製薬・医療産業の未来戦略: 新たなビジネスモデルの探求

  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492761236

感想・レビュー・書評

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  •  サラリーマンをしていると、たまにビジネスモデルを類別したり、サラッと書いたりする流儀、様式が必要になることがある。そんなときに参考書はあまり無い。一般論では語れないのかもしれない。でも誰かが書いているのをとりあえず見たかった。真似事がしたくなった。

     これが本書購読の動機だった。

     本当に難しい領域にチャレンジされている。敬意を表します。

     本書は2つの様式を例解してくれている。
     そのビジネスの置かれている位置を顕わして、そのモデルの中身を要約しようとしている。
     位置は4×3のセルのどこに位置するか、という書き方だ。コンテンツ−プラットフォーム−インフラという縦軸と企業→卸→病院→薬局というSCMを横軸にして類別している。
     モデルの中身を要約するときの書式もある。戦略モデル、オペレーションモデル、利益モデルという3つの観点だ。戦略モデルは顧客−機能−製品−魅力−資源−前提という要素から成るようだ。

     類別や要約は要するに、何を言うのか、というメッセージに拠るのだなあ。一般論というのは無いのだ、という気がしてきた。

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著者プロフィール

早稲田大学ビジネススクール教授。京都大学文学部卒業、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(MBA)。鉄鋼メーカー、文教大学などを経て2001年より現職。この間、英ハル大学、米カリフォルニア大学バークレー校などで在外研究。早稲田大学IT戦略研究所所長、早稲田大学大学院経営管理研究科長、経営情報学会会長、CRM協議会顧問などを歴任。著書に『集中講義デジタル戦略』『プラットフォームの教科書』『ビジネス思考実験』『事業創造のロジック』(いずれも日経BP)、『代替品の戦略』(東洋経済新報社)など。

「2023年 『ハッキング・デジタル DXの成功法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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