医療改革: 痛みを感じない制度設計を (経済産業研究所・経済政策レビュー 3)

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  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492700761

作品紹介・あらすじ

世にさまざまな医療改革案があふれているが、これぞ抜本改革、というものは見当たらない。そこで著者は、医療改革について、三つのプロセスから成る工程表を提案する。第一は、「医療の受け手」と「医療の担い手」の間にある情報ギャップを埋める政策、第二は、医療保険制度にまつわるモラル・ハザードを阻止するための政策、第三は、医療を一つの「産業」として捉える政策である。

感想・レビュー・書評

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  • シンガポールのMSA(dedical saving acount):一般医療(medisave=強制貯蓄)「自助・自立」/高額医療(medishield=任意保険)「互助・連帯」/公費医療(medifund=公費)「公助・扶養」

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著者プロフィール

東京医科歯科大学大学院医療経済学分野教授
1959年生まれ。一橋大学商学部卒業。1987年にシカゴ大学経営大学院でMBA取得。(株)ハーフ・センチュリー・モア企画室長等を経て、国立医療・病院管理研究所(現「国立保健医療科学院」)及び国立社会保障・人口問題研究所主任研究官、日本福祉大学経済学部教授の他、日医総研主席研究員、経済産業研究所ファカルティ・フェロー、スタンフォード大学客員研究員、内閣府規制改革推進会議「医療・介護ワーキンググループ」専門委員などを兼務、2000年より現職。主な研究テーマは医療経済、医療政策、医療・介護経営。主な社会活動として一般社団法人日本介護福祉経営人材教育協会理事や一般財団法人リプレット基金事業財団理事長を兼務。近著に『コロナ後の医療経済と日本』『見える風景が変わるか? 2040年の薬局』(薬事日報社)、『地域包括ケアシステムの成功の鍵』(日本都市センター)、『“見える化”医療経済学入門』(医歯薬出版)など。

「2022年 『国民の介護白書2022年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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