- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492444030
作品紹介・あらすじ
●米軍がアジアへのシフトを急ぐのはなぜか?
●北朝鮮が日本、韓国に急接近する理由とは?
●外国人投資家が日本株を買い控える理由とは?
↓
すべては中国のクラッシュに備えた行動である
バブル崩壊、シャドーバンキング問題による金融不安、深刻な公害による環境破壊……、史上最大級の経済危機から共産党の一党独裁体制は崩壊する。中国は分裂し連邦国家になり、朝鮮半島には統一国家が誕生する。ベルリンの壁崩壊→ソ連、東欧の解体と同様の歴史を変える出来事が、間もなく東アジアでも起こることになる。国際情勢分析の第一人者が最新の東アジア情勢を読み解く。
感想・レビュー・書評
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20150222
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(^▽^)/
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日々のビジネスの中で漠然と感じている中国経済崩壊の予感があった。それを著者の経験・知識と論理で説明してくれ、より説得力を増し現実のものとしてイメージできるようになった。
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読み始めると止まらなかった。中国崩壊論は以前から言われていたこともあって、中々崩壊しないからデマだったかと思っていた。しかし、この本では崩壊するという理由が理路整然と書かれてある。シャドーバンキングに始まり、人民解放軍、北朝鮮など周辺国も含めた広い視野で考えられている。しかも、それはただのスペキュレーションではなく、実際の諸外国の動きと関連したものとなっており非常に説得力があった。何よりも著者の豊富な経験に驚いた。正直何者?と思った。