伝説の教授に学べ! 本当の経済学がわかる本 本当の経済学がわかる本 勝間和代が本気で勉強したかったとても大切なこと

  • 東洋経済新報社 (2010年6月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (284ページ) / ISBN・EAN: 9784492395332

みんなの感想まとめ

経済学の本質を深く理解するための一冊で、著名な教授たちによる対談を通じて、デフレの原因や日本の経済政策の歴史的背景が明らかにされています。特に、消費者が貨幣とモノを合理的に選択するという考え方は、新た...

感想・レビュー・書評

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  • 2010年、民主党政権でデフレに対する日銀の金融政策が中途半端だとの意見を提示した1冊。浜田教授のおっしゃる経済学理論については、素人の私にはおそらく半分も理解できていないが、消費者は貨幣とモノを比較して、合理的と感じる方を選んでいる(消費するか、貯蓄するか)という考え方は、なるほどと目から鱗であった。また、若田部教授の経済学の歴史に関する説明も、難しいところはあったが、勉強になった。ところで、勝間さんは最近はあまり見かけなくなりましたが、どうされているのですかね?

  • 細かいテクニックはさて置き、インフレターゲットは必須であることを確認。

    菅総理は、デフレを終わらせる必要を理解しているようだが、同時に消費税を上げようとしている。
    これは、財務省に洗脳されているからか。

    それと、経済学が歴史を分析することで、いろいろと理論が発展してきているのが、おもしろい。

  • 「経済・金融の時事的話題から経済政策への理解を深めよう」

    所蔵情報
    https://keiai-media.opac.jp/opac/Holding_list/search?rgtn=076171

  • 浜田教授、若田部教授、勝間さんの特別講義と称した対談集。これまでの日銀の政策が、デフレを生みだし、日本を不景気に追いやったことを、学問的、歴史的に解き明かしている。個人的には、昭和恐慌の井上準之助
    の確信的なデフレ誘導と高橋是清のデフレからの劇的な脱出から暗殺に至る経緯が非常に興味深かった。

    他注目点
    ・あまりすぐに他の人の仕事を見るとアイデアが枯渇してしまう。まずは自分で精一杯考えろ。

  • デフレに対して「何もできない」「何もしない」を貫いた白川時代の日銀。その怠慢に対して、浜田教授は書簡をもって、かつて白川に警告を与えていた。本書はいわばその理由と解説書ともいえる。デフレに対する特効薬はシンプル。通貨流通量を増やし、金融緩和を行う。ストックではなく、フローを重視する。ちなみにそれを愚直に実行しているのが黒田である。

  • タイトルに惹かれて購入。
    するもしばらく寝かしてしまった一冊。

    最近は消費税のこととかでTVに露出してるので、
    おなじみになってきた浜田教授はじめ3人の豪華な共演。

    一つ一つの章から学べる内容は濃くて満足だけど、
    如何せんタイトルから期待しすぎてしまったので、
    もっともっとガツン!という何かが欲しかった><

    ちょいと基礎知識が無いと理解に時間がかかっちゃう部分もあるので、
    経済学の基礎はわかってて、これからもっと深めたいって人にお勧めの一冊。

  • 勝間さんは表紙の角度が一番美しいと思います。 それは置いといて。

    イェール大学名誉教授の浜田先生が今回の増税に対するコメントを時事ドットコムに曲解された、という勝間氏のブログからリファレンス。浜田先生が、かつての教え子にあたる前日銀総裁 白川氏にあてた書簡で幕を開け、高橋是清にはじまる日本の近代経済政策史もサラッと学べる非常にお得な一冊。

    国内の経済学者は、日本銀行に対する批判になった途端口を閉ざし、日銀内での「失敗を許されない」エリートの構造的問題をして、異学の禁と断じ、ハイパーインフレを盾に政策の硬直を唱える保守的で無責任なコメンテーターを、柿の種で国民からオニギリを取り上げるサルかに合戦のサルと喝破する会心の展開。 

    勝間さんは、質問リストがパンパンだったんだろうな。経済学と国民の幸せの為にガンガン訊いてくれます。 個人的には外国人投資家の日本景気に対する見方についての質問にはG8での総理に対する諸国の振る舞いと相まって、大いに萌えるところがありました。

  • 社長より推奨された本。経済学部出身だが、読むのに時間がかかった。何度も読み返しが必要。

  • 標準的な経済学の考え方を解説しながら、「日銀流」なるものの弊害を紹介する本。
    インフレターゲット信奉しかり、常識的な議論で非常に安心。

    「嘘でも100回繰り返せば本当になる」というのは、「本当のことでも100回繰り返さなければ伝わらないことがある」というのと同義かもしれないというのが一番の発見。本編とは外れるけれども。

  • 経済学に対するリテラシーを高めることが、今の政府、日銀がいかに愚策、怠慢かを知ることに繋がる。
    日銀はなぜデフレに対する動きが遅いのか、いやなぜ動かないのか。本書がこの問いに対して答えているようにも感じられた。
    非常に読みやすかった。

  • 伝説の教授に学べ! 本当の経済学がわかる本
    浜田 宏一 若田部 昌澄 勝間 和代著

    浜田先生の「アメリカは日本経済の復活を知っている」を読んで、少し前の著作も読みたくなり購入しました。
    こちらは、対話形式で分かりやすく解説されてました。

  • デフレ脱却やリフレなどから日銀総裁についてと、今まで知らなかったことにも目を向けることが出来た。
    社会の動きに興味を持つ事の一歩となるだろう。難しいことだらけの内容だったが、何度も読み込むうちにきっとわかるはずだと思った。
    勝間さんは本当に未来を予想できる素晴らしい女性だと思う。

  • デフレに対して日銀が無策だったという事がわかった

  • 読んでいて分かりやすかった。日銀の政策に対する批判の論点も明快で、読んでいるとなるほどという気になった。
    その一方でここに書かれている政策が本当に望ましい結果を生むのか疑問を感じた。経済学を学んだ訳ではないのだが、何か浜田先生や若田部先生の主張にも偏りがある気がする。
    くしくも日銀の総裁が変わり、インフレターゲットも取り入れられようとする中、彼らの主張が正しいのか見極めたいと思う。

  • 今、話題のインフレターゲット論者である浜田宏一の金融理論が、勝間との対話で、分かりやすく述べられてる。経済学のことを詳しく知らなくても、この本を読むと、今何が問題になってるのか、少しだけ理解できた気がした。
    基本的には、貨幣を増やせばデフレが克服できる、という。貨幣の価値が下がることで物価は上昇する。
    浜田は、自分の理論が世界標準であり、日銀の政策がグローバルスタンダードから外れてることを批判し続ける。
    日銀の白川総裁も、浜田から経済学を教わった生徒。その後、浜田はイエール大で教え、白川はフリードマンらのいるシカゴ大で学んだ。
    デフレーションがいかに悪であるか。そして、いかにしてデフレを止めるか。それがテーマ。日本のエコノミストがデフレの弊害について十分に理解していないと憤慨。
    そして、「金融政策だけでもデフレから脱却できる」と断言する。
    マジか?
    そんなに単純なのか?
    また、浜田は最初に法学部で司法試験に合格し、その後、経済学を学んだので、ロイヤーとエコノミストの関係についても詳しい。
    日銀に東大法学部出身者が多いことを危惧してる。アメリカだと、エコノミストはFRBに行くけど、ロイヤーにとってFRBは通過地点でしかない。
    また、アメリカの一流大学の経済学系大学院に日本人が殆ど入れなくなってしまった現状を危惧。いまや、中国人やインド人や韓国人が留学生の主流だという説明に、なるほどー、と思った。
    日本の競争力は至る所で弱まってる・・・。

    それにしても、この人の話は、アメリカのエコノミストの理論が基準で、それに従わない人は、グローバルスタンダードから外れた、ダメな人、みたいな論調。
    サブプライムローンやリーマン・ショックで世界経済を不況に突き落としたのはアメリカ経済だ。
    ビル・ゲイツみたいな1%の金持ちと、残りの99%との間に異常な格差が開いているのもアメリカだ。
    バーナンキやクルーグマンやマンデルが、どれだけ偉いか知らねーが、こーゆーアメリカ経済を崇拝するか?むしろ、スティグリッツが指摘するように、アメリカ経済やアメリカの社会構造には山ほど問題があると考えるのが普通じゃない?

    すでにマンデル・フレミングモデルは誤りだとの批判もある。京都大学大学院工学研究科の藤井聡教授は、マンデル・フレミングモデルはインフレであることが前提となっており、デフレにおいては全く通用しないと批判。デフレ下の日本では財政政策は無効にならないと主張。また、同研究科助教の中野剛志も、資金需要が不足しているデフレ下では金利の大幅な上昇はありえず、自国通貨高にはならないと主張してる。

    日本経済が外国みたいに5%や9%のインフレになったなら、急いでインフレ・ターゲットを実施して、貨幣の価値を安定させて欲しいけど、このデフレのときに、恣意的に貨幣の価値を下げてもらったりしたくない。
    雇用が増えるか?賃金が増えるか?分からないのに、貨幣の価値だけ下げてどうする?こっちは生活がかかってんだぞ!国民の生活は、エコノミストの実験道具じゃないぞ。

    世界的な業績があるとはいえ、こんな年寄りに、一国の金融政策、経済政策、を委ねるべきではない!

  • 普通に面白く書かれてるけどね。リフレについて簡単にまとめある。勝間嫌いの評価は低いようだけど、勝間さんが出ても、特段気になることはないけどね。

  • なんていうか、モヤっとしててようわからん。
    勝間がそもそもキライなのと、リフレ派も好きに慣れないので相容れない。浜田先生がなんか残念だわ。

  • 社交辞令の嵐です。

    「浜田先生は、勝間氏に教えることを通して、広くあまねく多くの人々に経済学の知見を伝えようとしました。」

    本当でしょうか。勝間さんが,人から素直に教えてもらうことができるのであれば、
    もっといい本がかけているはずです。

    経済学の本ではなく、経済評論の本かもしれません。
    社会科学との距離は大きいような気がします。
    評価は経済評論として星5つとしました。

  • 本屋でみかけて、軽く立ち読み。
    「勝間本」ということで期待せずに読み始めたのだが、面白かったので即購入。

    浜田教授、若田部教授、勝間女史の対談だが、両教授は岩田規久夫教授と似た意見をもっている。
    と思っていたら、どちらも岩田教授と交流があるらしい。
    道理で面白いと思うはずだ。

  • 「輸入デフレ理論」の否定の仕方は、頷けないが、
    「貨幣経済のワルラス理論」や「資産の一般均衡論」
    「インフレターゲット」など、経済の問題を考える上で、
    重要な概念が分かり易く解説されている。

    昭和恐慌に関する研究成果の部分は、単純に参考になる。

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著者プロフィール

浜田宏一(はまだ・こういち)
1936年、東京都に生まれる。第2次~第4次安倍内閣(2012~2020年)官房参与。イェール大学名誉教授。東京大学名誉教授。国際金融論に対するゲーム理論の応用で国際的な注目を浴びる。日本のバブル崩壊後の経済停滞については金融政策の失敗がその大きな要因と主張、日本銀行の金融政策を批判する。
1958年、東京大学法学部卒。1957年、司法試験合格。1960年、同大経済学部卒。1965年、イェール大学にて経済学博士号取得。
1969年、東京大学経済学部助教授。1981年、同学経済学部教授。1986年、イェール大学経済学科教授。2001年から2003年まで、内閣府経済社会総合研究所所長を務める。法と経済学会の初代会長。著書に20万部のベストセラー『アメリカは日本経済の復活を知っている』(講談社)、『経済成長と国際資本移動――資本自由化の経済学』(東洋経済新報社)、『国際金融の政治経済学』(創文社)など。世界の有識者による論考・分析を配信する国際的NPO「プロジェクト・シンジケート」定期寄稿者。


「2021年 『21世紀の経済政策』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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