ファンタジーランド(上): 狂気と幻想のアメリカ500年史

制作 : 山田 美明  山田 文 
  • 東洋経済新報社
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本棚登録 : 156
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (441ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492444528

作品紹介・あらすじ

【全米で話題のベストセラー、Amazonレビュー500件超】

ニューイングランド幻想、ジェファーソン:独立宣言、西部開拓:フロンティア精神、フォード:大量生産モデル、ディズニー:夢の王国建設、ケネディ:宇宙計画……

アメリカとは何か!? なぜトランプ政権を生み出したのか!?
新世界を信じた夢想家たちとその末裔が創り上げた、狂信者の国家の物語


【絶賛の声、続々!】

「卓越した洞察に満ちた歴史書。既知の出来事が斬新な文脈で描かれる」
ウォルター・アイザックソン(『スティーブ・ジョブズ』著者)

「絶対的に面白い。読めば興奮で脳が踊り出す」
スティーブン・ダブナー(『ヤバい経済学』共著者)

感想・レビュー・書評

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  • 自分が真実だと思えば、そう思うようになった理由や経緯にかかわらず、それは真実であり、誰もそれをとやかく言うことはできない、という考え方に至る。

  • 【アメリカは、夢想家たちによる夢の世界の創造物だ】(文中より引用)

    アメリカの歴史を「ファンタジー(幻想・空想)」という視点から大胆に論じ上げた作品。建国以来、エンジンにもなればトラブルの素にもなってきたファンタジーの数々をたどりながらアメリカの本質に迫っていきます。著者は、『ニューヨーク・マガジン』誌の編集長を務めたカート・アンダーセン。訳者は、英語・フランス語の翻訳家として活躍する山田美明とイギリスで西洋社会政治思想を学んだ山田文。原題は、『Fantasyland - How America Went Haywire: A 500-Year History』。

    端から見たときに「ぶっ飛んでるなぁ......」と感じられるアメリカの一側面を論理的に説明してみせた秀作だと思います。ファンタジーの有用性も見据えながらその問題点についても論じており、バランスの取れた作品であるとも感じられました。

    本書以後はアメリカのエンタメ作品への見方が変わりそう☆5つ

    ※本レビューは上下巻を通してのものです。

  • 本書は16世紀から始まったアメリカの歴史を読み解いた壮大な一冊である。内容があまりにも壮大であるため、フライヤーなどで簡潔にまとめることができないが、アメリカ人を知る上で重要な示唆に富んだ一冊である。

    アメリカの大衆は申し分ないほど人がよく、巧妙なペテンにすぐ騙される。(P・T・バーナム)昨今映画化されたグレイテストシャーマンのモデルになったバーナム氏もこう自伝の中で言っている。

    P126まで読んだ

  • 上巻はアメリカ国家成立から、1970年代まで。
    下巻はそれからトランプ政権まで。
    内容は長大でとてもすぐには整理できないが、本当にアメリカ国民はこの本に書かれているような幻想に生きているのだろうか?
    たしかにトランプ政権が成立するあたり、真実だとは思うものの、アメリカの生の情報がないだけに信じられないというのが本音のことろ。

  • 東2法経図・6F開架:253.01A/A46f/1/K

  • 現実的で理論的な思考の根本が幻想、という、軸で捉えたアメリカを書く本。
    なるほど、正しく間違えまくる国、ということなんですね…

  • 少し前に、「アメリカ」を読んだせいもあり、ものすごくおもしろかった。
    アメリカの各宗派のこともよくわかったし、「大覚醒」の位置づけや、薬の行商人のこともぼんやりとした知識に輪郭がついて気持ちよかった。

    資本主義が発達すれば、割と自動的に生まれると思っていたもの。たとえば、ショッピングモールやテーマパーク、郊外の家、広告、SF映画などが、アメリカという特異な文化だからこそ生まれた、というのはとてもおもしろい。

    日本はアメリカの影響を強く受けているから、上記のようなものを普遍だと思っているが、実は、イスラム圏ではどうなんだろう。
    それほど、ヒーローものや遊園地、広告といったものが、影響力をもってるのか、どうなのか、そこが気になった。

  • 分析的な本ではないが、アメリカの文化の背景を感じるのに優れた本

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著者プロフィール

カート アンダーセン
ベストセラーとなった小説『Heyday(絶頂期)』『世紀の終わり――ニューヨーク狂想曲』(早川書房、2000年)『True Believers(狂信者)』の著者。『バニティ・フェア』誌や『ニューヨーク・タイムズ』紙に寄稿し、『タイム』誌や『ニューヨーカー』誌で文化コラムや評論を担当しているほか、ラジオおよびポッドキャスト番組『スタジオ360』(ピーボディ賞受賞)の共同制作者兼ホストを務め、テレビや映画、舞台の脚本も担当している。『スパイ』誌の共同創設者、『ニューヨーク・マガジン』誌の編集長でもある。ハーバード・カレッジをきわめて優秀な成績で卒業しており、在学中は『ハーバード・ランプーン』誌の編集に携わっていた。現在はブルックリン在住。

「2019年 『ファンタジーランド(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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