mixiと第二世代ネット革命: 無料モデルの新潮流

  • 東洋経済新報社
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本棚登録 : 55
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492501627

作品紹介・あらすじ

SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)参加者の行動パターンはどのようなものなのか?無料サービスは、どのような収益モデルによって成功できるのか?-ビジネス・生活に大変動をもたらす「ネットコミュニティの新段階」を詳述した待望の本格版。「mixi・笠原社長との一問一答」「mixi参加者の詳細アンケート」付き。

感想・レビュー・書評

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  • 古すぎる

  •  mixiの特徴はリアルな基盤とバーチャルな特性を併せ持つことなのだとか、なので第一世代のネットコミュニティとは異なり、「荒れない」「穏やかな」ネットワークを保ちつつ、ある程度活発に情報の行き来がされることなのだ。2ちゃんねる掲示板などは匿名なので荒れ放題だし、リアルな関係を基本としているフェイスブックでは公なので自分をさらけだすことはできない。mixiの穏やかな関係性は貴重だとおもう。

  • mixi全盛期に書かれたもので、mixiの現状との乖離にひっかかるところはあるかもしれないが、クチコミの動機づけ要因、バーチャル-リアルの関係に言及している箇所は現在でも十分に説得力を有するものである。

    特に、CGMや無料モデルの問題点をこの時期に的確に論じていることは興味深い。
    また、最後に提示した「リアル×ネットワーク」という第三世代の概念は、「Facebook」等の到来を予見しているようにも感じられる。

  • もう最近では、Facebookが主流になっているからmixi とか使っている人って少ないんだろうな。
    両方使う程、みんな暇じゃないだろうし。もうmixi も消えるだろうな。日本のSNSというかICT文化がなくなるのを感じるが仕方がない。だって、mixiじゃ海外の友人とコンタクト出来ないからね。

  • ミクシィが従来のウェブサイトとどの様に異なるか、機能はどの様な意味をもつのかなどについて分析している本。
    ROM:RAMの比率がmixiでは(2006年当時)1:9となっており、SNSでのやりとりの双方向性を物語っているなと感じる。


  • mixiに関する考察が書かれた本。

    コミュニケーションの観点からmixiを観察し新たなコミュニケーションツールとしてのmixiとそこから新たなコミュニケーション手段に関して提言しています。

  • インターネットは生き物だから段々風化されちゃう本なのかもしれないけど、SNSのすごさを改めて思いました。mixi研究関連の本がまだ少ないのでいいと思います。

  • 日経書評061119

  • 仕事用:SNSをビジネスで捉えたときの参考書。学術的な見方でのmixi(SNS)分析がなかなか面白い。

  • 2006.9.17 購入

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