なぜ7割のエントリーシートは、読まずに捨てられるのか?: 人気企業の「手口」を知れば、就活の悩みは9割なくなる

著者 :
  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492223529

作品紹介・あらすじ

■これ以上、怪しい「ノウハウ」に踊らされてほしくないから。
 人気企業が隠している採用の「手口」、ぜんぶ、バカ正直に書きました。

■どれくらい「バカ正直」かというと……
 学生「大学名で、差別はあるのですか?」
 筆者「はい、もちろんあります」
 学生「いわゆる『学歴フィルター』ですか?」
 筆者「いいえ、もっと巧妙にやってます」
 これくらいです!

■人気企業の「手口」を一挙公開!
 知れば、就活の悩みは9割なくなる。
・「インターンシップ」では、会社も仕事もわからない
・大学名での差別は、「会社説明会」から始まる
・「適性検査」をどう利用しているのか
・企業が「面接」で見ているたった2つのポイント
・NPO代表などの「肩書き」は、「だから何?」程度に見ている
・「TOEIC」も「資格」も、それだけではほぼ無意味
・「人気企業ランキング」を操作する企業
・新卒採用の「厳選化」なんて起きてない
・「女子のほうが優秀」と言われる本当の理由 etc.

■~「はじめに」より~
そろそろ、企業は何を考えているか、手の内をしっかり見せたほうがいいのではないかと思い、
この本を書くことにしました。現実を知れば、「何だ、簡単だな」とホッとできる部分もあり、
逆に「そういうエゲツない世界なのか」と殺伐とした気持ちになるかもしれません。
それでも、まったく的はずれな噂に恐れおののくよりはいいでしょう。企業の現実を知れば、
ムダな努力もしなくなるはずです。そういう、「企業は何を思っているか」「どうしてそんなことをするのか」ということの
裏事情を、事例や実務をもとに、詳しく説明していきます。

感想・レビュー・書評

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  • 欧米には新卒一括採用はない。
    人気企業は、難関大学に入るより競争率が高い。
    有名企業は、批判を避けるため無名校からも若干採用する。
    学歴で落とす言い訳にエントリーシートを出させている。
    ESの題材が複雑であれば、本気で見る気があると考えられる。

    自分がどんな人間であるか、を表現する。企業側は、仕事がきちんとできるか、仲間とうまくやれるか、社風に合うか、を見ている。

    論理性の多くは、国語と算数。

    人気企業はその時ピーク。無名企業の中にこそねらい目がある。

    女性社長でも女性は取りたくない。その結果、入社試験を突破した女性は優秀。

    大学就職氷河期は、高卒の求人数が減り、大学進学が増えたから。
    好景気でも、人気企業は3万人に満たない。大学進学より狭い門。

    大家族に入れるかどうか。
    御欧米型のポスト採用でない欠点利点もある。上司が苦手なときに救済手段があるのは、日本型だけ。

  • 就活は結局企業にとって仕事が出来るか、仲間と上手くやっていけるかという点しか見ていない。そのため必要以上に自分を繕ったりするのではなく、そのことを考えて自分らしさを出していけたら就活は上手くいくとわかった。
    就活や転職に悩んでいる方は一度読むことで悩みは消えると思う。

  • 物性研の所内者、柏地区共通事務センター職員の方のみ借りることができます。
    東大OPACには登録されていません。

    貸出:物性研図書室にある借用証へ記入してください
    返却:物性研図書室へ返却してください

  • そろそろ就活始めないとと思い読了。
    学生側ではなく企業側の視点から見たエントリーシートについて学ぶことができた。
    本書のポイントを忘れないよう意識していこうと思う。

  • 【電子ブックへのリンク先】
    https://kinoden.kinokuniya.co.jp/muroran-it/bookdetail/p/KP00005306/
    学外からのアクセス方法は
    https://www.lib.muroran-it.ac.jp/searches/searches_eb.html#kinoden
    を参照してください。

  • 桃山学院大学附属図書館電子ブックへのリンク↓
    https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000023291

    M-Portで事前登録が必要です。
    ◆学認からログインしてください。

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    Maruzen eBook Library から利用

    【リンク先】
    https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000023291

  • <閲覧スタッフより>

    タイトルはエントリーシートについて触れられていますが、内容としては就活全般のことを扱っています。就活にまつわる様々な疑問に答えていて、本書を読むことで上手に就活ができるのではないかと思います。

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    所在記号:377.9||エヒ
    資料番号:30049256
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  • 就活応援コーナー本です。

    【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

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著者プロフィール

雇用ジャーナリスト、経済産業研究所コア研究員、人材・経営誌『HRmics』編集長、ニッチモ代表取締役、リクルートキャリア社フェロー(特別研究員)。
1964年、東京生まれ、大手メーカーを経て、リクルート人材センター(リクルートエージェント→リクルートキャリアに社名変更)入社。新規事業の企画・推進、人事制度設計などに携わる。その後、リクルートワークス研究所にて「Works」編集長に。2008年、人事コンサルティング会社「ニッチモ」を立ち上げる。『エンゼルバンク─ドラゴン桜外伝』(「モーニング」連載)の主人公、海老沢康生のモデル。
主な著書に、『「AIで仕事がなくなる」論のウソ』(イースト・プレス)、『雇用の常識「本当に見えるウソ」』(ちくま文庫)、『面接の10分前、1日前、1週間前にやるべきこと』(小学館文庫)、『仕事をしたつもり』(星海社新書)、『女子のキャリア』(ちくまプリマー新書)、『無理・無意味から職場を救うマネジメントの基礎理論』『経済ってこうなってるんだ教室』(ともにプレジデント社)など。

「2018年 『名著17冊の著者との往復書簡で読み解く 人事の成り立ち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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