宇宙を目指して海を渡る MITで得た学び、NASA転職を決めた理由

著者 :
  • 東洋経済新報社
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本棚登録 : 309
レビュー : 36
  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492223420

作品紹介・あらすじ

《 MIT流・夢の叶え方 & 本物の理系エリートの学び/遊びの流儀! 》

少年の頃の夢を抱いたままに長じ航空宇宙工学の道へ。
東大から、マサチューセッツ工科大学(MIT)へのPh.D.(博士)学位留学。
慶應義塾大学教員としての仕事を経て、
2013年、30歳のとき、ついにNASA ジェット推進研究所に職を得る。

6年半のMIT留学を経験した著者が、
日本人留学生を待ち構える現代版アメリカの洗礼を鮮やかな筆致で描く!
……だけでなく、

【留学にまつわる体験を縦糸(奇数章)】×【体験を咀嚼して得た考え方の基本を横糸(偶数章)】

として、MIT流・夢の叶え方、
本物の理系エリートの学び/遊びの流儀を一冊に織り上げた、待望のデビュー作!!


☆グローバル人材を目指してはいけない理由とは?
   ――グローバル人材志向、妥協の「就活」から自由になる!

☆約80人のノーベル賞受賞者を輩出、MITのハック文化とは?
  /遊んでいるヤツにかぎって信じられないくらいデキるのはどうしてなのか?
   ――世界トップ研究機関の秘密を公開!

☆怠惰で意志の弱い人間こそ、競争本位のシステムに向いている?
   ――あの厳しいシステムは、実は優しい!?

☆なぜ、理系が成功するための必要条件が、国語力なのか?
   ――理系学生、『春琴抄』を読む!?

☆グリーンカード取得、就職活動、現実に活きるコネをいかに作っておくか?
   ――あなたのことを、責任持って「推薦」してくれる人とは?

☆NASA JPLに雇われていても、常に「就職活動」が必要?
   ――若手に機会を与え、窓際族が存在できない仕組みとは

☆なぜ、宇宙開発に各国が大枚をはたくのか?
   ――「役に立つ」と宇宙の間を埋める考え方

経歴だけ見るとクールなエリート(!?)、
実際のところは、悩み、もがき、騒ぎながら、
ひたすら愚直に夢の入り口に近づこうとした一人の不器用な日本人。
野心を秘めた人の背中を力強く押す、異色のビジネス書!!


【ひとつでも当てはまる人へ】
・ハーバードやスタンフォードはわかった、今度はMIT独特の“すごさ”を知りたい
・“あきらめる”、“ゆるく”、そんなムードになんとなく違和感がある
・日本の“就活”に納得がいかない
・留学生活を生々しく知りたい
・叶えたい夢がある、自分自身の夢を持ちたい
・グローバル人材になりたい
・英語が苦手、日本語の本もふだんあまり読まない

感想・レビュー・書評

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  • 著者が宇宙工学に携わる中で、留学や所属研究機関の変更を経験し、それらをふまえた上での実感を綴った本。

    夢や研究・科学、学ぶことの意味など色んなことを考えさせられる本。

    文章の1つ1つが熱く、胸に刺さる。
    夢っていいなぁ。。。

  • 著者の熱意が伝わりました。
    私も宇宙が大好きで、かつてボイジャーの映像に心を躍らせた一人です。
    著者が教えてくれた学費などの情報が、とても役立ちました。

  • NASAという宇宙分野の最高峰で職を得たキャリアに興味を持って手に取りました。
    まず、著者の世間のグローバル人材の必要性を強く主張する流れに対する考えに同感しました。
    無理やり日本の外に目を向けるのではなく、やりたいことが日本になければ海外に行く、海外の方がやりがいがあると思ったら海外で働く、そういった本能的な意志で外に目を向けるのが大切だと読んでいて思いました。
    著者のMITでの経験から書いている米国の国語力についてもとても参考になりました。
    最後に、「どんな仕事をしてもいい、将来子どもに誇れるようなら仕事をしろ」という著者の父親の言葉が良かったです。

  • 「本物の自信とはレンガを1つずつ積み上げて行くように築くものなのだ。風が吹いても雨が降っても揺るがない、頑強な壁を築き上げていくことこそが自信を得るということだ。」
    「なぜ君はMITの大学院に進みたいのですか。科学においてこの国1番だからです。それが君が他の大学院にいくべき理由です。君は外の世界がいかなるものかを見なくてはいけない」

  • 新型コロナウイルス感染拡大時に、kindleで無料公開されていたものを読了。
    大学卒業後、みんな同じレールに乗って就活をし、大学入学時に抱いていた夢を忘れ、現実を見なくてはと会社勤めをする、、という日本の社会の流れに疑問を持っていた私には著者の言葉がいたく刺さった。
    紙媒体の本を購入し手元に置いて、「自分が心からやりたいことは何か」、この気持ちを忘れそうな時にはいつでも読み返したいと思える本だった。

  • note版の無料公開で読ませていただいた。個人の過去の話は大概つまらなくなりがちだが、小野さんの文章はすっと頭に入ってくる優しいリズムを持っていて、気づいたら読み終わっていた。文章中に散りばめられている比喩表現や引用が、楽しくさせている一つの要素かもしれない。行動が伴う死生観を持っていて、生き方としてとてもかっこいい。

  • バックパック1つで旅をするのも、宇宙を目指すのも、ワクワクしながら道を求めるという点で共通している。聞き分けの悪い子供も、本能のままに生きていいのだと勇気づけてくれる。

  • ひたすらガシガシ宇宙を目指して進んだ著者の地頭の良さと行動力は指針となるだろう。同じように真似ができない人もたくさんいることはいるだろうが。

  • なぜ宇宙を目指すのか?
    なぜ人類は宇宙へ挑むのか?
    なぜ生きるのか?
    なぜ働くのか?
    なぜ読書をするのか?
    なぜ「グローバル人材」を目指してはいけないのか?
    なにが、僕たちを突き動かしているのか?

    たくさんのwhyと作者が導き出したwhat。
    どれも素晴らしいです。

    文句がつけられません。
    オールタイムベスト入り確定です。

  • MITでの創造的精神

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著者プロフィール

小野雅裕(おの まさひろ)
大阪生まれ、東京育ち。2005年東京大学工学部航空宇宙工学科卒業。2012年マサチューセッツ工科大学(MIT)航空宇宙工学科博士課程および同技術政策プログラム修士課程終了。慶應義塾大学理工学部助教を経て、現在NASAジェット推進研究所に研究者として勤務。2007年、短編小説『天梯』で織田作之助青春賞。2014年に著書『宇宙を目指して海を渡る』を刊行。2017年『宇宙に命はあるのか』を刊行し、第6回ブクログ大賞人文・自然科学部門を受賞。

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