野球と銀行: なぜ日本は失敗したか

著者 : 木村剛 二宮清純

• 東洋経済新報社 (2003年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[若林 千尋さんの感想 · 2008年2月17日]

(単行本 - 2003/7)

[あちゃくんさんの感想 · 2006年4月22日]

それぞれスポーツと金融という活躍フィールドを持った論客が、往復書簡のような体裁で、そのフィールドから見た日本について語り合う。
二人の間に行きかう言葉から見えてくるものは、今後の日本・日本人にとって必要なもの。ルールに対する接し方、当事者意識、ヴィジョンを持つこと、リスクをとる勇気、などなど。
失敗したところから、立ち上がれるか。日本にはまだまだ可能性があると信じているのだが。

著者プロフィール

木村 剛
静岡雙葉中学校・高等学校教諭（理科・生物）。アメリカンフットボールに集中した大学を卒業後、横浜市立高校の教諭となる。教員、野外活動の実践、少林寺拳法、ベーシストなど多様な分野で活動を続けてきたが、舞台を静岡に移してからは、狩猟免許を取得、生徒と一緒に養蜂にも取り組んでいる。
著書に『学ぶキミを引き出す物理基礎』（企画/ 執筆協力、ラーンズ）、『アクティブラーニングに導くKP法実践』（分担執筆、みくに出版）。

「2024年 『シリーズ 学びとビーイング　４．学び続ける教師のあり方（Being）とは？』 で使われていた紹介文から引用しています。」