経済学者たちの闘い エコノミックスの考古学

  • 東洋経済新報社
3.38
  • (2)
  • (2)
  • (8)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 66
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492370971

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ふむ

  • 経済学史をまとめた一冊。

    リフレ派の著者だけあって、学史が現代に近づくにつれて、リフレ派としての主張も目立ってくるが、経済学発展の歴史を学べる良書だと思う。

    過去の経済学者たちの主張と当時の経済的課題とを合わせてまとめられているのが良い。

  • ◎「日本経済復活 一番かんたんな方法」(勝間和代/光文社新書/2010)で紹介

  • 経済学史の専門家が、過去の経済学者の業績を解説し、過去の教訓を学ぶことから今後の経済問題を考える道筋を示す。

  • p.34
    海外直接投資が増えると経常収支は増える。
    所得−支出=経常収支
    所得=民間消費+民間貯蓄+政府収入
    支出=民間消費+民間国内投資+政府支出
    (民間貯蓄−民間国内投資)+(政府収入−政府支出)=経常収支

  • 経済学史の専門家が書いた経済学者の知的闘争の歴史。エコノミストミシュランが簡易現代日本版だとしたら、これは神話の頃からの世界プロレス叙事詩。もちろんこれも偏りや取りこぼしはあるだろうけど、まずは触れてみることをオススメする。平易な言葉で分かりやすいし。これ重要

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

早稲田大学政治経済学術院教授.早稲田大学大学院経済学研究科,トロント大学経済学大学院博士課程満期退学.著書に『経済学者たちの闘い』(東洋経済新報社)『危機の経済政策』(日本評論社)などがある.監訳書にマーク・ブライス『「緊縮」という病』(NTT出版)などがある.

「2018年 『ルールなき省察』 で使われていた紹介文から引用しています。」

若田部昌澄の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×