- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492733134
作品紹介・あらすじ
ブログやマネー誌でいま人気の個人投資家が
30万円で始めた株で1億円を突破したマル秘手法を公開!
企業業績も株価チャートの知識も必要なし。
年率40%超を目指すビジネス思考の投資術!
● プロと勝負したら確実に負ける!
● 株式は少数派が勝つ!
● プロの予想の逆を行け!
● アナリストの推奨銘柄は買うな!
● 相場に「絶対」はありえない!
● バブルを怖がるな、一緒に踊れ!
● 普通ほど怖いものはない!
● 損切りを褒めろ!
● チャンスは何度もやってくる!
1月に買って3月に売るだけ!
株主優待投資で代表的な銘柄をひとつ挙げろと言われたら、
私はスターバックス コーヒー ジャパンを取り上げます。
1月最初の営業日の寄り付きに購入し、そのまま保有。
3月23日を経過した最初の営業日に売却するトレードを行ったら、
2004年から2014年までの11年間、
一度も負けたことがないという結果が出ました!
株式投資にはリスクがあります。イベント投資も同じです。
そのリスクをできるだけ小さくして、リターンをいかに大きくできるか。
しかも、上げ相場でも、下げ相場でも儲け続ける。
それができるのが、イベント投資だと思っています。
イベント投資は、一瞬にして一財産を築く手法ではありません。
年率で言えば、30~40%を目指す手法です。
ただし、デイトレのように、パソコンの前に張り付く必要はありません。
ファンダメンタルズ投資やテクニカル投資のように、
難しい知識を知る必要もありません。
必要なことは、高い株価でも買ってくれる場と人を予測して、
その株式を安いときに仕入れることです。
サラリーマンなら常日頃行っていることと同じです。
だからこそ、イベント投資はサラリーマン投資家に向いていると思います。
本書には、この投資法の仕組みから、データが示す相場の動き、
最初は何から始めればいいのかという指針まで、
私の経験をもとに記載しています。
もちろん、本書の内容を全てまねする必要はありません。
常識とはかけ離れたところに、個人投資家が生き残るひとつの道があります。
そのことを理解してもらえば、
きっと一般常識とは違うスタンスで投資できるはずです。
そして、あなたオリジナルの投資方法を新たに生み出してください。
そのための指針も紹介しています。
感想・レビュー・書評
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◾3月末権利の優待人気銘柄
タカノ モスフード アトム 昭文社 京阪電気鉄道 リーガルコーポレーション 王将 松屋 梅の花
◾2、3ヶ月前の地点で上昇トレンドか確認。売りは3、4営業日前。
◾優待券で人気
コロワイド チムニー アトム
◾1〜3月 最も儲けやすい。
年初はご祝儀相場あり。その後、12月の上昇反動で下げる。特に2月は低調。3月は配当、株主優待で買いが入る。国内機関投資家も3月末の評価に向けて売りは控える。
◾4月〜6月 前半注意
GWを挟んで下降。海外ヘッジファンドの半期決算に伴う売りも影響。6月には売りが止まる。特に後半からは株主総会での材料期待で上がりやすくなる。
◾️7月~9月 1年で最も方向性が難しい時期
7、8月は相場を動かす材料がない上に海外投資家が夏休みに入るため上げもせず下げもせず。テクニックが必要。9月は配当取りで上昇トレンド。
◾️10~12月 最も激しく動く時期
10月は海外勢の決算対策売りで軟調。11月下旬以降は決算期を終えた外国勢がリターン。12月末時点の成績で海外勢の評価が決まるため株の売却は起こりにくい。さらに日本のボーナス投資も増える。
◾️2月中旬から4月中旬と11月末から12月末の2回がチャンス
◾️年初の3営業日でその年の相場を予測
◾️月の後半で買う方がプラスになりやすいけいこう。
◾️機関投資家は3、6、9、12月末の四半期の成績で資金獲得に影響が出るため無理にかぶかを押し上げる。ウインドードレッシング。
特に東証2部、東証REIT、JASDAQ、マザーズ。
◾️米の金利が騰がると日本の株価は騰がる。FFレートと連動。いったん株価調整が入るのでそこがチャンス。
◾️末尾が5と9の年は騰がる。企業計画、記念行事、記念配当などは10年周期が多いことに起因。
◾️東証2部の優良銘柄、株価安定、株主優待あり、10万円前後は狙い目。1部上昇の可能性あり。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
個人投資家と機関投資家。行動パターンが違う。
誰に売るか。個人投資家はマーケットが活況なとき、機関投資家はいつでも。
信用評価損益率で、個人投資家が潤っているか見る。マイナス10%以下だと低迷、マイナス3%だと活況。
機関投資家はルールで動く。不祥事のおこった株は投げざるを得ない。
欲望が売り時の判断を難しくする=売り時を明確にする。
権利付き最終日までに売る。
株主優待の値幅取りは、内需系のものを。化粧品会社や外食チェーン。
女性、子供、オタク、がキーワード。
飲食系、食品系、美容系、レジャー関連。
米はダメ。
押し目買いで買うのは月の後半。
株価は夜中に上がる。日中は下がる傾向。
アメリカの金利が上がると、株価は上がる。
1月に買って3月に売る。
大型株はプロの市場。小型株は個人投資家。
少数派が勝つ。
みんなの逆張りをする=ヴェリタスのブルベア調査の相場観の反対を行う。
バブルを怖がらない。資産を大きく増やすチャンス。
頂点では逃げられない。一回暴落した後の反騰で売る。
東証2部の優良銘柄。1部への昇格期待。
倒産リスクが少ない。株価が安定している。株主優待を出している。単位株が10万円前後で買える。 -
イベント投資で有名な夕凪さんの本。
化粧品会社や飲食系の東証2部株主優待銘柄を、権利確定日の1〜2ヶ月前に仕込み、優待を取らずに権利付最終日の3営業日前までに売る手法を採る。
イベント投資を花屋に例えた部分が秀逸。
仕入れた花(株)をいつ、どんなお客さんに売るかを想定することの重要性を説く。
この「誰にいつ売るか」という考え方が大切。常に自分の取引の反対側に誰がいるかを想像せよ、と説いたのは「デイトレード」のオリバー・ベレス。
自分も「誰に売るか」を想像し、ストーリーを描いた上でトレードをしないといけない。優待のない銘柄であれば、「もっと上がる」と思っている投資家に売らなければならないということ。
その他、心に残った部分
□イベント投資のいいところは、売り時が明確であること
□いくらファンダメンタルズが好調だとしても、株価が上昇するという保証はない
□株主優待銘柄は業績に関係なく元の水準に戻りやすい
□優待銘柄で狙うなら、上昇トレンド途中の銘柄が望ましい
◎儲ける人は他人の欲しい株だけを考えている
◎あなたの株を買うのは誰かを知ることが大事
◎株主優待のときだけ上がる銘柄を狙う
◎儲けるチャンスは年2回
2月中旬〜4月中旬、11月末〜12月末
◎株式を売るなら朝がよくて、買うなら大引けがいい
□西暦の末尾が5と9の年は株価が上がる
◎個人投資家は1〜3月期が勝負時
◎株式市場での取引に参加するなら、常に自分が今、少数派に立って取引しているかどうかということを確認する
◎損切りができたら自分を褒める
□やられたらやり返さない→リベンジトレードは必ず失敗する(スーパーストック発掘法より) -
これくらいの知識を踏まえた上で、みんな株に取り組んでいるのだろうな。自分のような社会人にはなにより必要な知識。知識の上で経験を重ねる。
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古いです。
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イベント投資(優待の権利確定日の2、3ヶ月前に買い、確定日前に売る)について書いてあった。
著者は数年これで利益を得ていたようだが、この本の出版から10年以上が経ち、今も同じようにできるのか??
優待もその時から、悪い条件になっているので、こういった本は最近出版されたものを読むべきだなと思った。 -
投資初心者には少し難しい本だったが
投資に触れる第一歩となり、もっと投資について勉強してみたいと思った。 -
イベント投資の解説。アノマリーなど機関投資家でなく個人投資家としての投資戦略
10年前の本で細かい内容は変わっているだろうけど、大元となる考え方等参考になる。
私も南の島でのパーティーに向けて探します。 -
これまでに本でよく見た内容とは異なりちょっと驚いたが、やってみたいと思える。