未来を構想し、現実を変えていく イノベーターシップ

著者 :
  • 東洋経済新報社
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感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492533789

作品紹介・あらすじ

「未来構想力」「実践知」「突破力」「パイ(Π)型ベース」「場づくり力」
次世代リーダーに不可欠な5つの力を身につける

MBA理論を学んでも変革リーダーにはなれない

野中郁次郎氏推薦
「スケールの大きな正しい野心を持ったリーダーの資質、いわば未来創造の起業家精神を持つリーダー像、それがイノベーターシップというコンセプトなのである」

「イノベーターシップ」とは、「マネジメント+リーダーシップ」を超えて、「高い志で未来の社会を創造していく力」。

本書ではイノベーターシップに必要な5つの力と、それらを身につけるためのトレーニング方法について詳述している。
また、自らの信念を打ち立て、イノベーションを実践している5人のイノベーターを紹介している。
5人のストーリー、インタビューから、5つの力をどのように身につけ、イノベーターシップをどのように発揮して、自分の思いを実現していったらいいのか、リアルにイメージできる。

【主要目次】
第1章 イノベーターシップが世界を変える
 思いをビジネスに転換するイノベーターシップ 
 イノベーターシップはリーダーシップの先にある
 イノベーターシップで不条理に立ち向かう 
 イノベーターシップで世界を前へ進める
 イノベーターシップによって、多くの仲間の思いがつながる
 イノベーターシップに必要な5つの力
第2章 未来構想力 ~大きな夢を描けるか 
 未来構想力とは何か 
 未来構想力を鍛えるトレーニング 
 イノベーターシップストーリーNo.1:和紙デザイナー、堀木エリ子&アソシエイツ代表取締役 堀木エリ子
第3章 実践知 ~適時適切な判断を下せるか 
 実践知とは何か 
 実践知を鍛えるトレーニング 
 イノベーターシップストーリーNo.2:NPO法人ETIC.代表理事 宮城治男
第4章 突破力~「しがらみ」を打破できるか
 突破力とは何か
 突破力を鍛えるトレーニング
 イノベーターシップストーリーNo.3:旭酒造代表取締役社長 桜井博志
第5章 パイ(Π)型ベース ~知見の深さと広さを併せ持っているか 
 パイ(Π)型ベースとは何か 
 パイ(Π)型ベースを身につけるトレーニング 
 イノベーターシップストーリーNo.4:Institution for a Global Society (IGS)、igsZ 代表取締役社長 福原正大

第6章 場づくり力 ~人々をつなげ、知を共創するハブになっているか 
 場づくり力とは何か
 場づくり力を身につけるトレーニング
 イノベーターシップストーリーNo.5:スターバックス コーヒー ジャパン執行役員(人事・管理担当)  荻野博夫
終章 自分の信念を持つ

感想・レビュー・書評

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  • ”MBB、シャドーワークの徳岡晃一郎さん著書。マネジメント、リーダーシップ の先にある「イノベーターシップ」について書かれた本。

    CMC読書会 2017年6月の課題図書として設定し、オンラインで意見交換中。

    <キーフレーズ>
    ★イノベーターシップに必要な5つの力 (p.9)
     未来構想力、実践知、突破力、パイ(π)型ベース、場づくり力
    ・イノベーターシップとは、未来の社会とそこへ至るシナリオを構想し、その実現のために既存のしくみに頼らず、産業横断的なネットワークで新たなエコシステムのパートナーを見つけ出すこと。同時に既存のしがらみをぶち壊すために哲学を語り、実践から試行錯誤で学びながら新たなパラダイムを提示する。(p.28-29)
    ・真の変革は政治的プロセスを踏み、合意形成をしていかねば成就しないという現実論者でもある。その意味で、イノベーターシップには社会や人間の洞察、社会の文脈でものごとをどう進めればいいのか、そんな方法論も含まれる。(p.36)
    ・人間はウンコを出すために生きているのではなく、さまざまなよい活動をするために生きていて、それらにエネルギーを使った残りがウンコである。企業も同じで、さまざまな必要な投資や利益還元を行った最後に残ったものが利益のはずだ(p.50)
     ※伊那食品工業 塚越寛会長の言葉。利益は健全な企業が生み出す「ウンコ」だ
     ※年輪経営 本に出てくるらしい → ★さがそう!
    ★大きな未来を実現する仲間を巻き込み、社外にはコミュニティをつくり、社内にはチームをつくって、メンバーをモチベートする「場づくり力」(p.63)
    ・ゴールデンサークル by サイモン・シネック (p.65) ※円の中心から Why→How→What 
    ・四方よし = 三方よし(自分よし、顧客よし、世間よし) + 未来よし (p.65)
    ・未来構想力: 夢というより使命感。むしろ覚悟、決心が重要 (p.81:堀木エリ子さん)
    ★SECIキャリアモデル(p.102)
     ※20代…S、30代…E、40代…C(外界とつながって自分と会社のイノベーションを行う)、50代以降…I(社会への貢献、知の集大成・伝承)
    ・経済的価値の最大化を放棄し、社会的価値の最大化を自分の信念にする時代(p.124:ETIC. 宮城治男さん)
    ★イノベーターシップを発揮し、成果を出していくには、このような場づくりのための人間力が欠かせない(p.194)
     ※そのために必要なもの:オープンな「つながり力」+「共感力」 ←「コミュニケーション力」(発信力、質問力、対話力)
    ★イノベーターシップとは、人間らしさを発揮することそのものなのだ。(略)最初から大きな挑戦をしなくても、さまざまなレベルでの発揮があっていい。私たちは皆コミュニティのイチ員であり、その発展を願うならば、まずできるところから自分なりのイノベーターシップを発揮しよりよい未来を築いていけるはずなのだ。(p.243)
     ※ここ、とても大切だと思う。まず半径Xmから。


    <きっかけ>
     CMC読書会にて、かわにしさんからおすすめあり。”

  • 未来構想ry区や実践知などイノベーションに必要な能力とトレーニング方法について。垂直統合力が大事

  • 社会の根底から変えるような人の能力をリーダーシップと定義せずにイノベーターシップという概念を導入する点が非常に斬新

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著者プロフィール

株式会社ライフシフトCEO、多摩大学大学院教授・学長特別補佐。1957年生まれ。日産自動車で人事部門、オックスフォード大学留学、欧州日産などを経て、99年よりフライシュマン・ヒラード・ジャパンにてSVP/パートナー。人事、企業変革、リーダーシップ開発などのコンサルティング・研修に従事。2006年より多摩大学大学院教授を兼務し研究科長などを歴任。「Management by Belief」を一橋大学野中郁次郎名誉教授らと提唱。17年にライフシフト社を創業しライフシフト大学を開校。

「2023年 『リスキリング超入門 DXより重要なビジネスパーソンの「戦略的学び直し」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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