あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。

著者 :
  • 東洋経済新報社
3.04
  • (13)
  • (40)
  • (65)
  • (23)
  • (18)
本棚登録 : 591
レビュー : 75
  • Amazon.co.jp ・本 (167ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492223345

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 東洋経済オンラインで紹介されていて、おもしろそうだと思ったので購入。

    いやー、確かに労働者の権利としてはごもっとものご意見がものすごく語られているんだが、現実見ると、権利ばっか主張していると嫌われるし、国際競争にも負けていくと思うし・・・という感じの複雑な気持ちになる本だった。

    だが、とてもおもしろい部分があって、それは、小学校の段階から社畜教育が始まっているという部分。

    将来の夢をなぜか決めることを強要され、しかもそれが仕事でなくてはならない。
    しかも、今ある仕事から選べと。

    現在でも、30年前には存在しなかった仕事がたくさんあるのに、なぜ今の子供たちに既存のレールしか見せず、そこからしか選ばせないのか。たしかにそういうことは僕も疑問に思っていた。
    で、この部分では、世の中お金じゃなくやりがいという思想を植え付けたり、労働者の権利の守り方や取り方を教えなかったり、まあ各所で洗脳とも思われるようなことがされていると述べられている。この部分は、現代の仕事事情に疑問を呈したよい部分であると思う。

  • ★×4.5

    素晴らしい本だった。著者の考え方がユニークで、面白く読み応えがある。

  • この本を読んでからちきりんのブログを読むと、その差に笑いがでる。
    ブログとかぶる部分が多いから、ブログを読んでる人に新しいことはないかもしれない。
    でも、改めて読んでみて、社会の仕組みのヘンテコさとか、自分の意識のおかしさに気づくことが多い。

  • 読み物として面白い。

    刺激強めなタイトルだが、内容は至極あたりまえ。しかしながら、時折「あぁ、そうだよな〜」と思うことがあったので、私自身の"社畜"レベルが上がってしまっていることを認識した。
    「社畜の分類学」や「社畜教育」など、著者ならではの視点が新鮮。2014年の書籍だが、今読んでも十分に楽しめる。

  • 日本のブラック企業で搾取される社畜についての見解を述べている本。

    ○社畜はどう育てられるか。
    ○社畜にはどんな種類があるか。
    ○社畜から抜け出す処方箋。

    が述べられている。

    若干偏った見解や、理論として甘い部分もあるけど、教え子を社畜に導かないように…という視点を得ることができた。

    札幌市の図書館で借りた本。

  • ちょっと前に流行ったね。

    仕事を辞めるかどうかってときにがーっと読んだ。
    すかっと!
    そうそう!
    の連続です。

    そんなに甘えたことじゃなくて、人間として当然の主張が書かれていると思うけどどうか?

    仕事について、何がしたいか
    って考えがなくても、お給料もらって目の前に人がいるんだから自然と一生懸命仕事はしてるよ?それだけじゃだめなのかなぁ。

  • 仕事に求めるもの=やりがい という刷り込みが私にもありました。
    その刷り込みがどこでされたのかという話も納得できました。
    ページ上部の一言は、SEの人が多かったように思うのですが、
    25年前、SEだった私の感想は、
    「その愚痴、25年前と変わっていないよ。」

  • 残業代云々が懐かしい未来がもうそこまで来ているのかもしれない…。

  •  会社に入って18年目になるが、3年目くらいからずっと常々思ってきたことを、形にしてくれました!このようなことを思っているのは、私だけではないということで、とても勇気付けられました!タイトルの印象ほど、ただ批判しているのではなく、最後は個人個人が自分ブランドを高めないとという前向きな内容になっています。

  • あっぱれ‼︎と言いたくなる本です
    こういうことはきっと皆わかっていて言いたいけど言えない、変な日本の風潮を真正面からバッサリ斬り込んだ意見書です
    多少、同じ事の繰り返し的な所はありますが、平易な言葉で分かりやすく端的にまとめた一冊ですね
    読み終わったらきっと誰かに話したくなりますよ

著者プロフィール

日野 瑛太郎(ヒノ エイタロウ)
「脱社畜ブログ」管理人
1985年生まれ。東京大学工学部卒業。東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。大学院在学中、就職するのが嫌でWebサービスの開発をはじめ、それがきっかけとなって起業をするが、あえなく失敗。結局、嫌で嫌で仕方がなかった就職をすることになる。経営者と従業員の両方を経験したことで日本の労働の矛盾に気づき、「脱社畜ブログ」(http://dennou-kurage.hatenablog.com/)を開設。ブログはたちまち月間約50万PVの有名ブログになり、現在も日本人の働き方に関する意見を発信し続けている。著書に『脱社畜の働き方』(技術評論社)がある。

「2014年 『あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。のその他の作品

日野瑛太郎の作品

ツイートする