Think! (No.30)

  • 東洋経済新報社 (2009年7月16日発売)
3.45
  • (2)
  • (2)
  • (6)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 33
感想 : 5
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784492830345

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 大前研一の先見力、神永正博の統計データの読み方、津村記久子の小説作法あたりが面白かった。

  • 現在を洞察し、未来を予測する力/Insight and Foresight:Understanding Today, Predicting Tomorrow ― http://www.toyokeizai.net/shop/magazine/think/detail/BI/5576fc27cb4d322405342c9f7e122e32/

  • インサイト&フォアサイト
    大前研一・・・先見力をみにつけるには、自らの頭で論理的に考える。21世紀経済の特徴は、「ボーダレス」「サイバー」「マルチプル(いくつかの前提を組み合わせる)」の3つがある。時間はいくらでも作れるのだから、とにかく学びはどこにいても行うべき。都内で勤めている人は、平日は都内に住むことをお薦めしている。
    ロジカルセリング・・・角度の高い初期仮説→仮説検証→一時検証→仮説の見青し・提案作成→二時検証

    Thinkはやっぱり考えるのに良い。それぞれの筆者にレベルの差があるし、それがぶつかり合っている感じがする。頭つかっていこう。

  • 備忘録的に・・・

    問題解決プロセス

    1.現状の把握
    2.実現したい状態の明確化
    3.打ち手の施策

    以上が問題解決プロセスである。

    ――1.現状の把握―――――――――――――――――――――――――――
    洞察のプロセスー整理整頓・抽出・示唆化で実行

    1.整理整頓⇒情報収集・取捨選択・補完
    客先などで情報を収集した後に、フレームワークなどを活用し情報を整理
    その過程で不足情報は類推するなどで補完

    2.抽出⇒情報を構造化した後で「要は何か?」を抽出する。
    情報から、要するに現状はどういった状態なのか?

    3.示唆化⇒抽出段階で得られた「要は何か?」を企業にとって提言に昇華する。
    EX.抽出「市場は縮小しており縮小傾向は今後も継続する」だから何?
    示唆化⇒「市場寡占化が進むため、今がシェア向上の絶好の機会である」

    ――2.実現したい状態の明確化―――――――――――――――――――――
    1.主観情報の優先順位付けも行う。主体にとってどの想いが重要なのか。
    2.抽出では、客観的情報を用いて、仮説的構造を抽出する。
    仮説的構造とは、客観的情報に基づいた将来の社会・業界構造に関する仮設
    3.示唆化では、仮説的構造を踏まえながら、主観情報を組み合わせ、企業の
    実現したい状態を明確化する。

    ――3.打ち手の施策――――――――――――――――――――――――――
    1.整理整頓:まずは制約条件がないという前提で打ち手のオプションを洗い出す
    そして、そのオプションを整理、構造化する。
    2.抽出:真の制約条件を抽出する。
    3.示唆化:整理整頓した制約条件をもとに評価軸を設定した上で、評価軸に
    優先順位をつけ、オプションを評価する。

    以上が問題解決プロセスであるが、この思考法サポートする
    有効な「思考の7つ道具」がある。

    1.レンズ:視点を変化させて考える
    1.全体観を捉える/部分に着目する
    2.軸を設定し視点を移動させる
    3.言い換えてみる/置き換えてみる
    ※空間軸や時間軸、物理軸などいろいろ

    2.ものさし:立場を変えてみる

    3.蛍光ペン:同じ真善美で考える
    これは、判断・行動を行う人物の「感情を理解する」事である。
    2の立場を変えて考えるというのと似ている。

    4.フォルダ:構造化して考える
    言わずと知れたMECEやピラミッドストラクチャー

    5.自由帳:真の制約を抽出する
    クリア可能なもの、突き詰めると制約にならないもの、それらを
    取り除いた後の「真の制約」の可視化

    6.メモ:直感を信じて考える
    直感を捨てずに、論理的に検証する

    7.ラベル:「要は何か?」を考える
    そのために、A.WHAT B.WHY C.HOWを常に考える。

    以上

  • 090801

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

東洋経済新報社(トウヨウケイザイシンポウシャ)


「2022年 『就職四季報 優良・中堅企業版2024年版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

東洋経済新報社の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×