子育ては声かけが9割

著者 :
  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492224014

作品紹介・あらすじ

お母さんの「声かけ」一つで

親子の「信頼関係」が生まれる!
「勉強習慣」が身につく!
子どもの「自己肯定感」が高まる!
お母さんも「楽」になる・・・・・・

全部うまくいく!!


何気ないお母さんの声かけは、
毎日の生活の中で
何百回、何千回と繰り返されるので、
それを常に聞いて育つ子どもには
絶大なる影響を与えます。 (「はじめに」より)


東大理三に三男一女を合格させた
「佐藤ママ」こと佐藤亮子氏が、
26年の子育てで一番大切にしてきた
「声かけ」のノウハウを一挙公開!!

感想・レビュー・書評

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  • 子育ての専門家ではなく、一人の(スーパー)ママとしての考えだが、参考になる部分もあった。
    メモ
    ・子供の呼び方を気分で変えない
    ・お兄ちゃんやお姉ちゃんなどと呼ばず、名前で呼ぶ
    ・親の意見を押し付けるのではなく、お母さんは肛門だよねと前置きした上で話して
    ・子供を日ごろからよく観察し、新たにできるようになったことに気づき、具体的に褒める
    ・おはよう。朝のたくみきたから大丈夫らっしゃい。

  • 自分がどんな子育てをしたかを書いている。この方は、子供が得た結果が良かったため、retrospectiveに見ておそらく効果があっただろうことが書いてあるが、前向きなトライアルではないので、本当に必要なことなのかどうかはわからない。専門家による意見という感じ。書いてあることは間違ってはいないと思うが根拠に乏しい。失敗談や、失敗から工夫して成功したなどのくだりがほとんどなく、やったことは全て成功につながることとして書いているので、本当に全部必要なことなのかな?そんなにうまく行くのかな?と思ってしまう。

  • 子供が小さい時からきちんと向き合おうねということ

  • この著者の他の本も読んでみたい。

  • 佐藤ママのようには全てできないけど、子供への関わりをもう一度見直していければと。
    徹底していて読んでいて気持ちいいです。

  • 子供が9歳になる前に子供に対する声掛けを気を付けること。過去の失敗など、言っても仕方のないことは言わない。
    悪口や愚痴は子供に聞かせないようにすること。

    子供は身体が小さいだけの大人。自分の子供だからと言って何を言ってもいいわけではない。一人の人間として向き合って話すことが大切。

    男の子でしょ、女の子でしょ、お姉ちゃんなんだからは古い価値観の押し付け。
    兄弟、男女に上も下もない。平等に扱うように気を付けること。自分が我慢するのが当たり前と思って育つ子供は不幸。

    親の言うことを聞きなさいと上から命令するのではなく、お母さんはこう思うんだよねと理由をつけて、なぜそうして欲しいのかを説明する。

    ワンワン、ブーブーなどの赤ちゃん言葉は、赤ちゃんの頃から使わない。
    子供だから難しい言葉を使っても分からないだろうと誤魔化すのはやめて大人に対するのと同じように話すこと。
    子供が小さい時から、どんな話にも耳を傾けるようにする。話しかけられたらどんな状況であっても常に笑顔で対応するように心がけること。
    そのためには可能な限り、手を離せない状況を作らない。どうしても行けないときは行けない理由を伝えてできるだけ早く行く。

    子供に聞かれて分からないことがあったら、子供の目の前ですぐに調べる。その姿勢を見て、子供も分からないことがあったらすぐに調べる習慣が身につく。
    子供に何か尋ねるときに、「美味しいでしょ、楽しかったでしょ」など誘導的な質問をするのではなく、「どうだった?どう思った?」と子供の考えを話せるような聞き方をすること。

    子供は親が自分のことを、ちゃんと見ていてくれる、よく分かっている、話を聞いてくれると思うと親のことを信頼して、自己肯定感も上がる。

    子供がするいたずらは、たいていは他愛ないもの。怒らずに子供がすることを面白がって見守ること。
    特に幼い時に一心不乱に何かをやり遂げる経験は大切。その集中力が将来の勉強の集中力に繋がる。
    どんなにくだらないことでも危険なことでない限りは子供がやめるまでやらせておくこと。

    子供を叱らなくていいように、親が家庭内にあるものをあらかじめ見直すことも大切。
    例えば食器は全てプラスチック製にする、危険なもの、触られて困るものは置いておかないなど。

    禁止する、叱るよりもデメリットを伝える方が効果的。例えば、嘘をついてはダメ、よりも、噓をついてもすぐにばれる。そして人の信頼を失う、と伝える方が効果的。
    ある程度、子供が大きくなってから「うちの子は何も手伝わない」というお母さんに限って、小さい頃手伝おうとしたときに「じゃま、危ないからやめて」など否定的なことを言ってきた経験がある。例え、子供が小さい時のことでも、子供は覚えている。
    子供の好奇心、探求心を潰すようなことはしてはいけない。

    とことん手をかけて世話をやきすぎても、子供はマザコンにはならないし、時期がきたらきちんと自立する。

  • いつでも、どこでも、何でも、子どもが最優先!

    人間は、たった一つの言葉を胸に100年生き続けることができる

    自己肯定感が高い人たちは、小学校六年間の成績がよかった

  • 終始合理的。
    テストの点数が悪い、寝ない、起きないといったネガティブな事象も明るく対応する。
    一貫して。
    ブレないから子供は安心する。
    頼る。そして色々な事を親に話そうとする。

    誕生日プレゼントが年に4回ある。
    面白い。確かにそうすればきょうだいの誕生日まで楽しくなる。発送が豊か。

    ダメは禁句。
    ダメダメダメダメと明るく言う。そして何がだめなのか理由まで添える。号令ではなく命令ってことだな。

    小学校に入るまでにひらがなが書ける子が多い。就学前の準備が大事。
    周りの子が書けるのに自分は書けない、それが劣等感につながる。そこから反骨心をもって取り組める小学生が何人いるだろうか。
    家庭教育って大切だ。
    それを各家庭に委ねていて良いのだろうか。
    子育てに追われている家庭の子たちも自信がもてるようシステムの構築が必要。
    学力向上につながる。

    高等教育と幼児教育でかける教育費が同じであっても効果は全然違う。
    このことを知っている人がどれくらいいるのか。
    知っていても行動できない人がどれくらいいるのか。

  • 作者さんの本を何冊か読んでいる自分としては目新しい情報がなかった。他の本にも書いてある事と、まぁそうだろうなという内容。これがこの作者さんの本を初めて読む入門なら良い本かもしれない。

  • ・できないとき→×否定的
          →○一緒にやってみよう
    ・はい、いいえで答えれるような質問ではなく、「どう思った?」「何が一番楽しかった?」
    ・「せっかく○○してあげたのに、、、」
    →人の顔色を伺うようになる
    ・言うことを聞かない子に
    →はっきりと迷いなく断言する
    ・言うことを聞かないで失敗したら「ほらね」と微笑む
    →子どもはたくさん失敗をする生きもの
    ・「勉強の時間ですよー」
    →時間はコロコロ変えない、一定
    ・9才までは「落とした点数は親の責任」
    ・子どもが最優先
    →家事は後でもできる、子どもの聞いてほしい!は今!

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著者プロフィール

作曲科・ピアニスト。国立音楽大学作曲学科卒、同大学院作曲専攻音楽理論コース修了。

「2018年 『女声合唱とピアノによる日本の歌 郷愁に寄せて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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