- Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492530498
作品紹介・あらすじ
思考のモラルハザードを打破し、自ら戦略シナリオを創造するための最強の実践的テキスト!シナリオのコアは「戦略エンジン」にある。
感想・レビュー・書評
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「戦略シナリオとは」には直接答えてはくれていない。
モラルハザードを回避するための戦略思考からスタート。
①3C、3Sをつかった戦略構造の洞察、具体的な方向性
②コア・バリュー創造のための、CE・CSの創造と実現
③収益基準、価値基準によってリストを伴う判断評価
の手順で考察していく。
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ご本人による研修を受けるにあたって、読みました。
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少し古いが内容/幹は不変的なもの。今後も確認や活用のために不定期で振り返りたい。
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第二部、参考になりまくった。
「利益を多く投資を少なく」の解像度が高くなった。
一方で、利益や投資は数値で完全に把握しきれる概念でないことがわかった。 -
戦略とは不確実な中で、ビジョンの達成までの方向性とシナリオを創ること。戦略的思考は、どのレイヤーでも必要。その主語によって戦略自体は変わるはず。
リスクのない戦略はない、というのは多くの企業が確かに実践できていないこと。新規事業に関わる立場上、新規事業にはリスクがある前提で、進まないといけないのでいかに不確実性を受け入れて意思決定できるか。ただ、不確実性をなるべく減らすためのリスク検証は必要。
思考トレーニングの章では、課題をロジックツリーで構造化する技法や、フェルミ推定もツリーで分解していき四則演算で計算できることが学べた。
具体的な戦略シナリオ策定に関しては、かなりもやもやしていたのが本書で整理された感覚がある。
3C分析自体は勿論しっていたものの、どんな場合でも誰を顧客と定義するのか?から始まり、それによって直接ないし間接的な競合も定義される。その競合の立ち位置を踏まえて、差別化できるかつ自社の強みを活かせるところに資源を集中させていく。
そこから、顧客へのコア・バリューを定義する。
新規事業のアイディエーションの際にもここからはじめなければコアな価値も体験もビジネスに昇華できないものとなってしまう。 -
バッサリと言い切ってるところが多い気がする。いい面もあり、悪い面もあるけども
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「戦略」とは何か?まずそれを理解する事が必要で、
その後は俗にいうPDCAを回していく。
"思考”の大切さを実感させられる一冊です。 -
会社の課題図書。
時期的にもマッチしていて、アクションを促される。前職の事例が描かれていて、その当時の社長の想いが社員に伝わっていなかった事を、ここで知る。切ないことだ。 -
教科書的な内容。実際のビジネスではロジックだけでは対応できない。MBA信奉者向け。とりたてて、目新しい内容はない。