次世代エネルギーの最終戦略―使う側から変える未来

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  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492762028

作品紹介・あらすじ

再生可能エネルギーに注目することで、地方に新しい産業を興すことができる。北海道では風速7メートル以上の風力の10分の1を活用するだけで、北海道の稲作の2倍の産業が生まれる。東北など農林水産業が盛んな地域では有機系廃棄物を使ったアグリ&エネルギーも有望だ。またそうした発電のプロセスで生まれる排熱を利用した熱供給事業化も可能である。10年のエネルギー鎖国を抜けだし成長産業を創造する。

感想・レビュー・書評

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  • 2011年12月に実施した学生選書企画で学生の皆さんによって選ばれ購入した本です。展示期間終了後の配架場所は、開架図書(3階) 請求記号:501.6//I38

  • 大規模集中型のエネルギーシステムから分散型への移行を説く話。2050年くらいまでを視野に入れて、使う側(需要家)をエネルギーシステムの起点にしようという提案。この10年間になにがおきたのかがわかりやすくまとまっており、専門知識がなくとも読みやすかった。

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著者プロフィール

日本総合研究所フェロー。1958年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科修了後、三菱重工業に入社。1990年に日本総研へ。2021年に同社専務執行役員を退任し現職。アイフォー代表取締役、北陸産業活性化センター・エグゼクティブフェロー、NECエグゼクティブ コンサルタント、Team Energy顧問、DONKEY取締役会長も務める。

「2021年 『脱炭素で変わる世界経済 ゼロカーボノミクス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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