ここが変だよ日本の管理職

著者 :
  • 東洋経済新報社
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本棚登録 : 78
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492531945

感想・レビュー・書評

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  • ホワイトカラーの生産性をあげるために「プロセスマネジメント」の導入を示唆する本書。
    わかっているようでわかっていない「マネジメント」や「プロセス」について、例話を交えながらわかりやすく解説している。様々な業種の本社部門の方におすすめです。

  • 外国人の著者が日本のビジネスについてアドバイスを述べた本です、著者自身が経営者でもあるのでその視点から「日本の管理職」についての根本的な問題を色々と挙げています。
    論理的な構成と分かりやすい文章で好感が持てますが惜しむべきは発行が2005年ということ、情報としては古いですが内容には満足できるものでした。
    むしろ「感情任せの根性論」や「残業するほど評価される社風」が社内に蔓延して困っているような人にはオススメの一冊です。

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  • 日本のホワイトカラーへのプロセスマネージメントの提言

    プロセスマネージメントは顧客価値を実現するために、「何をどんなふうに行うべきか」というプロセスに仕事を分解してそれを実行して行くもの。
    例えば、営業のプロセスでは、①キーパーソンの確認、②そのキーパーソンの価値観 、問題点を探り出すことがプロセスに含まれる。
    プロセスの評価には、「定量化」:曖昧さを無くして行動につなげる事が必要。例)50人の営業マンがいて、全ての案件の数が150だとした時に①のキーパーソンに会えた件数が30件だとすると、20%進捗していると捉える。だが、大事な事はこの数字ではなく、曖昧だった事を排し、事実を捉えなおす事。
    プロセスマネイジメントに挑戦して結果が出ない理由は、設計が間違っている事と、「実行させていない」こと。管理職にとっては、自分が設計した通りに部下を実行させるというのはとても重要な仕事、そのために評価が行われる。

  • 日本企業のホワイトカラーの特徴である、集団主義、精神論主義、根性主義に対するへのアンチテーゼ。

    それに対し著者は日本の世界に誇れる製造業が生み出したプロセスマネジメントをホワイトカラーにも導入するべしと主張している。

    私のこの意見には大賛成である。
    管理職、及び経営層に読んでもらいたいです。

  • プソセスマネジメントをしていないので、導入を進めているが、
    具体例が少なくあまりぴんとこなかった。

    日本の管理職を批判ばかりが目に付いた。

    2009.2.14

  • 読了

  • 2006/07/13
    \1500

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