負けない力 一流の仕事ができる人に共通する武器

著者 :
  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492533130

感想・レビュー・書評

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  • ○最後に成功する人は、他人に勝つこと以上に、自分に克つことに強く執着している
    ○頭角を現す人は、将来はこうなりたいという「夢やビジョン」、社会の役に立つという「使命感」、自分はこの事を大切に働くという「価値観」を持っている
    ○人は無茶をすると潰れるが、無理をしないと伸びない
    ○問題が発生したら、改善のチャンスを与えてもらったと考えるべき
    ○トラブルが起きたとき、他人のせいにして、批判や愚痴や悪口に逃げ場を見つけては駄目。まずは自分が真摯に受け止め当事者意識を持つべき。起きてしまった事実にどう対応するか考えるべき
    ○仮に失敗しても、「この問題のうち、どう改善をすれば良いか」を検証できれば、それは学習になり、失敗ではなくなる
    ○努力することで、成功は約束されないが、成長は約束される。つまり成長しない努力は止めるべき
    ○ビジネスの失敗の8割はコミュニケーションの不備。それを防ぐには、相手の価値観を認めること。つまり積極的な傾聴により、相手の考え方と人間性を正しく理解する。
    ○人間は自分に関心を持ってくれる人、自分を認めてくれる人には、自然と好意をもつ。
    ○人は人で研かれる。仲間のいる人間は強い。
    ○良き心友を作るには、積極的に、自分の快適空間から出なければならない。
    ○心友作りにも「自分はこういうことを目指している。こういう価値観を持った人間だ」という理念が大切
    ○伸びる人は、人の良いところを見て、盗んで学習して身に付ける。うだつの上がらない人は、人の弱点や欠点ばかり見る
    ○人間辛抱が大切。あきらめてはいけない。簡単にあきらめると、それがクセになる

  • 個人でも理念を持てという観点が印象に残った。

  • 「努力する事で、成功は必ずしも約束されてないが、成長は必ず約束されている」が印象に残りました。初めて新将命さんの本を読みましたが、他の自己啓発本に比べて感じるものが多かったです。

  • 過去の著書の繰り返しも多いが、基本的な考え方として、やはり参考になる部分は多い。
    豚の覚悟で仕事に取り組む。

  • 著者のその他の本と内容が被るところが多い。文章も若い世代へ向けてスキルとマインドを共に磨いていく事が書かれている。

  • ■書名

    書名:負けない力 一流の仕事ができる人に共通する武器
    著者:新 将命

    ■概要

    「1勝9分け」の働き方が仕事の質を変える!

    1勝9分けの働き方の「1勝9分け」とは、
    現実の勝敗のことではありません。

    1勝というのは、少なくとも自分には克つということであり、
    残りの9分けは、とにかく負けないようにする、
    仮に勝負に負けたとしても自分の心まで折れないようにするという
    ことです。

    どんなにがんばっても、
    自分が置かれている環境が悪ければ結果は出ませんし、
    その時々の社会状況や運もあります。

    だからこそ、不遇をかこっているときには内面を磨き、
    将来のための種まきをして、捲土重来に備えるべきなのです。

    最後に成功する人、一流の仕事ができる人は、
    他人との勝負に「勝つ」こと以上に、
    自分に「克つ」ことに強く執着しているものです。

    なぜなら、他人との勝負は、
    時の運や相手との力関係があるので必ず勝てるとは限りませんが、
    自分との勝負は、
    その気になれば100パーセント克てます。

    やるかやらないか、続けるか続けないかを選ぶのは、
    ほかの誰でもなく自分自身です。
    (From amazon)

    ■気になった点

    ・目標を持って生きる人は、何かをなすうえで一番重要な情熱を
     持っており、自分を高め、他者のモチベーションを高める事が
     出来る。

    ・以下の質問に即答できるかどうかが、その人が目的と目標を持って
     生きているか、なりゆきまかせでいきているかをはかるリトマスシ
     である。

      ・人生の理念と目的は何か
      ・何を目標として生きているのか。
      ・これから何をしたいのか。
      ・どういう自分づくりをしたいのか。

    ・大事なのは、重大な事故が発生する前に悪い芽をつむことが出来る
     システム、そして、管理職や同僚とその芽の存在を前向きに共有
     出来る人間関係と習慣をきちんと作っておくことである。

    ・問題を多角的、長期的、根本的の3視点に分ける事も重要だ。

    ・問題が起きた時は、その当事者を非難するのではなく、起きて
     しまった事実にどう対応するかを考える方に力を注ぐ。

    ・何かを知っているだけの人は、それを好む人に負けてしまう。
     好きだという人は、楽しんでやっている人に負けてしまう。

    ・自分が成長できなければ、社員を幸せに出来ないから。

    ・目標が大きくなればなるほど、個人の力だけではたどり着けない。
     必要なのはチーム力だ。そして、チーム力を最大限に引き出す
     には、リーダー力が不可欠になる。

    ・任せた以上、方法論に関しては余計な口出しは一切せず、目一杯
     任せ、自分は結果責任を負う事が重要である。

  • 所謂キャリアとして、自分が先頭に立つ人にはよいのでは。自分も代表という立場にあるので、参考になる部分もあったが、著者が対象としている読者像はグローバル時代を生き抜く経営者を目指す若者(20~30代)だろうと思う。

  • グローバルな視点でリーダーに必要な条件があげられている 少し条件が多すぎるようにも感じたが ぼくが未熟なせいなのだろう

  • 仕事に挑む、どう働くか、新さんの本を読むとなるほど、そしてがんばろうと思える。人生の理念、というと硬い話だけど、考えのベースだから大事。 ただ、かつて読んだ、働き方の教科書/経営の教科書、の方がもっとストレートでお気に入り。

  • 世界で勝負する人の自分に「克つ」ことの執着。

    ・理念と目標をしっかりつくる
    ・問題発見力を磨く
    ・グローバル基準のコミュニケーション能力を磨く
    ・人間的魅力を高める
    ・理念と目標達成を託せるリーダーを育てるリーダーになる

    今後こういうスキルとマインドがないと、今後グローバル化する社会でやってけないよーという話。

    内容自体はよく聞くことですが、言葉に力があるというか、著者の実感が感じられて読後が悪くないです。修造系。
    実際に仕事ぶりに触れてみたいな~と思いました。
    あーでもこんなストイックにできない。。。そっちが先にきちゃうなー。
    ちょっと弱ってる時にはダメかもしれません、血気盛んな時期にはいいかも。

    印象に残った言葉。
    伸びる人は信じるものを持っている人。
    努力することで成功は必ずしも約束されていないが、成長は必ず約束されている。

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著者プロフィール

株式会社国際ビジネスブレイン代表取締役社長。
1936年東京生まれ。早稲田大学卒。シェル石油、日本コカ・コーラ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、フィリップスなどグローバル・エクセレント・カンパニー6社で社長職を3社、副社長職を1社経験。2003年から2011年3月まで住友商事株式会社のアドバイザリー・ボード・メンバー。2014年7月より株式会社ティーガイアの非常勤取締役を務め、「伝説の外資系トップ」と称される日本のビジネスリーダー。
主な著書に『経営者が絶対に「するべきこと」「してはいけないこと」』『仕事と人生を劇的に変える100の言葉』『他人力のリーダーシップ論』(いずれもアルファポリス)、『経営の教科書』『王道経営』(いずれもダイヤモンド社)など多岐にわたる。

「2017年 『自分と会社を成長させる7つの力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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