原発はやっぱり割に合わない 国民から見た本当のコスト

  • 東洋経済新報社 (2012年12月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784492800867

みんなの感想まとめ

テーマは原発のコストとその社会的影響であり、著者は「原発推進」に対して厳しい視点を持ちながら、「脱原発」に対しては理解を示しています。前作と比較すると、内容の進歩が見られる一方で、社会的コストに関する...

感想・レビュー・書評

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  • 大島氏の書籍は、先日『原発のコスト』を読んだばかりだが、その本よりも1年以上新しいこともあってか、本書は、『原発のコスト』に比べると、内容的にかなりの進歩が見られた。
    が、相変わらず、「原発推進」に対しては厳しい目で、「脱原発」に対しては温かい目で書かれている印象は変わらない。

    原発のコストに関する考察については、全体で見れば、『原発のコスト』よりも改善したと思われるが、社会的なコストに対する考察は『原発のコスト』より後退したのが残念。

    「再生可能エネルギー推し」については、『原発のコスト』よりも勢いがなくなっているが、これについては、再生可能エネルギーの現実が見えてきたからではないかと想像している。

    「はじめに」にもあるように、技術面にはほとんど触れられていないが(『原発のコスト』でも、触れられていなかった)、その点が、この著者の書籍の物足りなさにつながっているように思う。
    書籍の内容に客観性・説得性を持たせるためにも、技術に関することも、ある程度は触れた方がよいと思うのだが。

  • 「原発のコスト」の焼き直し版かと思ったけれど、両方読むことをおすすめ。「原発のコスト」の方は原賠法について多くページを割いていたので、こちらの方が内容的には濃いという印象。

  • 原発の本当のコスト、というものに迫った一冊なのだが、「はじめに」で著者が述べているとおり、難解な分析を除いて平易に書くことに努めた感がある。
    平易なぶんとっつき易いけれども、原発事故から1年以上経った現在において、今さらそんな入門的な事?という内容にも思える。

    初めて触れるには良い本だが、もっと深い分析を期待していたら、少し期待外れになるかもしれない。

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著者プロフィール

龍谷大学政策学部教授

「2021年 『炭素排出ゼロ時代の地域分散型エネルギーシステム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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