コトラーのマーケティング思考法

  • 東洋経済新報社
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本棚登録 : 457
感想 : 41
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492555132

作品紹介・あらすじ

はてしなく市場の細分化を推し進めた結果、およそ考えつくかぎりの製品が出回っている今日。これ以上、どこに「満たされていないニーズ」があるというのだろう?そこで登場したのが、水平思考で発想する「ラテラル・マーケティング」だ。ラテラル・マーケティングとは、市場をひたすら垂直方向に細分化していく従来の手法を補完し、これまで存在しなかった新しいカテゴリーや市場を創出する手法である。ラテラル・マーケティングの枠組みと理論を示し、企業に新たな突破口を示すこと。それが本書のねらいである。

感想・レビュー・書評

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  • 古めの本ですがコトラーの基本が分かります。
    イノベーションをどの単位で起こすのか、製品レベルなどの要素におけるマーケティングについて言及があります。

  • 市場におえける枠組みのなかで、従来の枠組み垂直思考(バーティカル・シンキング)と既存の情報を再構成して個から全体へと向かう、新しい枠組みを水平思考(ラテラル・シンキング)について書かれた1冊である。

  • この思考法のポイントは、その製品をラテラルマーケティングに適応させた時の明確な“ギャップ”の判断である。
    それが不適当であれば、ただのバーティカルマーケティングであり、イノベーションを施したに過ぎない。

  • 図や各章ごとのまとめ、またラテラルマーケティングのそれぞれの事例を頻度高く交えて説明があり、わかりやすい。

    内容は、従来のSTPを元にしたバーティカルマーケティングのケースだとSTP→4Pの考え方になり、ある程度の枠組みから考えることになるが、その枠組みでの考え方ではイノベーションが起きる可能性は低い。

    従来の考え方とは離れ、イノベーションを起こすためにラテラルマーケティングを採用する。
    この手法自体はブレストと近しい部分もあるが、本書にも記載がある通り、ブレストは枠組みが一切ないが
    この手法はある程度の考え方が提示されているため、新たなアイデアを出す際の手法として参考にしてみたいと思った。

    2020.4.16

  • 13.8.13
    「ビジネスプランニグの達人になる法」で紹介。

  • 水平移動・・・論理の流れをせき止めるようなギャップを埋める。

    面白いので再読したい。

  • これは、なかなか面白かった!
    従来のSTPを元にしたバーティカルマーケティングから、イノベーションを引き起こし新市場を創出するラテラルマーケティングを行うことが大事だとか。従来のSTP思考法だと、市場が細分化され過ぎてしまい、消耗戦になりやすいのだとか。ちなみに、ラテラルマーケティングの代表的な方法は、代用だとのこと。

  • ロジカルな垂直思考と併せて、水平思考を組み合わせて活用することで新たな領域を創造し、閉塞を打破して行く手法について書かれた本。多かれ少なかれ考えてやっていることではあるのだけれど、より高いレベルで実践で活かせるよう修行してみます。

  • 水平思考と垂直思考の教科書。淡々としているけどわかりやすい。

  • Lateral Marketing

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著者プロフィール

2022年11月現在
米国・ノースウェスタン大学経営大学院(ケロッグスク-ル)S.C. Johnson & Sons 特別栄誉教授

「2022年 『「公共の利益」のための思想と実践』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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