2010年の日本: 雇用社会から起業社会へ

  • 東洋経済新報社
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本棚登録 : 69
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492394564

作品紹介・あらすじ

大転換への覚悟はできているか!野村総合研究所(NRI)の総力を結集した提言書。

感想・レビュー・書評

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  • 最近は2010年が次のひとつの区切りの年として注目されているようです。21世紀最初のディケードですしね。

    副題は雇用社会から企業社会。この副題にも見られるとおり、2010年の"働き方"がひとつのテーマになっています。既に分かっている大量の団塊世代の退職者(セカンドライフ)、労働者人口の減少などをベースに分析されています。
    PEST分析なんかするととても暗い未来が待っているような気がする世の中で、やっぱりぱっと明るい光を与えてくれるものではありませんでした。そんな中で働き甲斐、生き甲斐は自分でみつけろ、という感じですかね。

  • 経済が鈍化していき、自殺者、犯罪者、リストラなど年々増加してきて
    日本は安全に国と有名だったが今ではそんなことも言ってられない気
    がします。フリーターやニートも年々増えていき、フリーターは日本で2
    00万人、ニートに至っては835万人いると言われています。今の時代
    何が起こるか分からないので他人ごとには言ってられません。僕も時代
    の波に飲み込まれないように強く生きていきたい思います。

  • <読んだ日>
    080102

    <概要>
    「2007年から徐々に退職を向かえる団塊自由人」、「働くモチベーションの変化」、「社会資本の創造的破壊」、「ユビキタスネット社会の浸透」の四つの観点から日本社会の構造変化を分析し、雇用社会から起業社会への変化を提唱している。そして起業社会で必要とされるのは、「自ら主体的な意思を持って考え、そして実行できる人材」であると主張している。

    <感想>
    社会の構造変化の分析は興味深かったが、最終的に主張されている「起業社会」・「起業社会で必要とされる人材」については、既に方々で主張されている内容と変わらないのではないか。特に大前研一の「ハイ・コンセプト」で主張されている内容とかなり似通っているのではないかと感じた。

    <行き先>
    amazon

  • 企業を利用するかぁ。しっかりとした意思をもって生きたいですね。

  • 人口構造・社会環境の変化から社会資本ストックの維持管理が困難になる/マイナスのマネジメント:社会資本の創造的破壊/減築・最適化/提携・M&Aの加速/大循環から小循環へ/200805

  • 読了

  • 『外資系トップの仕事力』で経営者たちが経験している世界とは異質な、日本という国のモチベーションの低さが垣間見られた。そのモチベーション・クライシスにおいて、モチベーションを再生する経営としての旭川動物園、ワタミファーム、フリーターのベースキャンプの例が印象的であり、刺激的だった。
    しかし、本書は「予測」したいのか現状の問題を「分析」して「改善」したいのか主旨が分かりにくい部分がある。

  • もう一度読んでもいいが。。。

  • 団塊世代の大量リタイヤ、労働者の就労価値観の変化、社会資本政策の混迷。2010年、日本はどのような美しい国?になっているのだろうか。投資の世界の将来を描いてみよう。きっと大局観にいい影響を与えているだろう。

  • 団塊世代のセカンドライフに起業の風!
    [MG]

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