- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492601624
作品紹介・あらすじ
本書は、初版に引き続き、会計の視点とファイナンスの視点の2つを入れ込んだものになっている。企業の経営者あるいは管理者の立場を中心とする会計の視点と、投資家の立場を中心に据えるファイナンスの視点の双方からの企業分析の考え方は、現在のビジネスパーソンにとって必須の能力と考えられる。したがって、本書は経営管理に携わっている企業の経営幹部や分社化された子会社の経営幹部、事業部の幹部をはじめ、将来の幹部候補である若手ビジネスパーソンが、競合企業や関係会社、また自社を分析していく場合に、財務データをどう分析していったらよいのかを学ぶことに活用していただけるものと考えている。さらに、本書の企業分析の考え方は、会計ルールの統一化のなかで、海外企業の分析においても同じように使えるものと考えられる。
感想・レビュー・書評
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【企業分析の仕方についての解説本】
EVA、ROA、賃借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書などが一体何者で、どのように使えるのかを具体的な企業例も出して紹介している。
ここまで理解しやすい本は見たことがなく、基礎を知るにはもってこい。
実践で活かさなければ意味がないが、それでもよい勉強にはなる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
財務的に企業を分析する方法・考え方について、具体事例もたくさん盛り込まれており、非常にわかりやすい良書。
・貸借対照表の注意点
①取得原価主義であり、全てが反映されているわけではない。
②金、ものは含まれるが、人・情報については表れていない。
・損益計算書の注意点
①利益は企業のオピニオンでしかない、考え方で左右する。
②業種により利益率は違う。 -
会計情報からいかに戦略を読み解くか?
そういった内容です。
経営の勉強に会計が不可欠であることがよくわかります。
会計情報からこんなにも多くのことがわかるのか。
たとえば、セグメント情報から企業の戦略的事業部をいかにして読み取りますか?
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企業財務分析の参考書。分析手法やケーススタディが、簡潔にまとめられている。
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普通
基礎文献代わりに -
定性分析により分析のシナリオを方向付け、それに基づいた定量的な財務分析を理解するのに最適な一冊です。いわゆる企業分析や事業評価の基礎知識として有効化かと。
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ファイナンス的な企業分析手法から会計知識までゆっくり復習できて知識の整理ができた。良書。
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事例が豊富であり、得られた指標をもとに分析されている。MBAのレポート、発表資料作りにおおいに役立った
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わかりやすい!おもしろい!こういう本がほしかった。