コストマネジメント思考法 どんな状況でも利益を生み出す

  • 東洋経済新報社 (2010年10月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784492556740

感想・レビュー・書評

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  • vol.97
    コストに強い人は、ビジネスに強い!?コストマネジメントの本質。
    http://bit.ly/igO6Jc

  • コストマネジメントのポイントは?

    →コストとは効果を得るための元手であり、単価×数量×質に分解できる
    真のコストドライバーを見据えてコストを分解して把握することがコストマネジメントにおいて必要
    自律的にコストマネジメントされるには
    1.費用対効果が透明化され、常に明確化されていること
    2.競争原理導入の徹底とベンチマーク
    必要性の判断には、最適化と変動化、コストの適正化には、集約、分解、統合

  • 簡単に分かりやすく書かれている、

  • コストは目に見えない部分が大きい。
     特に、サービス・業務委託は目に見えない。
     スリム化すべきコスト、増加すべきコストは区別するべき
    ・マクロの視点

  • コンサルタントの手法だけど、これまで自分でやってきたことの復習のようだった。

  • コストマネジメントの入門書。コストの本質、マネジメントの考え方、モノサシ等、シンプルだがポイントを押さえ、うまく整理されているように感じた。

    利益の増大=売上の増加+コストの削減だが、後者について体系的な知識がない事に気付き、購入。

    コスト削減について漠然と考えていた事が少し明確になり、全体的に整理出来たのが良かった。しかし、最も興味あるITコストは、間接的で独自性が強く適正化の難しい分野という事が分かっただけなのが残念。他領域ももう少し突っ込んだ内容がほしかった。次はもう少し専門的な本を読もう。

    メモ
    ・将来まで含めた利益を最大化させるためのコストマネジメント。研究開発費など事業成長に直接リンクするコストは単純に削減しない、研究開発の中でも経費的部分は対象とすべき。
    ・間接コストは、直接コストに比べて管理水準が低い場合が多い
    ・直接より間接、汎用的より個別的、モノよりサービス、売上と紐づく質、顧客接点に近いサービス、バックオフィス、子会社といった、難しそうな領域の方が高い改善率を望める
    ・「集約」: ボリュームディスカウントや、規模の経済の導入。ただし、競争原理は働かせる必要がある。
    ・「分解」: コストドライバー(コストを決定付ける要因)を認識、他との比較を可能にする、交渉時の論理矛盾を指摘するためにコストを分解して把握
    ・「統合」: (これは若干無理がある。) サプライチェーンを通して、多能工化による、上流工程の非効率による下流工程のコスト増など、視野を広げて取り組むコスト削減
    ・「最適化」: コストを発生させる際に、要不要、妥当な量と質を判断できるようにする。費用対効果はリニアには上がっていかない、リスクや損を恐れて過剰な質になっていないか。
    ・「変動化」: 固定費→変動費にする事。一般に内部リソースから外部リソースに移管する事が変動費化と言われるが、売上の量が減った時にコストを下げられないようじゃ、変動費化とは言えないよねってのが実感としてあるんだが・・・。

  • 低成長期におけるコストマネジメントの重要性が良く分かる。
    具体的取組内容に目新しさはないが、構造化と敷衍化の巧みさや頭にすっと入ってくる分かりやすさは、トップコンサルならでは。

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