- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492314760
作品紹介・あらすじ
「マイナス金利って何?」「TPPで日本は成長できる?」
「なぜ消費税を上げる?」「円安で景気はよくなる?」
今さら聞けない「経済の基本の基本」が、この1冊でいっきにわかる!
Q&A方式だから、読みやすい。ポイント付きだから、わかりやすい。
本当に役に立つ「超入門書」が遂に登場!
【本当にきちんと説明できますか?】
Q.デフレはなぜ続いたんですか?
Q.TPPで日本は成長するんですか?
Q.円安で景気はよくなるんですか?
【実際に多く寄せられる質問から厳選!】
Q.マイナス金利って何ですか?
Q.国の財政は大丈夫なんですか?
Q.なぜ消費税を上げるんですか?
【読めば、ニュースがよくわかる!】
Q.軽減税率って何ですか?
Q.ブラック企業って何ですか?
Q.「新興国」は本当に成長しているんですか?
経済学をきちんと勉強しなかった人、「日経新聞」がイマイチよくわからない人、
もう一度、勉強しなおしたい人、全員におすすめ!
新入社員からベテランまで、全員に役立つ「基本の基本」が満載。
60の疑問とすべてのポイントが、巻末「特別付録」に総まとめで、ひと目でわかる!
この1冊で、「最低限知っておきたい経済の常識」をいっきに身につけよう!
感想・レビュー・書評
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経済について知識があまりない人、少し知ってるけど基礎を学び直したい人にオススメの本。
各章ごとにテーマが割り振られており、それぞれのテーマに対してありがちな質問をもとに経済について説明する形となっている。
2016年の書籍なので最新の情報ではないが、それまでの日本の経済がどのように動いてきたかを易しい解説で知ることができる。
個人的にはいくつか疑問点が残るところがあったが、そのような疑問が得られたことはこれからの学びにプラスになると思うので結果的には読んで良かったと思う。 -
【資料ID】 97171160
【請求記号】 322.107/I
【OPAC URL】https://opac2.lib.oit.ac.jp/webopac/BB50082449
こんなことを質問したら、「大人が何をいまさら・・・」と言われそう…。
そんな方におすすめな経済入門編の本です。子供に説明するような平易な言葉でやさしく解説してあるので、経済はちょっと苦手…という方にはもってこいです。しっかり読み込んでみると、あれ?勘違いしていたかも、という気づきがあるかもしれません。 -
わかりませんでした。
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経済に関する理屈を詳しく理解しようという目的には向かず、そういえばこんな考え方もあったかな、という復習に使える一冊。読んでいると、日本の直面している課題が薄っすら見えてくる。
人口が減り、しかしGDPを上げるためには労働生産性を上げる必要がある。労働生産性とは、付加価値÷労働人口で求められ、GDPは、労働生産性×労働人口と置き換えられるからだ。つまり、日本では労働生産性向上が課題であり、その為に、企業の投資に対し、能率化を要件とした優遇税制措置が取られるようになる。 -
経済学者の著者が経済の仕組みと問題点について60項目にまとめわかりやすく解説した一冊。
本書を読んで、物価や為替や税金など経済について仕組みや今話題の原発やアベノミクスについて、そして次世代のこれからの問題点が子供にもわかりやすくという視点から書かれていて理解しやすく、インフレや円安などについての知識が誤解だらけであると感じました。
巻末には各項目のポイントも整理されており、再度復習することもでき、理解が進みました。
また、バナナを用いたマイナス金利下での景気への効用が無意味であることの説明は非常にわかりやすく、腑に落ちました。
また、本書を読んで昔と比べて国家の収益構造が輸出産業頼みだったものから変化してきているなども知ることができました。
本書は経済のことがわかるだけでなく、多額の借金を抱え少子高齢化が進む日本においての問題点についても多く提議されており、これから先私たちが生きていくうえで知っておくべきことが書かれていると感じました。
日本の将来に多くの難題があると感じましたが、ただ現状に嘆き未来に悲観的になるのではなく、本書の内容を知識として知っておくことと一人一人が意識することによっていい方向に変えていけるのではないかと感じた一冊でした。 -
たしかにやさしく書かれていて、疑問にも明確にはっきり答えが書いてあります。
その一方、著者の政治的ポジションが透けて見える部分もあります。
今の社会保障はおじいさんが孫のクレジットカードで買い物をするような状態、と指摘しつつ、原発のごみなど、政治が本気になれば処理場所などすぐ決まると言い切るところ、先送りしている意味では同じ気がします。
答えはひとつではない。
そのことを身の回りの疑問にはっきり答えてもらった上で考えるきっかけになるかもしれません。 -
とにかく雑。
平易な概念はわかりやすく書かれているのに、難しい概念は、ほとんど説明がない。
ちっとも易しくないし、まったくもって優しくない。
まとめも下手だし。
エネルギーや環境に関する記述については、とくにその傾向が強い印象。
羊頭狗肉という言葉がよく似合う本だと思います。 -
アベノミクスは、偽薬効果で一時的に景気が良くなるがこれは、眠れない患者に「よく効く睡眠薬です」と言ってビタミン剤をわたすと本当に眠れるような効果。
黒田東彦総裁は「ピーターパンは飛べるかどうか疑った瞬間に永遠に飛べなくなる」しかしいくら飛べると思っても、飛ぶ能力がないと飛べない。ゼロ成長になっても維持できるように財政や社会保障を改革すること。
菅首相が思いつきで浜岡原発を止めて、その穴埋めでLNG(液化天然ガス)の輸入が増え貿易赤字が大きくなった。
TPPは安倍政権の経済政策として最大の効果。
安倍政権になってよくなった経済指標はほとんどないが雇用だけはよくなっている。しかし失業率が下がり始めたのは2010年からで安倍政権のおかげではない。
インフレとは、労働者に気づかれないように賃金を下げる方法。
アベノミクスの沈没した最大の原因は、賃下げにより消費不況を招いたこと。
政府が唯一の「アベノミクス」として誇っている雇用回復は月給ベースのサラリーマンが減り時給ベースの非正規社員が増え、賃金が下がり雇用が増え失業率が下がったのが実態。
安倍政権の3年間の成長率は2.4%で、あの民主党政権の5.7%の半分にもならない。 -
良く耳にする豊かさ、物価、円安、雇用、格差、アベノミクス、税金、エネルギー、財政、社会保障について丁寧に解説されている本です。税金の章で述べられている軽減税率については政権与党である公明党が頻りに口にしていますが、OECD(経済開発協力機構)はこの税率を止めるように勧告しているらしいです。知らなかったな~。。。