子ども格差の経済学

著者 :
  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492314999

作品紹介・あらすじ

塾通いでどのくらい差がつくのか?
ピアノ、サッカーといった習い事にはどんな効果があるのか?
日本の子どもたちはどんな塾・習い事に通い、いくらお金をかけているのか?
なぜ日本の中学生の約半数が塾通いをしているのか?
スポーツや芸術でプロの道に進むための条件は何か?
子どもが習い事をやめたいと言ったらどうすべきか?
なぜ幼児期の教育が大切なのか?

格差研究の第一人者によるが、塾と習い事が生む格差を徹底分析。
最新のデータと研究結果から、親と社会ができることを提言する。

感想・レビュー・書評

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  • SDGs|目標4 質の高い教育をみんなに|

    【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】 
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/712931

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00578569

    テーマ4 質の高い教育をみんなに

    習い事や塾は人生に影響を与えるのか?
    塾通いでどのくらい差がつくのか?
    ピアノ、サッカーといった習い事にはどんな効果があるのか?
    日本の子どもたちはどんな塾・習い事に通い、いくらお金をかけているのか?
    なぜ日本の中学生の約半数が塾通いをしているのか?
    スポーツや芸術でプロの道に進むための条件は何か?
    子どもが習い事をやめたいと言ったらどうすべきか?
    なぜ幼児期の教育が大切なのか?

    格差研究の第一人者によるが、塾と習い事が生む格差を徹底分析。
    最新のデータと研究結果から、親と社会ができることを提言する。(出版社HPより)

  • 教育を誰が負担すべきか、という議論をするなら、
    結論ファーストで書いたほうが分かりやすいかも知れない。
    データは非常に興味深い。
    直接、生データ見て仮説だてするのが楽しいのだ。

  • データや数字がたくさん掲載されているんだけど、で?。という感じ。習い事に、関する考察も当たり前というか、うーん、それだけじゃないんだよなー。と物足りなさを感じた。

  • 全体的に統計データの解説と見方な感じでそこから、そこから発展する内容が少なかった。
    ただ、子供を公立で育てるにしろ、塾に行かせる文化になっているということは分かった。

  • 塾や習い事のような学校外教育が親の負担のもと盛んに行われている日本の教育への提言。公立学校で学力をつけるために、国が教育に資金を提供する。家庭では、芸術や文化スポーツなどの学校外教育に経済負担する。小中学校は小学校区、高校で中学校区、大学で大学区制にする。いい提案である。財務省の財布の紐が固いのでなかなか実現しないのだが。

  • 取り上げているデータは、目を通す価値があると思いますが、文章には、見るべきところ(読むべきところ)が少なかったように思います。
    データの読み取りに関する記述についても、どこに着目すべきか、どのように解釈すべきかの基準が、随分と主観的な印象を受けました。

    と書いてきて思ったのですが、科学的であろう、客観的であろうという著者の心意気は垣間見えるものの、結果としては、恣意的、主観的なものに仕上がった印象です。
    そのあたりを考慮して読むのが、この本の適切な読み方かもしれません。

  • 【資料ID: 1117021984】 371.3-Ta 13
    http://opac.lib.saga-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB23920574

  • 東2法経図・開架 371.3A/Ta13k//K

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著者プロフィール

京都女子大学客員教授,京都大学名誉教授
1943年兵庫県生まれ。
小樽商科大学,大阪大学大学院を経て,ジョンズ・ホプキンス大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。京都大学教授,同志社大学教授を歴任。元日本経済学会会長。
専門は経済学,特に労働経済学。フランス,アメリカ,イギリス,ドイツで研究職・教育職に従事するとともに,日本銀行,経済産業省などで客員研究員を経験。
和文,英文,仏文の著書・論文が多数ある。
〔主要近著〕
『日本の構造:50の統計データで読む国のかたち』(講談社,2021年)
『教育格差の経済学:何が子どもの将来を決めるのか』(NHK出版,2020年)
『“フランスかぶれ”ニッポン』(藤原書店,2019年)
『日本の経済学史』(法律文化社,2019年)
『21世紀日本の格差』(岩波書店,2016年)
『フランス産エリートはなぜ凄いのか』(中央公論新社,2015年)

「2021年 『フランス経済学史教養講義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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