10年後に食える仕事、食えない仕事

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  • 東洋経済新報社
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レビュー : 270
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492261033

感想・レビュー・書評

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  • グローバル化が進んだ社会でのキャリアの歩み方、労働環境の変化を分析した一冊。安い労働力に代替可能な重力の世界、能力至上の無国籍ジャングル、日本人らしさの生きるジャパンプレミアム、日本人を活かしつつ世界で活躍するグローカルと4つの象限に分かれていて明確だった。

  • なんか感覚論で行っている気がするなぁ。
    あと、現状と同じだったらという仮定が至る部分で
    ちりばめている気がするが、将来を語る上でここを仮定して
    いいものだろうかと感じてしまった。

  • これからどのようにキャリアが変わっていくのか良く分析されている本であった。日本人ならではの仕事と知識集約的技能集約的の二軸で上手くまとめていた。これからはコストの安いものを扱う営業や金融、プログラムなどは強いハングリー精神を持った外国人(恵まれた日本人では到底身につけられない)が仕事を持っていくだろう。しかし、価格の高い不動産や車、医者などは日本人という文化を共有できる人しか適さないだろうと述べている。さらに外国人は個人主義が多く、チームワークが出来ていないらしい。だから技能もナレッジとして集約されない。こういった弱みを意識しながら仕事をしていきたい。

  • 具体的な職種を示唆しているというより、大まかな分類で括っているので、自分がそれに当てはまるか少しわかりづらい部分がある。

  • 2×2の「田」の字マトリックス、縦軸に「スキルタイプ」横軸に「日本人メリット」を取る。

    縦横に、
    小×小「1.重力の世界;グローバル最低賃金に収斂する」
    大×小「2.無国籍ジャングル;勝ち残れれば青天井」
    小×大「3.ジャパンプレミアム;同じ日本人、という信頼感を活用」
    大×大「4.グローカル;士業など日本市場向けの高度専門職」
    に分類して、その傾向を分析する。

    面白いのは、2.→4.→3.→1.の潮流があるとしている点。

    例えば、多摩川の土手で二時間土下座して顧客に怒られ続けることも厭わない金融商品営業(3.へ分類)も、専門性を得る努力をしない場合は、1.に呑み込まれてしまうとしている点だ。

    正しい努力をするために知っておくべき労働市場マーケティングをコンパクトに得られたと感じさせてくれました。

  • 重力の世界に陥らないようにと感じた。今の私の仕事も、これからは外国人との勝負になるので、日本人だからこそできる物に進化させたいと思える、非常に良い内容の本だった。スーパーのレジ打ちやコンビニ店員などは、確かに、人件費の安い外国人でもできると納得。

    ただ、具体的対策を述べて欲しかったため、星は4つとしました。

  • 自分がどこの分類に属するのか、ヒヤヒヤしながら読んだ。
    悲しいかな、要するにもう"自助"のスタンスを確立させないと先が不安でしょうがない世の中なんだよなーと実感。

    でも同時に、「一身独立して一国独立す」と福沢諭吉は言うように、やっぱこの局面、ひとりひとりが立ち上がって、最終的に日本を支えていきたいなと思う。
    Noblesse obligeの精神を忘れずにいたい。

  • 採用のグローバル化に伴い外国人との熾烈な採用争いが繰り広げられると予測される仕事もあれば、日本人としてのメリットを生かしてグローカルに活躍できる仕事もある、というシンプルな切り口。
    日本人としての強みは何かといえば、
    1)日本独自のカルチャー素養
    2)スキル共有のチームワーク力
    3)顧客に寄り添うサービス力
    4)日本語ネイティブとしての恩恵
    5)対日本人営業における信用性、が挙げられている。
    日本のモノづくりスキルは優れていても、低コスト化の進む世界競争でジリ貧状態なのは確か。
    コモディティ化には危機感を覚える。

  • スキルが知識集約か技能集約か、日本人の特殊性が大きいかの2軸で重力の世界、無国籍ジャングル、ジャパンプレミアム、グローカルに分類
    138Pの判定チャートが秀逸。日本的なるものとしてチームワーク、サービス精神があるが、同意。
    2017.12娘の就職を考えて再読。日本人プレミアムとAIと。また変わるかもね。

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