the four GAFA 四騎士が創り変えた世界

  • 東洋経済新報社
3.66
  • (30)
  • (73)
  • (54)
  • (11)
  • (4)
本棚登録 : 1049
レビュー : 84
  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492503027

作品紹介・あらすじ

Google、Apple、Facebook、Amazon――GAFA。

GAFAが創り変えた世界の姿とは。
激変を予言した著名教授が断言する、次の10年を支配するルールとは。
米国発、22カ国で続々刊行のベストセラーがついに日本上陸!

【本書の3大テーマ】
GAFAはなぜ、これほどの力を得たのか
GAFAは世界をどう支配し、どう創り変えたのか
GAFAが創り変えた世界で、僕たちはどう生きるか

【GAFAが生み出した「新ルール」とは】
・「崇高なビジョン」を掲げる
・「利益」はいらない
・法律は「無視」できる
・競争相手は「資金」で踏みつぶす
・人間の「本能」を刺激する
・ほとんどの人は「農奴」になる ……など

【本書の主な内容】
・GAFAはなぜ、これほどの力を得たのか?
・GAFAが狙い打ちにする「人間の本能」とは何か?
・GAFAに共通する「8つの覇権遺伝子」とは何か?
・GAFAは世界を、どのように創り変えたのか?
・GAFAに続く「第五の騎士」は現われるのか?
・GAFAが創り変えた世界で、僕たちはどう生きるか?……など

【著者紹介】
スコット・ギャロウェイ(Scott Galloway)
ニューヨーク大学スターン経営大学院教授。MBAコースでブランド戦略とデジタルマーケティングを教える。
連続起業家(シリアル・アントレプレナー)としてL2、Red Envelope、Prophetなど9つの会社を起業。
ニューヨーク・タイムズ、ゲートウェイ・コンピューターなどの役員も歴任。
2012年、クレイトン・クリステンセン(『イノベーションのジレンマ』著者)、リンダ・グラットン(『ライフ・シフト』著者)らとともに
「世界最高のビジネススクール教授50人」に選出。
Youtubeで毎週公開している動画「Winners & Losers」は数百万回再生を誇るほか、
TED「How Amazon, Apple, Facebook and Google manipulate our emotions
(アマゾン、アップル、フェイスブック、グーグルはいかに人間の感情を操るのか)」は200万回以上閲覧された。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • GAFA - Google, Amazon, Facebook, Appleがいかに傲慢で支配的であるのかを滔々と語った本。GAFAが強大であるのは知っての通りであるが、それがいかにして支配力を維持して高めているのかを熱意と敵意を込めて語っている。
    著者は、彼らをヨハネの黙示録に出てくる支配者にちなんで「四騎士」と呼ぶ。彼らが他の人々が考えているほどには善良であるとは著者は考えていない。四騎士の存在は、政府や法律も超えているように思われ、その傲慢さによって暴走しないように四騎士同士の対抗心に抑制を期待している。

    以下、GAFAそれぞれについて見ていく。

    ・Amazonは、小売業界を破壊しようとしている。全米の52%の世帯にAmazon Primeは浸透している。いまや固定電話よりもAmazon Primeの方が多いくらいだ。
    Amazonがゼロクリックオーダー(ユーザが欲しくなるであろうものを送っておいて、不要なものを返品する方式でAmazonにより特許が取得されている)が完成すれば、小売業界は大きな変革を迫られるだろう。小売業の大きな転換点を見ているのかもしれない。ホールフーズの買収はそれに向けた一歩として店舗兼倉庫となる拠点の確保という意味合いを持っているという。オンラインだけではなく、オフラインも含めて小売りの世界を支配する。Amazonは消費者の山ほどのデータを使ってそれを実現するだろう。
    Amazonの強みは他の小売業が太刀打ちできない安い資本コストが得られることが挙げられる。これはベゾスのストーリーテリングの能力の賜物でもある。そういえば他の企業では致命傷になりそうな携帯端末事業での失敗もすっかり忘れ去られている。ベゾスは失敗を推奨しさえする。大胆であること(Bold)を奨める。歴史的には大胆さが報われている。おとなしいことには代償が伴うのだ。本当に奇想天外なことは、ばかげているのではなく、大胆なのだ。空飛ぶ倉庫やドローン配送なども先んじて取組みを見せて機先を制している。今ではAmazonのやることにとって投資が大きいものであれば、大きいほどよい。なぜなら競争相手は指をくわえてそれを見ているしかないからだ。「莫大な資金がかかるために他社ではできないことで、我々が他社を出し抜けることは何だろうか」と考える。
    Amazonはクラウドの世界でも(AWS)、メディアの世界でも(Amazon Prime Video)大きな存在感を見せる。さらにはサーバ業を自ら手掛けたように、運送業も自ら手掛けるようになるだろう。そのときには、Fedex、DHL、UPSなども競争相手(捕食対象)になる。
    Alexaによる音声インタフェースへの進出も見事だった。Amazonは安い資本コストとハードウェアで利益を得る必要がないというメリットを存分に生かして他社を出し抜きつつある。
    著者によるとAmazonが最初に時価総額一兆円を達成する企業になるだろうと予測する。

    Appleは、高級品として自らを位置づけることで、最も長く生きながらえる可能性が高くなっている。世の中の高級品ブランドを見るとそのことが理解できる。ジョブズを失ってもAppleの収益性はさらに磨きがかかっているのは自らを高級品ブランドとして認知させることに成功したからだ。成功の基礎は、当初酷評されたApple Storeによるものが大きいと著者はいう。それこそがジョブズが自らの製品を単なるデジタル製品として見ていなかったことの証である。iPhoneの利益率とその他のAndroidスマホの利益率の違いが、それが贅沢品であることを示している。
    それにしてもジョブズ帰還後のAppleの革新は思い返すに飛び抜けていた。2001年以降の10年間において、iPod、iTunes、iPhone、iPadを新しく生み出した。
    著者はジョブズにはその品性を含めて厳しい評価をしている。チャリティーに興味がなかった、娘の認知をしなかった、など。ジョブズが教祖然としてあがめられていることにも皮肉な目を向ける。Appleが犯罪捜査のためにスマホのデータを司法が見るためのバックドアを作ることを拒否したことに対しても批判的だ(そのことでずいぶんと世間で非難されたようだけれども)。
    テクノロジー企業は短期間で大企業になれるが存続する期間も短かったと指摘する。Appleはテクノロジー企業の軛から離れて高級品ブランドを売るようになった。それによりAppleは他社が容易には追いつくことができない深い溝を掘ることに成功した。
    著者は、AppleがGAFAの中で22世紀まで存続する可能性が一番高いと予測する。

    Facebookは、利用者数の観点では史上最も成功した企業である。その数は20億人、地球上の約1/4の人と関係を持っている。その数は中国人よりも、カソリック教徒の数よりも多い。人々は毎日50分以上の時間をFacebookとInstagramとWhat's Upに費やしているという。そのことでFacebookはマーケティングファネルの一番上の認知に影響力を持つこととなった。
    Facebookはプライバシー問題で騒動を起こしたが、とにかく利用者のことをよく知りうる立場にある。150の「いいね」で配偶者よりもよく理解することができ、300の「いいね」で本人よりも理解することができるといわれている。Facebookは規模とターゲティングの両方を併せ持つ初めてのメディア企業となった。GoogleとFacebookは今や最大のメディア企業でもある。
    一方で、Facebookは自らをメディア企業とみられたくないのだと著者は言う。彼ら自身がメディアとしての公共責任を負いたくないからだと批判する。かつてニューヨーク・タイムスの取締役にもなっていた著者はメディアの中立性や責任を強調し、Facebookのことを金がすべての企業だと批判する。よほどフェイクニュースやケンブリッジ・アナリティクスの件が気に入らなかったらしい。

    Googleは、人びとから得られているその信頼から神にも比されている。
    GoogleはAppleが高級品ブランドになるのとは逆に公益企業となった。どこにでもいて、あるのが当たり前の空気のような存在になりつつある。そのために常に独占禁止法の対象になっている。
    Googleは、インターネットの発展とともにさらに発展する可能性が高いと予測する。「誰もがうつむいてスマホを見つめ、Googleに祈りをささげる」

    上記の四騎士には共通する8つの要素があるという。①商品の差別化、②ビジョンへの投資、③世界展開、④好感度、⑤垂直統合、⑥AI、⑦キャリアの箔付けになる、⑧地の利、である。著者はこれを一兆円企業になるためのTアルゴリズム (Trillion Algorithm)と呼んで、著者が保有するコンサル会社のツールやビジネススクールでの講義に使っている。この中でも優秀な人材確保のためにGAFAに採用されることがその後のキャリアの箔付けになると認知されることは本当に重要だ。

    ここまで四騎士 - GAFA、のそれぞれの企業について著者らしい態度で解説してきた。そもそも著者としては四騎士に対してはその成功を評価するものの、よい印象を持っていない。「それまで考えられなかったスピードで価値を生み出して発展した大企業は、ある種のペテンや知的財産の盗用犯していることがよくある。四騎士もまた例外ではない」というのが著者の押しなべての批判になる。
    著者の大きな懸念は、これらの四騎士がその企業価値に比して実質的な雇用を産まないことだ。Amazonは多くの雇用を支える小売業から雇用を奪っている。一握りの大金を握る支配層と貧困にあえぐ下層に分かれて、かつてアメリカが理想とした中産階級の消滅を嘆いている。ビリオネアになるのはかつてないほど容易だが、ミリオネアになるのはかつてないほど難しい時代だという。著者自身は明らかに成功者である。シリアルアントレプレナーであり、ビジネススクールの人気教授でもある。そして根っからのリベラルである。Appleに対してその莫大な利益から無料の教育機関を創設するべきだと進言するくらいリベラルだ。だから雇用を奪う四騎士のことが心から好きにはなれないのだろう。リベラルはGAFAのような会社が条件抜きで好きなのかと思っていたのだけれど、冷静に考えると彼らはすでに支配者であり、リベラルが好きな解放者ではなくなっているのかもしれない。もちろん、IBMやMicrosoftの例を持ち出すまでもなく四騎士が将来においても盤石であるということでもない。それでも、この四騎士がかつてないほど強大な影響力を持つ企業になっていることは間違いない。その他の企業にとってはいまやどう戦うのかでなく、多くの場合はどうやって協力関係を取り結ぶのかということが課題となっている。

    著者は四騎士に対抗する第五の騎士についても言及している。Alibaba, Tesla, Uber, AirBnB, Microsoft, Verizon/AT&T/Comcast/Time Warner, などを挙げているが、彼らとて大きな雇用を産むわけではない。Uberは大きな雇用を産んでいるけれどもその多くは低賃金のドライバーで本書では「農奴」とまで呼んでいる。ちなみにVerizon/AT&T/Comcast/Time Warnerはとりあえず触れただけという感じで、ろくな分析はされていない。ずいぶんと期待されていないということなのだろう。

    最後にこれからの若者に対するアドバイスとして、大学、それもよい大学に行けという。身も蓋もない学歴主義だが、実際そうなのだから仕方がない、と。もちろん、授業料の高騰への批判は忘れない。また、ちゃんと20代、30代の頃に株式などに投資しなさいという。好きなことでなく、得意なことでキャリアを築きなさい、ともいう。好きなことをやりなさいとは言わないのかとは思うが、妙に現実主義者でもある。また、①人前で失敗しても平気でいられるか、②売り込みは好きか、③大企業で働くスキルに欠けているか、と問う。大企業で働くスキルがなく、①と②の能力を持っているのであれば、起業するのも悪くない、と自分のことを振り返って伝える。大企業で成功するにはユニークなスキルが求められるということだ。そのスキルがあるのであれば、リスクを考えると大企業にいるのは悪い選択ではないと。皮肉屋だけれども、どこまでも現実的である。

    ちょっと批判バイアスがかかりすぎのような気がするが、ある意味「リベラル的」健全さを持った現状解説になっている。ものすごく意外な分析はなかったが、GAFAまとめて整理するにはよいのでは。

    ※リベットの実験の解釈が少々おかしいと思うのはご愛敬というところか(人は無意識にクリックする)。

  • Appleは神とセックスに近づくための贅沢品。
    贅沢品を欲しがるのはなぜか。それは自然摂理と、そこから生じる欲望。力を持つ象徴となり美には見えないパワーが有る。
    アップルの贅沢さはシンプルであること。これこそが究極の洗礼であるう。テクノロジー企業から高級ブランドへ転換するというジョブスの商売人

    FBは150回のイイネであなたを丸裸にする。
    Googleは全知。
    IQ140超える人で宗教に満足するのは6人に一人(嫌でもこれも錯覚資産か?)

    知ることはよきこと。古代から人は知識に魅了されている。
    Googleを信頼し、Googleに秘密を打ち明ける。

    脳・心・性器を標的にする四騎士の共通点
    -商品の差別化
    - ビジョンへの投資
    - 世界展開
    - 好感度
    - 垂直統合(流通の営業販売等)
    - AI
    - キャリアの箔付け EQ

    電話の普及75年テレビ13年アングリーバード35日
    自分を伝えるメディアの準備が必要
    経済保証が無いままあっという間に50歳をこえることは多々ある。

    豊かさの定義は不労所得が生活費を上回った状態のこと。
    好きなことではなく得意なことでキャリアを気づき、不満を口にしない。人は辞め方を覚えていある。

    セクシーな仕事は儲けが少ない。
    アルファベットのどの段階に居るかを把握する。

    企業のライフスタイル段階で求められるリーダーシップは変わってくる。
    起業時、成長中、成熟期、衰退期
    アントレプレナー、ビジョナリー、オペレーター、プラグマティスト

    ここが面白い。
    アントレプレナーはストーリーテラー。同じことを何度も繰り返し、伝えず。リスクは見ない。
    ビジョナリーは夢を売らなくてはいけない。伝える。
    オペレーターはビジネスを完成させる、誠実さを滲み出して株式よりも給与を好む。
    プラグマティストは閉塞感を打ち破る思考の習慣のことでよりコストダウンしたり、現状の把握と問題解決向きな人。



    GAFAは間違いなく2010年代をかけ抜けた企業である。
    私は四騎士が好きだし、今後どのような未来を見せてくれるのかがとても楽しみである。
    次世代の企業が打ち勝つ未来も楽しみにしている。

    いつの時代だって先鋭的な企業は神とも悪魔とも言われる。
    それは仕方がない、ただ、情報のスピードの速さは企業のスピードの速さにも比例する。
    今後、このスピード感が体感できるうちは感じていたい。

  • GAFAと呼ばれるITジャイアントの4騎士、Google ・Apple・Facebook・Amazonに関する論考は多く出されているが、本書はGAFAがどのように新たなルールを作り出し、現在の権益を確保するに至ったかについて、彼らに批判的な目線をベースにした論考である。

    彼らが生み出した新たなルールは「法律は無視できる」、「競争相手は資金で踏みつぶす」、「ほとんどの人は農奴になる」というようなサルトル並に「嘔吐!嘔吐!」と叫びたくなるようなものばかりであるが、そうしたルールを批判的に捉えることと、それでもそのルールが強固に存在する以上はそのルールの中でどう生き抜くかは独立した問題であり、本書はその両面に一定の答えを与えている。

    私見ではGAFAの存在は明らかに独禁法等、公正競争に基づくルールで何らかの規制を課した方が良いレベルで自由な競争を歪めつつある。残念ながら自国からGAFAに匹敵するプレーヤーを生み出せなかった欧州では、欧州住民のパーソナルデータの保護に関するGDPR:一般データ保護規則の適用により、何とかGAFAの欧州での勢力を封じ込めようと必死になっている。それを負け犬の遠吠えと見るか、負け犬ならではの最後の戦い方、と見るかは人それぞれであろうが、戦略論として考えれば、使えるものは何でも使って競争に打ち勝つ、という思想は誤ってはいない。

  • 四騎士がつくる新しい世界

  • 四騎士になぞらえられるGAFAも万全ではない。会社は古くなり、優秀な人材は公開前のオプションを求めて流出する。あの無敵に思えたIBMもマイクロソフトも落日を迎えた。第五の騎士として出てくるのはアリババかテスラかウーバーか、、、

    ・グーグルとアマゾンは脳に、フェイスブックは心に、アップルは性に訴えかける、という図式はやや単純化しすぎだが、経営学のプロらしい分析とNYタイムズに対する個人的な思い入れが熱い(著者はグーグルに記事の引用を許しているのはよくないとして、知人のファンドマネージャーに株を買わせて取締役会に乗り込んだりもしている)

    ・アマゾンはマーケットプレイスの売上が40%を占めている。
    アレクサに電池のおすすめを聞くとアマゾン・ベーシックのものを勧めてくる。
    ホールフーズの店舗はアマゾンの配達拠点となると同時に返品場所にもなる

    ・iPhoneのシェアは18.3%にすぎないが、業界の利益の92%を占めている。OSの分布を地図にしてみるとマンハッタンは全面的にiOS、ブロンクスにいくとアンドロイドなど貧富の差がはっきりしている。iPhoneは持ち主が完璧に近い存在であり、性的な魅力があるというシグナルなのだ

    1999にジョブズがアップルに戻るとすぐ、GAPのブランディングを向上させたCEOのミッキードレクスラーを役員会に迎えた。その二年後、最初のアップルストアが出店された。インターネットの時代に逆行していると嘲笑されたがこれこそがアップル製品を高級品へと押し上げることとなった。現在でも店舗1平方フィートあたりの売上は5000ドルで、小売業では最高である(二位はコンビニだが50%の差がある)

    ・FBはメディア企業なのだが、メディア企業の株価は一般に低いし、メディアを名乗ると内容に責任を持たないといけなくなるので名乗らない。しかし、メディアは通常バランスをとろうとする(左派の記事が多いと感じたら保守派の記事を載せるとか)が、SNSはクリック数を増やすために偏向していく。

    ・グーグルの成功はエリック・シュミットをCEOとして雇ったことだ。サン、ノベルでマイクロソフトに挑み、二回とも破れたシュミットにとって、ビル・ゲイツはモビーディックとなった。
    私たちにはグーグルのアルゴリズムの仕組みはわからない。しかし、それを自分自身の記憶よりも信頼しているし、自分のキャリアや人生を賭けるくらいに信頼している。

  • 新経済の覇者、GAFA.
    GAFAの文字を見ない日はないし、もはやビジネスマンである限り、GAFAを避けては通れない.

    読む前に、下記を期待して本書を手に取った.

    1)GAFAがはじまった/流行っている背景
    2)GAFAにどのように立ち向かっていくか
    3)あるいは、どのように立ち振舞っていくか(共存)

    GAFAがはじまった/流行している背景として、人間の「脳・心・性器」をターゲットにしたから、というフレーズには納得.
    GAFAに対してなんとなく思っていたことをうまく言語化された.

    短期間であっという間にこの世を創ったGAFAであるが、GAFAも設立時は敵いそうもない大企業が世の中にたくさんあった.
    その中で、「運」を含めた時代の変遷を見て爆発的に人の心(愛)をついて拡大していった.


    第10章 GAFA「以後」の世界で生きるための武器
    については、いわゆる「よく言われること」ではあるが、改めて読み返したい章である.
    GAFAに続く第5の騎士の記述もうまく言語化されていて、(長編なので掻い摘んでw)改めて読み返したい.

  • Google ・Apple・Facebook・Amazonそれぞれが何故巨大になり得たか、特長は何かなど。各社をヨハネの黙示録の四騎士に準えて紐解いていく。

    Amazonは狩猟本能に訴えている・Apple製品の所持は性的アピールになっているなど、「進化心理学の見地からすると、成功するビジネスはどれも、体の3つの部位のどれかに訴えかけるものだ。その3つとは脳、心、性器である」という視点から語る点は面白い。

  • GAFAの客観的な分析を期待して読んだのですが、主観的な悪口で埋め尽くされてます。読み物としても、とっても気分が悪くなる本でした。私も買った張本人ですが、なんでこんなに売れてるんですかね?

  • 読後に充足感が無い。

  • ・GAFAの悪評に目を向けさせている
    ・が、それで?の先がない

全84件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

スコット・ギャロウェイ
ニューヨーク大学スターン経営大学院教授
ニューヨーク大学スターン経営大学院教授。MBAコースでブランド戦略とデジタルマーケティングを教える。
連続起業家(シリアル・アントレプレナー)としてL2、Red Envelope、Prophetなど9つの会社を起業。ニューヨーク・タイムズ、ゲートウェイ・コンピュータなどの役員も歴任。
2012年、クレイトン・クリステンセン(『イノベーションのジレンマ』著者)、リンダ・グラットン(『ライフ・シフト』著者)らとともに「世界最高のビジネススクール教授50人」に選出。
Youtubeで毎週公開している動画「Winners & Losers」は数百万回再生を誇るほか、TED「How Amazon, Apple, Facebook and Google manipulate our emotions(アマゾン、アップル、フェイスブック、グーグルはいかに人間の感情を操るのか)」は200万回以上閲覧された。

「2018年 『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

the four GAFA 四騎士が創り変えた世界のその他の作品

the four GAFA 四騎士が創り変えた世界 Kindle版 the four GAFA 四騎士が創り変えた世界 スコット・ギャロウェイ

スコット・ギャロウェイの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ベン・ホロウィッ...
リンダ グラット...
有効な右矢印 無効な右矢印

the four GAFA 四騎士が創り変えた世界を本棚に登録しているひと

ツイートする