10年後に食える仕事 食えない仕事: AI、ロボット化で変わる職のカタチ

著者 :
  • 東洋経済新報社
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本棚登録 : 316
レビュー : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492261149

作品紹介・あらすじ

前著は、週刊東洋経済の人気連載の書籍化企画。今回、新時代に対応した内容でブラッシュアップ!

ITを中心とするテクノロジー進化で変わる日本人の仕事。2020年からの10年間、あるいは30年間のリアル近未来にフォーカスし、職業の未来をカテゴリ別に徹底解説する。

●失業まっしぐら--検針員、運転士、外食・・・
●まず生き残れる仕事--ヒトの手先が生かせる建設、メンテナンス、接客、消防・・・
●うまくやれば生き残れる仕事--アナリスト、士業、教師・・・
★最強の選択肢「デジタル・ケンタウロス」になれ!

感想・レビュー・書評

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  • ルールが決まっていて、変数(データ)が限定された処理を行うとき、AIは最強であり、人間は太刀打ちできない。

    しかし、データが未知数であったり、決まったルールがなく、人間の感覚に頼った作業はAIは苦手である。

    (1)創造ワーク、(2)感情ワーク、(3)信用ワーク、(4)手先ワーク、(5)ボディワーク
    は今後も自動化されないであろう仕事である。
    これらの仕事は人間同士の関わりあいがあって成立する仕事だったり、単調ではない複雑な作業を必要とする仕事だったり、現場に行って臨機応変に対応しなければ成立しない仕事である。

    AIに強みがある仕事は消えていくが、AIと人間どちらにも強みがある仕事で、どうAIと向き合っていくかが重要になってくる。
    AIから提供されるデータを有効に活用し、より高い生産性を発揮できるデジタルケンタウロスになることが求められる。

  • 非常に現実的なAI解釈。
    納得の一言。そしてコロナ前の2020年1月というのがポイント。
    日本のIT化の遅れは本書の指摘どおりだが、激変の時代を迎えたことで
    一気に加速するとみている。
    その視点で本書の悲観箇所を丁寧に読み取り楽観的に見積もれるとみている。
    つまり、日本の未来は非常に明るい。

    生産性なんか簡単にあがるはずだ。
    実現不能のような数字が掲げられた2025年までに一気にIT化が進む楽しい時代になると本書の悲観に反して感じることができる。

    それだけ判断材料になる話があり、今のところうまくいくとみている。
    ただ、二極化は避けられないだろうし、ディストピア感に確実に近づく流れは今後の政治時代である。

    なお、作者の批判を超えた悪口気味の口調が耐えられるない人には読みづらい。

  • 食えなくなる仕事について、なぜ食えなるなるのか?そして、食えるように変わるための考え方などが具体的に書かれている。
    その考え方がすごく面白かったです。

  • こまかくかかれていて分かりやすいです。

  • 200730*読了
    部下から借りて読んだ本。
    AIに仕事を奪われるというけれど、いったいどの仕事がなくなって、どの仕事は残るのだろう?という疑問を持っていたので、この本を読んで納得。
    自身の仕事も早晩なくなりそうな気がしているため、新しい道を考えなくてはな、と危機感を持ちました。
    わたしが目指そうと思うのはデジタルケンタウロスと職人プレミアムの間、かなぁ。
    人間にしかできないことって何なのか、を考えて、これからの仕事を選んでいこうと思います。
    GAFAをプラットフォームとしている仕事(楽天でのネットショップ)などは今は搾取される小作人なので、それだけに頼る生き方は確かに怖い…。
    キャッシュレス、ペーパーレスは早く進んでほしいものです。

  • コミュニケーション力、アート、創造、感情を読む

  • Twitterでの超合理的な発言やニュースサイトに注目していた方の著書。今後の人生を考えていくために購読。
    書いてあることについては、ほぼ全て納得。今後の社会の変化を捉えていく中で、頭の整理ができて読んで良かったです。
    取材と数字に裏打ちされた内容はさすがのもので、自動運転やレジ打ち等、一見すぐにでも自動化させた方が良く見えるものでも、できることできないことの線引きがしっかりされていて大変勉強になりました。
    これまでの約10年の社会人経験で、幸運にもデジタルケンタウロスになっていける材料は揃ってきているはず。後はそれをどう活かしていくか、引き続き考え続けなければならない……

  • 人の心に火を灯すより

    【気づき】
    ・人間の強みが不可欠となる仕事タイプは5つ
    1創造ワーク
    2感情ワーク
    3信用ワーク
    4手先ワーク
    5ボディーワークに要素分解することができる。



    ・人間の強みとAIあのロボットの強みを横軸に知識集約的な技の集約的顔縦軸にとると、テクノロジーの影響等に応じて全ての職業は5つに分類できる。


    《デジタルケンタロウスエリア》高位二極化

    人間ならではの信用、感情、想像が不可欠
    高度な日本語、コミニケーション力を使う
    ツールとしてのIT/AIを駆使してアート勝負


    [芸術家、教育者、研究者、法務関係、プロデューサー、臨床医(内科外科歯科)記者、作家、編集者等]




    《手先ジョブエリア》低位不安定
    消極的人間ジョブ(機会化困難領域)
    同時進行のイレギュラー業務
    人間の手先が必要不可欠
    できれば機械化したいが困難

    [裁縫スタッフ、荷受陳列スタッフ、ピッキングスタッフ、メンテナンス職、ハウスキーパー清掃員、タクシー配達員、会食、ウエイター(配膳片付け)]


    《職人プレミアムエリア》中位安定

    客が人間作業に付加価値を感じる
    おもてなし系サービス業、匠の職人
    緊急出勤して臨機応変に事態を収める


    [ホテルマン、セールスマン、通訳介助員CA、料理人、コールセンターオペレーター、駅員空港スタッフ鉄道車掌、パイロット機体整備士、警察消防救急自衛隊、プログラマーなど]


    《AI、ブロックチェーン失業エリア》中高位漸減

    既存の中核業務が自動化し、人間を上回る
    人間は少数精鋭化し、残りの業務を担当
    変化のスピードは国の規制政策次第



    [司法書士行政書士、税理士、公認会計士、薬剤師、学校教員、広告マン、小売店系、経理財務、証券アナリストなど]

    《ロボディスク失業エリア》中高下降&失業

    単純定型マニュアル業務
    機械やAIに置き換わって激減、消滅する
    他職種への転職が容易で失業率が低い時期は社会問題にならない

    [キャッシャー、ホテルフロント、スポーツ審判、航空会社地上スタッフ、郵便配達員、鉄道運転士、トラック運転手(高速道路)、宅配の配達1員(地方)、郵便配達員、金融業事務員ら行政事務員など]





    ・新しいテクノロジーが世の中を変えるには、4つの壁を乗り越える必要がある。
    ①技術②コスト③既得権④リーダーシップ



    【to do】
    ・今ある世の中の仕事がAIに取って変わるかどうか予想してみるのは面白いと思った。

    テクノロジーが進まない理由の1つはペーパーレス化。
    これはペーパーレスで解決しないのかと言う視点で世の中を見てみようと思った。
    例えばアップルで買い物した場合
    レシートが上手入りますかそれともメールで送りますかと言う質問はさすがだなぁと思った。

  • ・シンギュラリティなんて嘘っぱち。人間の脳は謎が多く、解明されていないのにどうやって人間の脳を超えるのか?具体的にどの要素で超えるのか?論理破綻している。シンギュラリティとは、AIの研究者が研究費を落としてもらうための嘘ではないか?

    ・岡田と広島へ行った。岡山と広島へ行った。人間だと両者の違いは分けるけど、AIは誤訳する。AIには人間界の常識をインプットさせなければならない。 

  • よく、「将来AIに置き換わり、人間の仕事でなくなる職業」が話題になります。本書は、その理由についても丁寧に述べています。

    AIの得意な業務は、一定の専門的ルールに基づいて判定し、正確に処理すること。

    仕事を5つのカテゴリに分けて、各カテゴリの特徴と、どんな仕事がそこに当てはまるかを解説しています。ロボットやAIに置き換わって失業するカテゴリから、人間の強みを発揮し、人間とAIの相乗効果が期待できるカテゴリまでの5カテゴリです。

    10年後、20年後の日本人の雇用について書かれた、最終章が最も面白かったです。また、「GAFA小作人」という表現も、言い得て妙だと思いました。

    ファイナンシャル・プランナーという仕事は幅広く、「ロボティクス失業」になる業務しかしていないFPもいる一方で、職人的なFPもいます。仕事内容からすると、AIを使いこなすデジタルケンタウロスにもなり得る業務でもあるので、ぜひ目指したいものです。

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著者プロフィール

渡邉 正裕(ワタナベ マサヒロ)
ニュースサイト『MyNewsJapan』(mynewsjapan.com)のオーナー、編集長、ジャーナリスト。
1972年東京生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、日本経済新聞の記者、日本IBM(旧PwCコンサルティング)のコンサルタントを経て、インターネット新聞社を創業。一貫して「働く日本の生活者」の視点から、雇用・労働問題を取材、分析、提言。著書に『企業ミシュラン』シリーズのほか、『10年後に食える仕事 食えない仕事』『35歳までに読むキャリアの教科書』『若者はなぜ「会社選び」に失敗するのか』『トヨタの闇』など多数。

「2020年 『10年後に食える仕事 食えない仕事』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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