ビジネスモデル・イノベーション 知を価値に転換する賢慮の戦略論

  • 東洋経済新報社 (2012年7月31日発売)
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  • 本 ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492522028

感想・レビュー・書評

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  • ビジネスモデル・ジェネレーションのビジネスモデルキャンバスの照会や筆者が実践しているワークショップのレシピが紹介されている。

    キャンバスを
    中央(何を)
    右側(誰にどのように)
    左側(どんな能力と仕組みで)
    下部(どのような収益の流れで)
    という4つの要素で整理しており、この説明は分かりやすいと思った。

    ワークショップのレシピも参考になる。
    ワークショップは1日~3日かけてやっているらしい。

    9つの要素それぞれにストレステストということでSWOT分析をしていくやり方は興味深い。
    自分が主催している勉強会でも活用できそうなアイデアだった。

    全般的に、ビジネスモデル・ジェネレーションをより有効に活用する内容が書かれており参考になった。

  • Vol.172 知を価値に転換する賢慮の戦略論とは?
    http://www.shirayu.com/letter/2012/000346.html

  • 【由来】


    【期待したもの】

    ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。

    【要約】


    【ノート】


    【目次】

  • キーワード・キーフレーズ抄録。
    ・価値命題はビジョンと直結した「自分のありたい世界観」、すなわち主観、強い思いがベース
    ・社内昇進で選ばれたリーダーは、過去の経験に過剰適応した状態
    ・ビジネスモデルの核心は価値命題
    ・実行可能で結果が出せるものしか、戦略とは呼べない
    ・MBAでは、変化を先取りして生き抜く実践知は養えません
    ・官僚組織が比較的フラットであることも、トップダウンとボトムアップ型のアプローチの両方を機能させるのに貢献している。

  • 野中先生が関連する箇所は星5つに値する。

  • ビジネスモデルイノベーション(BMI)についてかなりの情報量で書かれているが、個人的には内容が難しくあまり頭に入ってこなかった。しばらく経ってから読み直したい。

  • 久しぶりのビジネス書。しかも自腹。図書館本に追われて積まれていたが読了。
    立ち読みしてたら、ゴーンさんのインタビューに引かれて購入。文章は、漢字が多く文体が堅いので読みにくい。インタビューのほかに、ビジネスモデルキャンバスの具体例がいくつかあったこと、「駅探」が筆者らのファンドのMBOによって東芝から独立した話、などが興味深かった。
    残念ながら、筆者らの考えを述べている部分はあまりおもしろくなかった。

  • TGLP

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著者プロフィール

野中郁次郎
一九三五(昭和一〇)年、東京に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業。富士電機製造株式会社勤務ののち、カリフォルニア大学経営大学院(バークレー校)にてPh.D.取得。南山大学経営学部教授、防衛大学校社会科学教室教授、北陸先端科学技術大学院大学教授、一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授などを歴任。一橋大学名誉教授。著書に『組織と市場』、『失敗の本質』(共著)『知識創造の経営』『アメリカ海兵隊』『戦略論の名著』(編著)などがある。

「2023年 『知的機動力の本質』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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