宇宙を目指して海を渡る MITで得た学び、NASA転職を決めた理由

著者 :
  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492223420

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  • 著者が宇宙工学に携わる中で、留学や所属研究機関の変更を経験し、それらをふまえた上での実感を綴った本。

    夢や研究・科学、学ぶことの意味など色んなことを考えさせられる本。

    文章の1つ1つが熱く、胸に刺さる。
    夢っていいなぁ。。。

  • 題名とは裏腹に、世の中の「グローバル人間」を謳う本と真反対に位置してる。

    この本を一言で表すなら「夢」
    子供の頃からの夢をエネルギーに人生を歩んできた筆者の生き方が清々しい。夢に向かって情熱的に生きるってすごい大事なことだなあ。

    引用されてたドラッカーの言葉
    「あなたは何によって記憶されたいか。いま答えられなくてもいい。でも、五十歳になっても答えられなければ、君は人生を無駄にしたことになる。」
    この言葉がすごい心に刺さった。自分の中で夢って何なんやろ〜断たれた時に死ぬほどの苦痛を覚えるもの、、、そんなものあるんかなあ。
    大切なことは、自分のしたいことを知っていること。うーん、自分にとって何なんやろ〜〜〜

    この本を読むと、こんな風に自分と夢について向き合う事ができます。この本を読んでから、自分は何のために生きるか考えるようになりました。

    筆者は目的なくして海外に行く必要は無いって言ってたけど、筆者みたいにマイノリティの中で自分がどう戦うのか気になるので海外には1年住んでみたいです。

  • 新型コロナウイルス感染拡大時に、kindleで無料公開されていたものを読了。
    大学卒業後、みんな同じレールに乗って就活をし、大学入学時に抱いていた夢を忘れ、現実を見なくてはと会社勤めをする、、という日本の社会の流れに疑問を持っていた私には著者の言葉がいたく刺さった。
    紙媒体の本を購入し手元に置いて、「自分が心からやりたいことは何か」、この気持ちを忘れそうな時にはいつでも読み返したいと思える本だった。

  • バックパック1つで旅をするのも、宇宙を目指すのも、ワクワクしながら道を求めるという点で共通している。聞き分けの悪い子供も、本能のままに生きていいのだと勇気づけてくれる。

  • ひたすらガシガシ宇宙を目指して進んだ著者の地頭の良さと行動力は指針となるだろう。同じように真似ができない人もたくさんいることはいるだろうが。

  • なぜ宇宙を目指すのか?
    なぜ人類は宇宙へ挑むのか?
    なぜ生きるのか?
    なぜ働くのか?
    なぜ読書をするのか?
    なぜ「グローバル人材」を目指してはいけないのか?
    なにが、僕たちを突き動かしているのか?

    たくさんのwhyと作者が導き出したwhat。
    どれも素晴らしいです。

    文句がつけられません。
    オールタイムベスト入り確定です。

  • 人は何のために生きるのか、生き甲斐をどのようにして見つけるのか、夢を持つことによって何が変わるのか、夢をかなえるにはどうしたら良いのか、人間の根源的なところに関わる良書であった。

  • 自己啓発にはもってこい。

  • 「人間はもっと精神的な生き物である」キングオブ良書である。

  • やっぱり自分は宇宙が好きだし、少しアプローチの仕方をかえたけど今後もずっと宇宙の仕事をしていくんだ。自分とは全然レベルが違うけど、同じように宇宙開発に貢献するという気持ちで最先端を行く著者の強い気持ちのこもった一冊。

著者プロフィール

NASAジェット推進研究所(Jet Propulsion Laboratory)技術者。
1982年大阪府生まれ。2005年東京大学工学部航空宇宙工学科卒業。2012年マサチューセッツ工科大学(MIT)航空宇宙工学科博士課程および同技術政策プログラム修士課程修了。2012年より慶應義塾大学理工学部助教。

「2021年 『ロケットかがく for babies』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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