一生モノの勉強法―京大理系人気教授の戦略とノウハウ

著者 :
  • 東洋経済新報社
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レビュー : 140
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492556375

作品紹介・あらすじ

テレビ・講演会で引っ張りだこのオシャレな教授が贈る「実践的勉学のススメ」。

感想・レビュー・書評

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  • 大人の勉強→成功のため→アウトプットを認めてもらえない勉強は価値がない。→戦略が必要
    教養 人間的な魅力→周りが関心

    勉強は場当たり的にするのではなく、戦略をもつ。

    ①コンテンツ能力 知識を身に付ける
    ②ノウハウ能力 ハウツーを知る
    ③ロジカルシンキング能力

    ×自分のやりたいことを見つけたい、転職、もっと自分らしい仕事へ→好きなことにこだわらない→得意なことを冷静に判断☆市役所は好きか?得意ではないのか?

    オペラ 遊びから教養を身につける。

    ネット検索→時間を食う最大の魔物☆ネットがない生活
    手帳には遊びの記録も書いておく。 ムンク展→手帳に記入→行きたいという意識

    週末の予定は5項目から決め打ち ①遊ぶ②体力づくり③人脈づくり④勉強⑤仕事の追い込み

    歩いているだけでも勉強になる 出張→地下鉄3駅分くらいあえて歩く。→街の様子

    教養番組から専門家の知恵を盗む 世界一受けたい授業→火山のテーマ→2回繰り返さないと理解できないほど内容が濃い

    レム睡眠→脳内で記憶が整理 起床した際に水を飲む

    パソコンに使われないようにする→アウトプットは何かを考えて使う。

    デジカメでインデックスとなる写真→旅先で交差点の標識→いつ、どこにいたのか判明

    アウトプットの質→インプットの質→インプットの基本=文章を読む力
    最近の学生 自分に興味のある分野の本→知識の偏り→読書によって自分をどう構築しアピールするかという戦略に対して、あまりに無頓着ではないか。

    筆者の学生時代 岩波新書を読むのが当たり前 青版をさかのぼる 赤版まで挑戦
    家賃、光熱費の次に書籍代を確保 1万円→2000円専門書5冊、1400円ビジネス書7冊、500円文庫本20冊→1冊読めば何倍もの額を回収できる。

    入門書 一通り読んで初めて全体像が把握できる。
    不得意な分野は児童書
    岩波新書 ジュニア新書 ちくま新書 プリマー新書
    理解できない箇所→棚上げ法→棚上げ読みができないのは数学書くらい

    批判的読書→初心者には不要
    本はテレビと違って読み手のペースで情報を摂取 考える時間

    かつての経営者 時間を無駄に使ってでも古典を読む→退屈→退屈に慣れる退屈力

    新聞 1紙 10分以内→見出しと書き出しの5行で十分→世の中の流れをつかむ。
    季刊誌「考える人」 大人の余裕が漂う。

    試験 割り算法でスケジュールを組み立てる。☆参考書ページ数 残日数

    待ち合わせは早めに到着 スキマ時間に勉強
    記憶の容量は増やすことができる 佐藤優 中東の人の記憶力 コーランの暗記
    250ページくらいの文庫本の暗記☆象の消滅英語の暗記

    予習をして講演会に行く。 本に書いてないことを質問→嬉しい
    手紙の返事を求めてはいけない→本当に胸を打ったときに初めて返事が来る、という気持ちでペンをとること。

  • この本に書かれていることの多くは次の5点に集約される。
    1)情報整理術
    2)本の読み方
    3)勉強法
    4)時間の使い方
    5)努力の継続性
    この中で5番目の「努力の継続性」について、多くの著者はページを費やし、その心構え・考え方に始まり、テクニックを開陳している。
    本書では、「努力が継続するシステム」の構築が、成果を得るために、大変有意な戦略になると説く。
    根性論は一切不要。
    テクニックとして努力が続けられる方法を身につける、習慣化することが、良い結果を生む。
    「ただ続けているだけでは、力にならない。休止を挟んで繰り返す。そういう継続でないと大きな力は生まれない」
    と著者は悟る。

    大きな力を生むリズムとは、活動と休止の繰り返し。
    「ONとOFF」「緩急」「静と動」「学ぶと遊ぶ」・・・、これらをうまく取り入れ、不断の努力を重ねることが、人生の「明暗」を分けるということだと理解した。

  • 大人gあ勉強するのは人から認められないといけない。意識すれば努力することの心地よさに目覚める。

  • 「成功したい」「周囲に認められたい」と思っている大人のためのその場限りの勉強ではない「一生モノの勉強法」に関する本で、京都大学で教鞭を執る火山学者の著者が自らの実践をもとに紹介しています。

    ちなみに、対象としている「勉強」は仕事で良い成果を残すことを目的にしていて、勉強のテーマの選び方、時間の確保や活用の仕方、情報整理術、読む力をつける方法、試験突破の技術に関することなどが具体的に書かれて、非常に興味深く読むことができた。

    特に気になった時間管理に関しては、
    ・緊急度、重要度で時間を4つに区分する
    ・ストップウォッチを活用し1タスク15分とするなど、あらかじめ締め切りを設定する。
    ・中途半端に過ごさず、オンかオフかのどちらかにしぼって行動する
    ・週末のまとまった時間はあらかじめ振り分けて決めてしまう
    ・睡眠時間は犠牲にしない
    等の記載が参考になった。

    また、効率よく情報を記憶するための方法と
    ・テキストを通読して覚えていないことをぐっと絞り込む
    ・テキストを声に出して読む
    ・ペンで手書きをする
    とよいのだとか。なるほど。

    各項目は具体的でわかりやすくハック的で実践しやすいように感じたし、とにかく読むだけではなく実践が大事との言なので、いくつかはチャレンジしていきたいと思う。

  • 大人のための勉強法について書かれた本です。

    飲み会に二時間以上いない。
    睡眠時間を削らない。
    一夜漬け然り。
    など、参考になりました。

  • 勉強法の流れで読了。
    意外に、と言っては失礼だが、想像以上に、気付かされる面が多かった。

    ・仕事に関係する「知識」+人間的魅力としての「教養」が必要。
    ・教養も突き詰めれば、専門家になる。(広くだと、単に雑学?突き詰めることが必要なのか。)
    ・仕事のなかに、勉強するポイントをみつける。(新しい仕事は、勉強のチャンス『つまみぐい勉強法』にあった)
    ・1冊で何か1つでも得るものがあればよしとする。(「1冊の本から1つのものを学ぶ」ということではない。)
    ・手紙の返事を期待するのは、単なる自分勝手。質問は書かずに、感想を書けばよい。
    [more]
    (目次)
    はじめに−大人の勉強は「成功」を目的にするもの−
    第1章 面白くてためになる「戦略的」な勉強法とは
     1 場当たり的な勉強をしてはいけない
     2 「知識」と「教養」の両方が必要だ
     3 仕事の中から勉強のテーマを見つける
     4 必要なのは「3つの能力」を磨くこと
     5 「好きな勉強」にこだわりすぎるな
     6 「スキマ」にこそ投資の醍醐味がある
     7 「遊び」から教養を深める
     8 最初のハードルはできるだけ低く設定
    第2章 勉強の時間を作り出すテクニック
     1 「締め切り効果」で時間の流れを制御する
     2 勉強中は徹底的に引きこもる
     3 自分のゴールデンタイムは絶対死守する
     4 昼休み中に中途半端にすごすのは最悪
     5 通勤電車を英語塾として活用する方法
     6 手帳には「遊びの記録」も書いておく
     7 週末の予定は5項目から決め打ちする!
     8 飲み会に2時間以上いてはいけない
     9 教養番組から専門家の知恵を盗む
    10 就寝時間をすぎて勉強してはいけない
    第3章 効率的に勉強するための情報整理術
     1 食卓テーブルの方が勉強がはかどる
     2 パソコンはまずアウトプットに使う
     3 デジカメは撮りながら整理する
     4 文房具を効率的に使い分けるコツ
     5 ノートは「オモテ面だけ」使用する
     6 メモは一度書いたら書き直さない
     7 本棚には本以外も収納する
     8 クリアフォルダは「ぜいたくに」使う
    第4章 すべての基本「読む力」をつける方法
     1 「読む力」がすべての勉強の基本
     2 家賃・光熱費の次に書籍代を確保
     3 書店には思わぬ使い途がある
     4 古書店で本を見るのも勉強の一つ
     5 入門書は最低3冊買う
     6 最初から分厚い本を選ぶな
     7 不得意な分野は児童書を見よ
     8 ビジネス書は読むべきところが決まっている
     9 書き込みボールペンは1色でもよい
    10 本とメモ用紙を一体化させる
    11 無理して本を疑う必要はない
    12 古典は退屈だからこそ意味がある
    13 新聞は「見出し」と「出だしの5行」で十分
    14 雑誌は読めば読むほどいいといいわけではない
    第5章 理系的試験突破の技術
     1 試験合格に必要なのはビジネスマインド
     2 割り算法でスケジュールを組み立てる
     3 試験勉強は相手の意図を探ることから始める
     4 テキストは最初から最後まで覚えなくていい
     5 本当に集中するなら1時間が限界
     6 待ち合わせは早めに到着する
     7 情報は3段階で記憶する
     8 スランプが来たら抵抗するな
     9 試験問題は1問目から解いてはいけない
    第6章 人から上手に教わると学びが加速する
     1 人のオーラが学びの意欲を左右する
     2 師匠の言うことには逆らうな
     3 「ああなりたい」という人を持つ
     4 予習をして講演会に行く
     5 自分の考えの枠組みをゆさぶってみる
     6 勉強仲間を作ろう
    おわりに
    さくいん

  • 自らが使うことのできる時間の中で、どのようにそして何のために勉強するのかを考えさせられる一冊。書物を読むことだけが勉強ではなく、教養番組を見ることや他の人にの話を聞くことも勉強である。また、書籍代を予め確保しておくべしということはなるほどなと思わせられた。

  • なぜ、人は「勉強したい」または「勉強しなければ」と思っているのでしょうか。それは、「成功したい」または仕事で何らかの結果を出して周りの人に「認めてもらいたい」からではないのでしょうか。そのために、何らかの形で指導する立場になり、組織を率いていくことが多いです。その時には、周りの人に、自分が仕事の知識が豊富であることはもちろん、人間力も認めてもらわなければなりません。本書では、大学生または社会人にとって必要な知識や人間力を発揮させるための必要な教養を効率的に勉強するための戦略を紹介しています。自己啓発をしたい貴方へ、おすすめの一冊です。
    (電気電子系電気電子コース M2)

  • 作者は京大理系教授、勉強に必要なのは3つの能力を磨くこと、コンテンツ能力、ノウハウ、ロジカルシンキングからアウトプットにつなげる、手帳には全てのスケジュールを書き込む、遊びや勉強計画も。1情報には1枚のクリアフォルダ、枚数詰め込んでは外から見えるメリットが享受できない、わかりやすい本を読む、入門書は3冊、子供向けでも良い、試験勉強は相手の意図を探ることから始まる、暗記は黙読、声に出して読む、手で書くの3段階、呼び水法(過去の手帳を元に、今までやったのだからと取組を継続させる)

  • 勝間本や石井本のような煽ったような書き振りはないため、特段の悪書ではなく、参考になると言い得る書である。だが、本書でなければならない積極的な理由も見出だしがたい。他の良書でもよいが、好みに応じて取捨選択し、実践すればよいと思う。

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著者プロフィール

鎌田浩毅(かまた・ひろき)
京都大学大学院 人間・環境学研究科教授。1955年東京生まれ。1979年東京大学理学部地学科卒業。通産省地質調査所主任研究官、米国内務省カスケード火山観測所上級研究員などを経て、1997年より京都大学大学院人間・環境学研究科教授、京都大学総合人間学部教授。東京大学理学博士。日本地質学会火山部会長、日本火山学会理事、気象庁活火山改訂委員、内閣府災害教訓継承分科会委員などを歴任。
京大の講義は毎年数百人を集める人気で教養科目1位の評価。科学啓発に熱心な「科学の伝道師」としても活躍。
『火山はすごい』(PHP新書)、『成功術 時間の戦略』(文春新書)、『火山噴火』(岩波新書)、『富士山噴火』『地学ノススメ』(いずれも講談社ブルーバックス)、『地球の歴史』(中公新書、全3巻)など著書多数。

「2019年 『富士山噴火と南海トラフ 海が揺さぶる陸のマグマ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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