ゲームが変わった

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  • 東洋経済新報社
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492395561

作品紹介・あらすじ

日本企業の活路はどこにあるのか。既存の土俵で技を磨くだけではもう、通用しない。新しいゲームにふさわしい戦い方を探る。

感想・レビュー・書評

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    製造

  • 産業における競争条件が変わり、これまでモノづくりで優位な立場にあった日本は、スタイルを変えていかなければ国際競争に勝ち抜くことが厳しくなっていることを解説した本。わざわざ詳しい分析を書かなくても周知の事実とは思うが。

    低コストで出てくる新興国の台頭が日本にとってはどうしても脅威であるわけだが、この本はその点を若干学者的な書き方をしていて、その環境下では何が課題か!とか、課題への対応策はこれだ!という分析やら示唆やらはたっぷりあるが、当事者から一歩引いた外野でやいやい言っているだけの様にも感じられた。
    PDCAサイクルでいえばPは十分だが、D以降につながる様な書き物ではないような。

  • 日本が今後システムとしてビジネス展開を海外で行うのは水、鉄道。
    企業は研究開発に注力するだけでは、収益を得ることはできない。その研究開発の成果を製品化し、市場に売り出す経路を見出し、収益を上げないといけない。
    デファクト標準は、市場での競争の後、ほぼシェアを独占した製品の標準のことを言う。事実上の標準。
    日本政府は基礎研究に資金を投じてそれを推進することを既に行っているが、さらなる充実が必要。研究者の質と量も増強する必要あり。
    シスコの買収戦略はA&D:Acqisition&Development
    インターネットの開発の役割を担ったのがRAND研究所。

  • 日本がかつての競争力を失いつつあり、世界市場の競争環境が変わった。いわばゲームが変わった。「物売り」主流のビジネスからオペレーションとメンテナンスを含めた「システムで稼ぐ」モデルに対応していくことが必要とのこと。そして東日本大震災により「危機管理」といいうファクターが加わりサプライチェーンや産業集積をどう考えるか提言している。

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著者プロフィール

専修大学経済学部教授。1987年早稲田大学大学院修了。同年、通商産業省(現・経済産業省)入省。1996年スタンフォード大学大学院修了。2001年、東京工業大学大学院経営工学専攻博士課程修了(学術博士)。経済産業省立地環境整備課長、産業技術総合研究所企画副本部長などを経て現職。イノベーションや産学官連携に詳しい。
著書に、『これから5年の競争地図』(東洋経済新報社, 2013)、『ゲームが変わった』(東洋経済新報社, 2011)、『日本の水ビジネス』(東洋経済新報社, 2010)、『環境ビジネス入門――環境立国にむけて』(社団法人産業環境管理協会, 2007)がある。

「2017年 『AIが変えるクルマの未来』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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