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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784492315620
作品紹介・あらすじ
経済学が何倍も面白くなる!
農業革命から人工知能まで、世界は経済の力に動かされてきた。
多様な経済学の魅力を伝える、すべてのビジネスパーソン必読の書!
世界14カ国で刊行! 2023年ノーベル経済学賞受賞者絶賛!
古代のエジプトやローマでは、生産性を高める発明がなぜ生まれなかったのか?
日本のエリート層に武士の姓を持つ人が多いのはなぜだろうか?
ハイエクとケインズの、不況に対する考え方の違いとは?
戦後の数十年間に、格差が縮小した理由とは?
収入の多さは幸福度を左右するのだろうか?
経済発展や経済学の歴史とその確立に貢献した人物を振り返りながら、
これらの問いへの答えを見つける壮大な旅に出よう。
「経済学に関する本を1冊だけ読むなら、明解で洞察に満ちた、注目すべき(そして短い)この本だ」
ーークラウディア・ゴールディン、(2023年ノーベル経済学賞受賞者)
「今日の経済について理解したい人にとって、必読の書である」
ーーベッツィー・スティーブンソン(ミシガン大学経済学部教授)
「経済学に興味はあるけれどもよくわからないという人は、本書から十分に学ぶことができるだろう」
ーーキャロライン・ホックスビー(スタンフォード大学経済学部教授)
みんなの感想まとめ
経済学の歴史を時系列でわかりやすく整理し、読者に新たな視点を提供する一冊です。古代から現代に至るまでの経済の変遷を追いながら、農業革命や人工知能の影響、著名な経済学者たちの考え方を比較することで、経済...
感想・レビュー・書評
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経済学の歴史が時系列でわかりやすく書かれているので、整理して理解することができた。
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タイトルに惹かれて。
もっと人気が出てもおかしくない本だと思いました。
歴史は政治史から語られることが多いですが、経済史から語られるとこんなに面白いんだー!と新たな発見です。
私はとても面白く読みましたが、夫にも読んでもらったところ、難しいとか、わからないことが多いとか言われてしまったので、とっつきにくさはあるかもしれません。
ケインズとハイエクの比較にはニヤリとしてしまいました。
タイトルの通り、「超凝縮」ではありますが、ざっくりと全体像を知ることができ、有益な1冊でした。 -
久しぶりに脳が喜んだ。経済学なんて今まであまり興味がなく、どちらかといえば縁遠いものだったが、読み始めたら面白くて、第5章まで一気読みした。そこで一息ついて、ちょっと違和感のある部分に遭遇した。その後はじっくりと読み進み、なかなか味わい深い本だと思った。
こういう切り口で人類史を語ってくれた本に初めて出会えたことに感謝。 -
佐賀大学附属図書館OPACはこちら↓
https://opac.lib.saga-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BD1002094X -
世界の事象について超のレベルで博識であるが、日本にありがちな「知っている知識量」ではなく、深く体系化されている点で稀有な経済学者。経済学が面白くなるし、社会への現実的な理解が深まる。
1.「比較優位の法則」リカード→サムエルソン
現代経済学の根幹を支える考え方。一人・一国が全てを作るより、分業をすることで生産性は圧倒的に高まる。この考えで、関税障壁を小さくする努力より世界経済は発展を遂げてきた。
自国の強みに特化する政策が最重要。
(1)成熟すると、引き揚げるべき産業にも補助金で維持する要求が強くなる
(2)トランプ関税は明らかにこの理論に反する
2.格差を放置しない
自然に任せると、資本利回りは成長率より大きいので、資本家が優位な所得を獲得し、社会格差は拡大する。ピケティr >g
人々の求める価値も、金銭的経済価値から、「幸福」に移りつつある。どう捉えるか、新しい経済学の課題。
3.「市場の失敗」経済学の永遠の課題
日本の経済学では「公害問題」ぐらいでしか取り上げなが、本書では経済学の進歩は、市場の失敗の克服と同義。AIと環境問題を経済学はどう取り込めるのか。
4.「偉大な発明・イノベーションのうんちく」
コンテナの発明は有名。世界貿易拡大の必須な仕組みとして不可欠。世界のグローバル化を支えた。詳細は「コンテナ物語」を勧めたい。またクレジットカードも空港でのチケット代金支払いの簡素化が始まり。全て潜在ニーズから出発した。
5.「人々の欲求は自己実現(マズロー)」
それは消費では得られず、「仕事=生産」に携わることで獲得できる。一部のエリートが社会の権威・権力を独占する社会は時代に合わなくなっている。北欧型の民主主義体制を実現するか、さもないと「ポピュリズム」により社会は乗っ取られてしまう。
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初めて読んだ経済学の本を読みました。
歴史で習ったことが色んな面で経済に繋がってることを知りとても面白かったです。
下記のコメントが一番印象に残りました。
完全な民主主義国どうしのあいだで戦争が起こったことは、歴史上一度もない
※ポリティプロジェクトやエコノミスト・インテリジェンス・ユニットによる定義では、市民の自由が守られ、民主的な政治文化が浸透し、司法権の独立と報道の自由が保障されているのが完全な民主主義国であるとされる。 -
経済のザックリした歴史や、経済学の発展の流れを叙述した本。
様々な論点には触れているものの、何かを問うような内容ではないため、議論が散発的であり、「この経済学者の説を紹介することで何が言いたいの?」という点が多々ある。また、現象や出来事の因果関係等の説明を単純化しすぎている記述も多く、色々とツッコミたくなった。
色んな切り口や、経済学から派生した専門分野が紹介されているから、その入口としてはいいのかもしれない。 -
全体的に読みやすくて、ダメになったけど、後半はやや難解だったかも。
読んでる時は、「なるほど」と思っても、具体的なところが頭に残りづらかったかもしれない。それは、僕が経済の話にまだ馴染めていないからなのか、あるいは翻訳本であることが影響しているのか。
全体を通して、自由貿易が世の中の進歩に貢献する、という論調だったようには、感じた。だとすると、やはり今のトランプ大統領がやろうとしている関税政策は、愚の骨頂という事なのだろう。 -
配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。
https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=10283182 -
この手の本で大事なことは、ストーリーなのだと改めて思う。
どのような方向に向かって、どこから進んできたのか、を示すコンセプトが絶対に必要だろう。
そうしないと、各章の寄せ集めになってしまう(=つまらない教科書)。
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序章
第1章 出アフリカと農業の始まり
第2章 大運河、印刷機、疫病
第3章 帆船の時代
第4章 産業革命と国民の富
第5章 貿易、移動、技術の急発展
第6章 経済モデルと工場の近代化
第7章 第一次世界大戦と大恐慌
第8章 第二次世界大戦とブレトンウッズ
第9章 黄金の30年?
第10章 市場がすべて?
第11章 インフレ目標と格差
第12章 熱い市場と熱くなる地球
第13章 パンデミックとその後
第14章 経済と経済学の過去、現在、未来
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