LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (428ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492533871

感想・レビュー・書評

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  • とんでもなく時間がかかった。

    主旨は人生が100年であることが当たり前になる今後において、「無形の資産」:スキルと活力を蓄えるフェーズが必要になる。ということであって、そのために夫婦や家族単位で支え合いながら無形の資産を蓄えるフェーズを過ごさなければならないという内容でした。
    前作のワークシフトのような「架空のストーリー」があるわけではなくて全体的に言い切らない感じがすごく読みにくかったのですが、無形の資産というものにフォーカスしている点は面白くて、旧来型の「学生-勤労-老後」の3ステージではこの無形の資産を学生時に稼いであとは消費するばかりになっている、というくだりは確かになと思いました。
    社会人になって10年もたつと、何かしなければ新しい知り合いも増えないし、持っているスキルをアップデートしたり増やしたりする機会も降ってこないので、今一度自分の「無形の資産」について考えてみようと思います。
    ちなみに無形の資産は
    ・生産性資産:いわゆるスキルや人脈など だけではなく、
    ・活力資産:元気にいるための人間関係、健康など
    ・変身資産:自分が変化する時に開かれた姿勢でいられる柔軟性、人間関係の多様さ
    の3つだそうで、何かしないと少なくとも下の二つは確実に食いつぶされます。

  • 以前までは、"長寿化"と聞くとマイナスな印象しか持てなかった。しかし、本書を通して、長寿化に対する印象がガラリと変わり、「長寿の恩恵を受ける」という考え方をすることができるようになった。

    長寿化の恩恵を受けるためには、さまざまなことをしなければならないが、何よりも大切なのことは、自分自身がどのようなことに喜びや幸せを感じるのか、自分のアイデンティティや価値観を、どのように人生に反映させていくのかを考える必要がある。
    他にも、3つの無形資産を意識しておくことはとても大切だと気付かされた。

    これからの長く、そして予想もつかない将来を考える上で、是非とも20代のうちに読んでおきたい一冊ではないでしょうか。

  • 長くなる人生と大きく変化する未来を、不快で残酷で長い(Tホッブズ)人生にしないように、今のうちから変化を予期し戦略を立て積極的に行動しよう、という。

    ていうかまず現在の個人的に有形資産のなさが大問題よ、未来のこと言ってる場合じゃない気が(笑)。ま、あと無形資産の、スキル・知識・仲間・評判といったとこもアップデートしていかんとな。あとセルフ・コントロール!

  • 人生100年時代というキーワードが本屋に並び始めたので読んでみました。100年生きるとした時の働き方や老後の過ごし方、貯金はいくら必要かなどが具体的なシナリオが書かれてあり、若い時期をどう過ごすかで将来がどういったライフモデルになるのかをイメージすることが少しできました。正直、何十年後の将来の話と言われても想像できないため、不安はつきものではですが、自分らしく生きることが後悔しない人生の戦略だと感じました。また、将来に対する不安を解消するために、スキルや健康、人脈などの無形資産に自己投資していくことで、前向きに楽観的に生きていこうと思いました。

  • 2007年生まれの人は100歳まで生きる確率が50%以上(ここ説得力なし)

    資産を以下の3つに分けて考える
    ?生産性資産
     知識・評判・人脈
    ?活力資産
     健康・家族友人関係・人生のバランス
    ?有形の資産
     貯蓄・資産
    人生のステージによってこれらの資産は変化する。
    寿命が延びるに従い、旧来の3ステージ型人生では立ち行かなくなる。
    マルチステージ型人生を個人も企業も社会も目指すべき。

  • ようやく読み終えた。 家族を持つものとして、妻のあり方。子供との関わりあい方、お互いの両親との関係、社会(職場)との関係を意識して変えてみてどうフィットするか考えてみるきっかけになった。 無形資産をこれから作るぞ〜

  • *変化に対応する覚悟と準備をしなければならない
    ということを教えてくれる本でした。


    平均寿命は延び続けていて、
    これからは100歳まで生きるのが当たり前になる時代が来ます。

    そうなれば、70代や80代まで働く必要が出てきます。

    今まではみんなが「教育→仕事→引退」という3つのステージで生きてきて何の問題もなかったけど、
    これからはそうはいかない。

    これからは柔軟な考えを持って、マルチに生きる力が求められるようになります。

    そのためには、「有形の資産」と「無形の資産」どちらについても真剣に考え、築いていかなければなりません。

    有形の資産とは、お金のこと。
    無形の資産とは、スキルや知識、健康、パートナーとの良好な関係、自分についての知識、多様性に富んだネットワークを持つことなど。

    100年時代では、特に無形の資産の形成に力を入れることが大切になります。
    そのため、時間の使い方も見直す必要があります。
    具体的には、「レクリエーション(娯楽)」から「リ・クリエーション(再創造)」の時間へとシフトさせていくこと。

    100年生きられることを「恩恵」とするために、
    覚悟と準備をして生きていくことが求められます。




    …「レクリエーションからリ・クリエーションへ」というフレーズが好きです!笑
    長く生きることについてあんまり希望が持てなかったけど、100年生きるつもりで、いろんなことに挑戦していきたいなって思いました。
    無形の資産の形成という面では、わたしは人脈がないのが課題です。涙
    まずは積極的に外に出よう!と思いました!笑
    また、有形の資産についても、お金に関して無知すぎるので、基本的なことからこれから学んでいきたいと思います!

    最後まで読んでくださり、ありがとうございました(^^)

  • ▼この本のポイント
    ・100年まで健康生きちゃう時代に。80歳まで働かないといけなくなる。
    ・学校→会社→老後という3ステージ型から4〜5のマルチステージが主流になる。
    ・3種類のステージ:エクスプローラー、インディペンデント・プロデューサー、ポートフォリオ・ワーカー
    ・人生の選択肢を増やすために、無形資産への投資が大事。
    ・無形資産は3種類:生産性資産(スキル、仲間、評価)、活力資産(健康、家族、友人)、変身資産(自分に対する知識、ネットワーク、開かれた姿勢)
    ・マルチステージを渡り歩いていくにはパートナーとの徹底的な擦り合わせがかかせなくなる。

    ▼思ったこと
    ・組織で働きつつも、自分の市場価値は見定めておいた方が良さそう。
    ・そのためにも「誰のために」「何がしたいか(何ができるか)」を早めに知っておく必要がある。(変身資産の「自分に対する知識」)
    ・マルチステージを考えると、資格や賞など客観的な評価も意外と大事になってきそう。
    ・別の見方をすると、ある意味「何故コーチングが必要か?」が書かれた本。
    ・ちゃんと計画し「あるべき自分像」に投資するには、セルフコントロールが欠かせない。
    ・そうするとコーチングの需要が拡大していく。

  • とても良い本。
    ただ、至る所でこの本が絶賛され、ネットなどにも大まかな概要が出ているので、そちらを見るだけで大体のことは理解できるかも。
    400ページ近くの大作を果たして読む必要があるかどうか。。
    逆に言うと、それくらい社会にインパクトを与えた本とも言えます。

    簡単に言うと、人間の寿命が100歳近くにまで伸びて、
    (特に若い人の)キャリアの歩み方が変わってくるだろうという未来予測本。
    これまでは教育→仕事→引退の3ステージだったのが、
    最初のステージに受けた教育だけでは、(知識・スキルが陳腐化して)仕事のステージを最後までこなせないだろう、
    そのため、もっと色んなステージが出てくるだろう(例えば、仕事のステージの途中で一旦、学びなおしのため大学院に通う、など)、
    さらに長寿化によって仕事の期間を延ばさないと、(収入のない)引退時に最低限の幸せな生活ができないだろう、という内容の本。

    テクノロジーの変化が社会にどうインパクトを与えるのかを論じた本が多い中、
    長寿化社会に目を向けたのは著者のユニークさが出ています。
    長寿化社会が起こると、「体の健康」が大きな資産価値を持ち、ますます健康に注目が集まってくるのかもしれません。
    (そもそも体が健康じゃないと、働けないし。)

    若い人は、一通りこの本の内容を理解しておいて、
    将来に備えておいた方が良いことは間違いなさそうです。

  • 嫌でも高齢化が進む中で今後医療の発達等もあり
    今よりもさらに寿命が延びるのであろう、その時自分はどの立ち位置にいて
    どうゆう人生を全うするのかというのを考えさせられた本。
    嫌でも高齢化って書いたけど、長生きしたいしたくないの個人的な話はさておき
    健康寿命(大病や突然死などで亡くならない限りは)が飛躍的に伸びているわけだし、現在進行形で。
    どのくらい貯金をして、貯金で不足なら何歳まで働くのかとか
    お金だけあれば幸せなのかとか仕事に没頭して今生きている人たちは
    辞めた時一体何をするのかとか、そもそも健康で生きれるのかとか
    そういった内容をギュッと凝縮してある。
    見て見ないふりをして今生きているけど実際問題自分が爺さん婆さんになったとき
    何の保証もないよなぁというのを突き付けられた感じ。
    もちろん何歳まで生きれるのかどうかなんてわからないんだけど
    準備は遅かれ早かれ必要だなっていうのも思った。

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著者プロフィール

リンダ・グラットン
ロンドン・ビジネススクール教授
ロンドン・ビジネススクール教授。人材論、組織論の世界的権威。

2年に1度発表される世界で最も権威ある経営思想家ランキング「Thinkers50」では2003年以降、毎回ランキング入りを果たしている。2013年のランキングでは、「イノベーションのジレンマ」のクリステンセン、「ブルー・オーシャン戦略」のチャン・キム&レネ・モボルニュ、「リバース・イノベーション」のゴビンダラジャン、競争戦略論の大家マイケル・ポーターらに次いで14位にランクインした。

組織のイノベーションを促進する「Hot Spots Movement」の創始者であり、85を超える企業と500人のエグゼクティブが参加する「働き方の未来コンソーシアム」を率いる。

邦訳された『ワーク・シフト』(2013年ビジネス書大賞受賞)、『未来企業』のほか、Living Strategy, Hot Spots, Glowなどの著作があり、20を超える言語に翻訳されている。

「2018年 『まんがでわかる LIFE SHIFT』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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