知識創造企業

制作 : 梅本 勝博 
  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (401ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492520819

感想・レビュー・書評

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  • 第2章 感動 合理論 演繹的 経験論 帰納的
    経験論の否定。純粋な魂、精神にのみ真実、知識がある。我と客体。我のみ真実を考える。パブリック:自分とは別の他人の尊重。永遠の真理。
    経済論、経営論の中の知識。

    日本的知識 刹那的。

    テイラー 人間を機械的に見ている。
    メイヨー 人間的組織 経済活動

    ---
    3章 コンテキスト シンタックス形式的・量的とセマンティクス意味的
    P88 we can know more then we can tell. ゲシュタルトの構築。インタラクティブな知識

    シャノン 情報 P135?注釈 経験からの知識はノイズ。情報、意味のまとまり、粒度


    メタファ アナロジー モデル 行動による学習 内面化 対話表出化
    メタファ アナロジーの違い

    SECIモデルとそれぞれの知120

    ヒエラルキー ヘテラルキー

    122 最小有効多様性 必要十分な多様性
    127 自己組織化 自律組織 カオス 組織移動で知識移転
    128 正当化された真なる信念
    222 生産技術 製品設計
    GE スピード シンプル 自信 キャノン三自
    236 真 美 善 248 適応は適応能力を締め出す
    278 要素技術 体系知 製品コンセプト 概念知
    295 日本 西洋 組織比較
    307 体験 理解 身につけ
    312 ラグビースタイル 欠点
    328 マニュアル化 331 332
    333 暗黙知 移転コスト
    346 ソフトウェア産業
    348 ヒエラルキー 活用 タスクフォース 創造
    350 アンケートの問題 running lean
    353 ダイコトミー
    357 試行錯誤 幻想
    知識創造企業 読了 まとめ 弁証法 国際感覚 日本の良さ悪さ

    アーキテクチャは演繹的に決まるか、経験的 帰納的に決まるか。
    いつ頃アーキテクチャを固めるか。方針変更はどうなるか。

  • 履修したかった経営学文献レビューのテキスト

  • ●知識創造の3つの特徴
    1)表現しがたいものを表現するために比喩や象徴が多様される。
    2)知識を広めるためには、個人の知が他人にも共有されなければならない。
    3)新しい知識は曖昧さと冗長性のただなかで生まれる。

    ●個人知から組織知へ
    我々は組織的知識創造という言葉を使うが、個人の自発的行動とグループ・レベルでの相互作用がない限り、組織それ自体では知識を創ることはできない。

    ●知識創造の主役
    知識創造はだれが責任をもって行なうのだろうか?日本企業の特徴は、知識創造の任務を独占する部署や専門家グループがいない、ということである。第一線社員、ミドル、役員の全員がそれぞれの役割を果たすのである。しかし、それは役割が同じということではない。新しい知識は、彼らのダイナミックな相互作用の成果なのである。
    知識創造プロセスにおけるミドル・マネジャーの役割は重要である。彼らは、第一線社員の暗黙知とトップの暗黙知を統合し、形式知に変換して、新しい製品や技術に組み入れるのである。日本企業で実際に知識創造プロセスを管理しているのは、ミドルマネジャーなのである。

    ●日本企業の知識創造の特徴は、せんじつめれば、暗黙知から形式知への変換にある。ある個人のきわめて主観的な洞察や勘は、形式知に変換して社内の人たちと共有しないかぎり、会社にとっては価値がないに等しい。日本企業は、とくに製品開発でのこの暗黙知から形式知への変換が得意なのである。

  • ハイパーテキスト型組織、つまり、プロジェクト・チーム、ビジネス・システム、組織ベースというレイヤーに要員を分けて配置する考え方が面白い。

  • 特に組織論の参考に。

    要再読。

  • この本は知識創造の場を考える身としてとてもためになる。

  • 企業における知識そのものではなく、「知識の創造」プロセスに着目した研究が画期的、とのこと。



    <目次>
    第一章 組織における知識 ――序論
     1 競争力の源泉としての知識に関する最近の議論
     2 日本的知識創造の特徴
     3 暗黙知を形式知に変える
     4 知識創造の三つの特徴
     5 知識創造の主役
     6 ここからの旅路
    第二章 知識と経営
     1 知識とは何か
     2 プラトン vs. アリストテレス ――西洋認識論の基礎
     3 デカルト vs. ロック ――大陸合理論 vs. 英国経験論
     4 カント、ヘーゲル、マルクス ――統合の試み
     5 二〇世紀における「デカルトの分割」への挑戦
     6 日本における「知」の伝統
     7 経済・経営理論における知識 ――はじめに
     8 経済理論における知識
     9 経営・組織理論における知識
     10 新しい統合を目指して
     11 組織的知識創造理論の必要性
    第三章 組織的知識創造の理論
     1 知識と情報
     2 知識創造の二つの次元
     3 知識変換 ――暗黙知と形式知の相互作用
     4 知識変換の四つのモード
     5 知識の内容と知識スパイラル
     6 組織的知識創造を促進する要件
     7 組織的知識創造のファイブ・フェイズ・モデル
     8 まとめ
    第四章 知識創造の実例
     1 歴史的背景
     2 ホームベーカリーの開発をめぐる最初の知識創造スパイラル
     3 第二の知識創造スパイラル
     4 知識創造を促進する要件の強化
     5 まとめと含意
    第五章 知識創造のためのマネジメント・プロセス
     1 トップダウン・マネジメントとボトムアップ・マネジメント
     2 ミドル・アップダウン・マネジメント
     3 三つの経営モデルのケース・スタディ
     4 ナレッジ・クリエイティング・クルー
    第六章 新しい組織構造
     1 伝統的な組織構造への批判
     2 統合の試み ――軍事組織の事例
     3 統合を求めて ――ハイパーテキスト型組織
     4 花王 ――ハイパーテキスト型組織へ「移行している」ケース
     5 より完璧なハイパーテキスト型組織としてのシャープ
    第七章 グローバルな組織的知識創造
     1 日産のプリメーラ・プロジェクト
     2 新キャタピラー三菱のREGAプロジェクト
    第八章 実践的提言と理論的発見
     1 主要な発見のまとめ
     2 実践上の含意
     3 理論上の含意

  • 学術的過ぎてよくわからなかった。
    この手の本を、普通に読み慣れている人にはキツイ。
    かなり読み慣れていないと、理解は難しいと思う。

    とはいえ、購入してしまったので、2度3度と読み直して理解に努めたいと思います。

  • 今さらながらの野中郁次郎、だけど今だからこその野中郁次郎でした。知っているつもりで積読で放置していたのを解消しました。いつもロナウジーニュやメッシ、そしてネイマールと優れた個を常に迎えつつ、でもチームとして一貫したサッカーに磨きをかけていて、しかもそれが個人の存在感をさらに光らせているバルサこそが組織の理想形か?と憧れているのですが、日本の会社もバルサになりうる、というかもはやバルサになっている組織もあるかも、と希望を持ちました。年末の青色ダイオードのノーベル賞受賞により、イノベーションにおける「個」VS「組織」というテーマにもまた注目が集まっていますが、単純にアメリカ型になるだけではない我々のブレイクスルーを創造するための背骨になりうる本だと思います。

  • 日本における…というか、世界的なナレッジマネジメントの巨匠・野中郁次郎氏。
    本書はその古典であり教科書的位置付けのもので、読んでおくべき一冊だと思います。

    …とはいえ、自分は本書の核となる内容がまとめられた「ナレッジ・クリエイティング・カンパニー」という論文(ハーバード・ビジネス・レビュー掲載)は熟読したものの、本書は拾い読み程度ですが。

    知識創造理論は、1990年代に野中氏らによって提唱されたもので、日本企業のイノベーション事例の成り立ちを分析したことから始まりました。
    調査の結果、欧米的な考え方では日本のイノベーションの説明が十分にできないという疑問が生じ、欧米的組織は形式知を用いる情報処理型であるのに対し、日本的組織は暗黙知から形式知への変換を行う知識創造型であると結論付けました。

    このような経緯から、知識創造のスパイラル・プロセスを示した「SECIモデル」が生まれます。
    そこでは、知識には「暗黙知」と「形式知」という二つのカテゴリーに分けられ、両者の相互作用(暗黙知⇒暗黙知:共同化、暗黙知⇒形式知:表出化、形式知⇒形式知:連結化、形式知⇒暗黙知:内面化という4つの段階)を経て、新たな知識が生み出されると指摘しています。

    また、知識創造の特徴として、①表現しがたいものを表現するために、比喩(メタファーやアナロジー)や象徴が多用される②個人の知識が他人にも共有される③新しい知識は曖昧さと冗長さのなかで生まれるということです。

    哲学的な内容を多く含む上、400ページにもなる書籍ですので、読むのは結構大変だと思います。
    なお、本書の“ケーススタディ”編として、「イノベーションの本質」が大変読みやすく、知識創造のプロセスが具体的に13事例紹介されており、ミドルアップダウンの重要性なども理解できると思いますので、そちらと合わせて購読されることをオススメします。

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著者プロフィール

野中郁次郎(一橋大学名誉教授)

「2019年 『賢者たちのダイアローグ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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