- Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492313305
作品紹介・あらすじ
力士も会社人間だった!総当たり制にしないのも、外国人力士が増えたのも、八百長問題が噂されるのも、合理的な理由があるのです。
感想・レビュー・書評
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大相撲を経済学からよみとく。経済学を大相撲からよみとくのではない。逆だと思って、経済学の勉強にと思い手にしたが違った。が
なかなか面白い。
大相撲の特異性がきちんと論理的に説明されている。
「力士は会社人間」であることや「大相撲が生き残る道は、スポーツとして競争するのではなく、伝統的要素を最大限に生かして生き残る」との見解は納得。
また、舞の海が本書解説において、「力士の待遇は本書でイメージされるより実力がものをいう割合が高いように思います」との実感を述べているのも興味深い。
本書著者の「お寺の経済学」も読んでみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
芸舞妓や大相撲という日本伝統文化の世界は、どのように成り立っているのか。東洋経済新聞社から発行されている、次の図書が参考になる。
西尾久美子「京都花街の経営学」(2007)と、中島隆信「大相撲の経済学」
(2003)――ちくま文庫(2008)にもなっている。
いろんな課題を抱えている世界の存続の意義などを再考するうえでも、一度ひも解いてみては・・・。 -
慶応大学商学部教授。
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大麻で騒がしいから、とかそういうんではなく、
今度観戦するからなんとなく読んでみようかな
と思って借りてきました。この方は○○の経済
学という本をシリーズとして出しているようで
す。
意外にも力士は年功序列だったり、給与体系が
まるで会社員のようだったり、興味深い。 -
今まで相撲なんて全然興味がなかったけれど、こういった切り口で語ると、面白いと思う。
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このような1つの切り口で物事を整理する能力はすばらしい。同じようなことをプロレス業界でできるかな?二番煎じ?
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本。