- Amazon.co.jp ・本 (389ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492554296
作品紹介・あらすじ
アクセンチュアにおいて「CRM」を提唱・組織化してから五年になる。経営者の顧客喪失の危機感とIT進化に支えられ、CRMサービス自体、大きく発展してきた。それでも折り折りにいただく経営者や現場担当者の声からは、CRMをどう導入するのか、いや、それ以前に「なぜ」導入するのかといったレベルでのさまざまな「悩み」が聞こえてくる。そういったCRMへの質問・疑問、もしくは疑念に答えていく。
感想・レビュー・書評
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2001年に増補改訂版が出版されている。自分が読んだ時点で15年前の本ということになるが基本的な概念は現在にも十分通ずる内容。(一部、システム・IT関係については言ってることが古いかなという部分はある)
アクセンチュアがまとめた「CRM戦略」におけるフレームワークが紹介されている。コンサルティングファームが書いた本なだけあって、BtoB営業の提案の組み立て方の参考になる。
顧客は一律ではない。20−80の法則と言われるように、利益をもたらす顧客は、儲からない顧客よりはるかに少数だ。
また、顧客の平均化には罠がある。平均的な顧客というものも存在しない。適切な顧客セグメンテーションというのはマーケティング戦略における要だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
20年も前に出版された本なので個別具体例などは古くなっているが、マーケティングにおける根本的な考え方は十分現代にも通じる。
今でこそ当たり前のように言われる共創マーケティングもすでに言及されていたことに驚いた。 -
400ページにもおよぶアクセンチュアによる渾身の1冊。
CRM=Customer Relationship Management(顧客関係管理)
CRMに関する書籍としては、初めて手に取ったもので、
比較評価はできませんが、2001年に発売された本書から、
古さも感じず、現在においても学べることは沢山ありました。
大切なことは、そうは変わらないということですね。
CRMはなんとなく分かるようで分からないもの…
顧客との関係をどう築き、活用するのか、挿入された
図も大変よく整理されており、ぼやっとしたものが、
随分と鮮明になりました。
各章毎にきちんとコンセプトが感じられました。
また、第6章ではオプション的ですが、各業界における
CRM適用のロールイメージや考え方が書かれており、
こちらも大変参考になりました。
経営者の皆さん、顧客(企業だけではありません)
接点を持つ皆さん、CRMに関わられる皆さん、
良書だと思います、是非、手に取ってみてください。 -
古い本だが、変わらない本質を突いている事には凄みを感じる。
最新の手法こそ書いてないが、なぜやるか、なにをするかは今に通じる。 -
ネット過渡期に上梓されたものだが、内容は昨今にも通ずるもの。違うのはeコマースという用語が普遍化してもはや喧伝されなくなった点、CRMがCXに変わった点、この本の想定するケース企業が増えたことくらいだろうか。
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2020.3.25
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もう20年近く前に出た本を改めて読んでみたが、ベースとなる考えは今と変わらないと思った。
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まさにビジネス書の古典
マーケッターなら 皆 読んでいる
バイブルみたいなもの
営業マンも読んだほうが絶対いい内容 -
価値なし
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2014/12/15-12/30
CRMとは、視点•哲学•技術
カスタマーアウト
顧客エージェント化
配給→販売→エージェント化→協創
6エージェントバリュー(顧客曖昧化に対応)
•カスタマイゼーション
•ワンストップ
•マッチング
•ジャストタイミング
•レコメンデーション
•メタプロダクト化
顧客セグメンテーション
顧客接点
ライフタイムバリュー LTV
節目需要