サボる技術 10分の1の努力で成果が出せちゃう仕事術

  • 東洋経済新報社 (2009年3月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784492556382

感想・レビュー・書評

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  • ・空いた時間に新たに仕事を入れるのは間違い。サボる。
    ・上手にサボる人は、自分でなくてはできない仕事に集中する。
    ・人に全てを任せよう。仕事を相手に丸投げしてしまう。
    ・プライムタイム(午前中)には、サボらない。
    ・見切れる仕事=80点でよい仕事、人に任せられる仕事、断ってもよい仕事、を見切る。

  • サボると一言でいっても様々な用途で使われている。
    著者自身の確かな実力があるからこそできるであろうことは大きいと思うが、考え方としては嫌いじゃない(^^)

  • 仕事を「断る力」と同じく、サボるにも技術が必要。
    ポジティブに、仕事を断り、サボる!
    実践したい。

  • サボりを中心に仕事のやり方が書かれている本
    一生懸命やらなくてもいいじゃん。

  • 著者は、「最短でできる人をつくる」研修のプロとして、20年間、最前線で走り続けている人材育成コンサルタントであり、サボりの達人。年間220回の研修、講演活動を行い、そのリピート率は92%を超える人気ぶり。

    著書に「仕事が10倍早くなるすごい法」「とにかく短時間で仕事をするコツ」等多数。

    サボるには正と負の2つの種類がある。
    著者がいうのは「正」のサボりであって、これは良い事であり、どんどんサボろうということを提案している。

    デキる人ほど上手にサボる。
    サボりの達人が仕事の達人。
    サボらなければ、ビジネスパーソン失格とさえ著者は考えている。サボりの達人は「上り坂の成功人生」を歩むことができる。

    本書はビジネススキルの1つである「サボる」について以下の6章に渡り説明している。
    ①サボりは最強のいビジネススキルである
    ②サボりのスキルを極めよう
    ③サボりの秘訣はコミュニケーションにあり
    ④サボりの達人はストレスをコントロールする
    ⑤サボりの達人の超効率仕事術
    ⑥サボりの達人の超効率勉強法

    書名だけを捉えれば非常に攻撃的な提言を行なっている著書。組織に属している自分からとっては全てを受け入れることは難しかった。

    しかし、サボるの先にあるものやその本質を踏まえると随所随所には参考に出来る事も多く見受けられた。

    サボりの秘訣はコミュニケーションにあり。
    たしかにその通り。立場上さぼりっぱなしは困難であるも気分的には積極的にサボっていきたい。

  • ★★★サボりには、良いサボりと悪いサボりがある。良いサボりとは・・・自分がやらなくていいことはしない、それ以上やって意味のないことはしない、積極的な休息、仕事にメリハリをつける、考える・創造の時間。つまり、良いサボりは何もしないことではないというのには納得出来る。ただ、4時間睡眠には納得出来なかった。

  • <抜粋>
    ・サボるといっても正と負2つの種類がある

    ・あいた時間、使える時間に「新たに仕事を入れる」のはNG。
     ⇒ いくら効率化していっても、「忙しさ」からは抜け出せない。

    ・「ちゃんと仕事をしているフリ」はして、「堂々と」サボる。
     ⇒ 「仕事ができる」人と思わせておいて、「あいつなら時々休んでも仕方ない」
       と周囲に認めさせてサボるのだ。

    ・相手を否定しない。
     ⇒ 「ご存知の方は多いと思いますが」「知っている方は復習の意味で」など
       といってから話をする。

    ・仮にお世辞とわかっていたとしても、ほめられたりするといい気分になる。

    ・ほめるときは、ほめた理由を話す

    ・もっと「断る」ことを上手にしないと、自分の時間はとれない

    ・「こいつはヤル気がある」と上司が思う部下は、「質問する」部下である。

    ・サボっていると、周囲の反応でストレスがたまっていくということである。

    ・サボったままやめてしまうのではなくて、飽きるまでサボったら再び勉強に戻る。

    <感想>
    いかにしてサボるかというより、仕事を効率化して、うまくサボってストレスを解消したり、自分の時間を有効活用しようという本。
    単純にサボりたい人が読んだらがっかりします。

    さて、サボるということは、正のサボりと負のサボりがあります。
    負は単純にサボっているだけであり、正はやることをやってサボることです。

    仕事の出来る人はメリハリが上手につけれるので、うまくサボっていますよね。
    ただ、やるときはしっかりやっているので、評価が高いのだと思います。

    逆にせっかく効率化しても、空いた時間に「新たに仕事を入れる」のはNGです。
    いくら効率化していっても、「忙しさ」からは抜け出せなくなるので。

    私もうまくサボりたいですね。(笑)

  • 【メモ】
    管理職なら特に、サボる時間=創造的な仕事をする時間、は絶対に必要。
    そうじゃなかったら会社に管理職はいらない。
    そうは言ってもなかなかこなす仕事を減らすのは大変。
    でもどっかでやらないと一生こなす仕事に追われたまま管理職にもなれずに終わってしまう。

    結局無理やりにでもサボる時間を作った方が立場的にもサボる時間を作りやすくなる気がする。

  • ばりばり仕事して、仕事して、仕事して、、、時間が足りない。行き詰まった。
    そんな人にお勧め。

    私は今ばりばり仕事するモチベーションがでなくて困ってる人だから、まだこの本を読むのは早いな・・・って感じだった。

    ただ、引用にもちょっとのせた36〜37ページの南の島の男たとえは、私みたいにモチベーションあがらなくて困ってる人も読むと役に立つかな。

  • 最初は、どんだけこの著者は上から目線で自信過剰なんだよ!と思いながら読んでいたけど、読むにつれて、世の中をうまく渡るのにすごく為になるアドバイスが盛り込まれていて、価値のある本だと思うようになっていった。始め、自信過剰な人だと思ってしまったけど、実際その位自負できる程すごい人で、それだけ成果を残している人なんだなあ。
    そんな彼が、出来るヒトがサボっても誰も何も言わない、と言うと説得力が違う。
    そういう意味では、まず自分がサボりの技術を語るに相応しい人物であると読者に認識させる為にも、「自慢」を敢えて書いたのでは?とも思い始めた。

    この本の中で特に共感出来たのは、
    サボりの達人はストレスに強い
    の章の中で述べられているストレスの解消法五つ。

    1命まで取られることはないと開き直れ
    2最悪のパターンを想像してみる→結果大した事ない
    3このストレスに耐えられたら自分にご褒美を出す
    4でもだって…の否定思考をやめる
    5強い自分をいつもイメージする

    2なんて、私が悩みを抱えた時に自分なりに編み出した解決方法そのまんま!!!びっくりしたと同時に、だからこそそれ以降の著者のアドバイスがすんなり入ってきた。

    これからどんな場面でも、なかなかうまく進められないことが出てきた時、今まで考えたこともなかった、「集中して意識的にサボる」という考え方、是非取り入れてみようと思った。
    そんな考え方を提供してくれた本書には感謝。


    余談。端々で著者が、彼女いますアピールを入れるんだけど、見栄が垣間見られて、かわいい。、、?笑


    メモ
    上虚下実

  • 自分のやっていることを「さぼる」というキーワードで置き換えてくれている本

    ト、2009.12.14

  • 2009.6.1読了 10分の1の努力で成果が出る仕事術のキャッチコピーが先ずは大げさでがっかり。サボりにも正と負があり、正の積極的なサボりは成果が上がり登り坂の成功人生を歩める、と説く。要するに、昔から言われている「緊張と緩和」の緩和をサボりと言い換え、幾つかの現代的アイデアを示した。

  • ★119人は聞き役がいることで心が安定し、ライバルを持つことで成長する。
    ●聞き役は何となくいるけど、ライバルはいないな。成長シズライ環境、。。。
    サボるといっても、やる事やる為にメリハリつけようと言う事。ただ単に何処に力点を置いて表現するかの違いで内容が目新しい訳ではない。

  • MEMO

    悪いサボり
    「やるべきことをしない」
    「するべき仕事をしない」

    良いサボリ
    「自分がやらなくていいことは自分がしない」
    「それ以上やって意味の無いことはしない」
    「積極的な休憩は負のサボりにあらず」
    「段取りを上手にして仕事にメリハリをつける」
    「考える時間、想像の時間は負のサボりではない」

    効率化→空き時間→仕事を入れる→忙しい→効率化 「魔のサイクル」

    仕事の効率化→空き時間→サボる技術を駆使→余裕を持って仕事、人生に取り組める→効率化 「天使のサイクル」

    自分にしか出来ない仕事に集中する。
    「人に任せる」「人にふる」「協力をしてもらう」

    「使える時間」が人より多い人は、人よりもアウトプットできて成果は間違いなく出る。

    コツコツ働くことの大切さを否定しない。

    サボりは何かを生み出す時間。

    アイデアはサボっている時にわいてくる。

    大前提
    1 極限まで考え抜く
    2 集中を繰り返す
    3 常に問題意識をもっていること

    「長時間仕事をする」というのがイコール、「よく仕事をする」というのは当たらない。

    堂々とサボる条件
    1 やるべきことをやっている。
    2 サボった後に猛烈に仕事ができる。
    3 前向きにさぼる。

    人に任せる方法
    1 日頃のコミュニケーションを良くしておく。
    2 日頃からやるべき時は仕事の成果をバシッとだしておく。
    3 頼み方、任せ方を工夫する。
    4 タイミングを読む。
    5 感情を込めて、態度で示せ。

    人がいなければサボれ

    プライムタイムはサボらない

    サボりのスケジュールを入れておく。

    あからさまにわかってしまうサボりはよくない。

    サボり上手は断り上手。

    丸投げ時は、相手がヒマなときにする。

    代案をもつ。

    提案をして行くことが一つの技になる。

    上司への提案 否定的なのであらかじめ想定質問を用意し答えを用意しておく。

    社内会議 短く/前の意見を肯定して引用/断定する

    取引先へ提案  何故なのか理由を説明、デメリットも説明、自分を売り込む

    サボりの達人の謝り方
    ゆっくりと深々と頭を下げる。表情は深刻に

    よく聴く  情報が入る、好感を持たれる。
    聞き方のスキルを揚げる



    ストレス対応
    最悪の状態を想定する
    でも、どうせ、だっては言わない。


    サボりまくる日を作る。

    昼は1時から。
    新聞に時間をかけない。
    体を鍛える。
    替えの効かない得意分野をもつ。
    前半とばして後半さぼる。

    志を持つ。

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著者プロフィール

東京大学名誉教授・学習院大学理学部研究員・理学博士

「2018年 『空間とベクトル 増補版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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