政官スクラム型リーダーシップの崩壊

著者 :
  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492211854

作品紹介・あらすじ

政と官の適切な関係を問い直す。政権交代の中で、政策の質と、その円滑な実施をどう確保するか。

感想・レビュー・書評

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  • <内容>
    ・日本の政官関係において、プリンシパル・エージェント理論を援用しつつ、政官関係はいわばスクラムに近い構造で相互に影響力を拡大する=ポジティブ・サム的な役割を果たしていたと主張する。
     それが90年代に入り崩壊したと主張する

    <感想>
    政官スクラム体制については、緻密に論じられており納得がいく。もっとも個々の事例ではなく、議員・官僚・社会団体対象のアンケート調査に基づき分析しているので実際に当てはまるのか?という疑問はある。

    肝心の「なぜ崩壊したか?」については明快な結論が出ていなかったような気がする。私が見逃しているだけなのかもしれませんが。

  • 大分県立図書館で読む。素晴らしい図書館です。アクセスは抜群です。バスは目の前です。本数もそこそこあります。

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著者プロフィール

京都大学名誉教授。京都大学法学部卒業。京都大学法学博士。

「2018年 『公務員人事改革 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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