時間管理術を述べた本は、途中から論旨が変わって人間関係論とかそっちに向いていってしまい、肝心の時間管理については、最初しか述べていないことが多い。
その点を鑑みると、この本では時間管理のあり方について詳しく述べていそうだと思い、決断して買った。
前半は理論として概念・考え方について書いてあり、中盤はとある部長のトラブルを通じて実践的な理解ができるまとめ方になっている。
ただ、後半はやはりというか、コミュニケーションやらのアプローチがメインになっている。しかし、時間管理が仕事術の一部であり、他のノウハウも決して関係の無い分野ではないと著者は述べており、決して不要な部分ではないのだろう。
そのあたりは、読んでいて考え方が変わった。
特に第4章の「仕事を変えよう」は、仕事を時間管理のしやすい方向へ変えるための方策が載っている。
時間管理に興味のある人はどうぞ。 -
ほとんど言い古されたことが語られてるけど、1点だけ。
計画倒れに終わる理由は何やかんや理由を付けて結局「着手しないこと」とのこと、というのはぎゃふん。 -
①具体的な時間管理方法は?
・手帳に自分のアポを入れる
・隙間時間を活用
・1回/2週間の頻度で、仕事の棚卸を行う
②気づき
・ストップウォッチ管理
・「うん、そうだね」を使う。人間関係も大事
・指示は、具体的にする -
結構納得。仕事の基本が書いてあります。
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途中から流し読みになりました。
タイムマネジメントについて、イラストや図解を含めたわかりやすい説明を盛り込んでいます。
中には対話方式で問題を解決するような説明もあり、かなり読みやすい、タイムマネジメントに本じゃないですかね。
ただ、本のスタイルが「時間がなくてどうしようもない、という問題に対処しよう」というものなので、正直、僕にはその局面にいないので、実感として入ってきませんでしたね。。
中身とは違いますが、自身にあった本を読もう、という教訓になりました。 -
2002年発刊でも色あせない内容。
何度も読み直して、時間の使い方を見直す。 -
様々な事柄がぐちゃぐちゃに書かれた本。構成がシッチャカメッチャカな点を除けば、たくさんの気づきを与えてくれる良書。
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上司から読んで感想を述べよと指示を受けたので、通勤時間に読みました。
内容としては、比較的いろんなところで語られているものです。
個人的には7つの習慣を読了済みなので、かぶる部分も多いです。
心に残ったのは、44節と86節。
44節は、計画倒れに終わる理由は何やかんや理由を付けて結局「着手しないこと」とのことで、まさにそのとおりだと思いました。
86節は、他責にするのは簡単だけど、まずは自分が変わろうよ、というもの。こちらも納得です。
内容としては、同じキーワードが何度か出てきたりして、くどい面もあり、
書物として心動かされるような感動はありませんでしたが、
様々なところで言われるタイムマネジメントのお作法について、
一通りまとめられており、時間の無い人にもお勧めです。 -
私、社会人生活ウン十年で、初心者とはとてもいえないが、自分にとっても結構役に立つのではないかと思った。今の仕事で、ここに書かれているノウハウを既に実践しているものがないとはいわないが、本書ですっきり整理されており、ノウハウとして明確に意識して仕事に取り組める。
簡単に、本書に書かれている重要と思うノウハウを紹介する。
1.他者との約束だけでなく、自分の作業する時間をあらかじめスケジュールとしていれておく(自分へのアポイントメント)、
2.定期的に仕事の棚卸を行う、
3.朝一番で1日の仕事を紙に書き出して、最も重要な仕事をする時間を決める、その日1日で接触が必要な相手とコンタクトを取る。