ビジネスパーソンのための 決定版 人工知能 超入門

  • 東洋経済新報社 (2016年11月11日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (112ページ) / ISBN・EAN: 9784492970270

作品紹介・あらすじ

ビジネスパーソンに役立つAI解説書の決定版!

なぜ、これからの企業経営にAI戦略が必要なのか?
AIを導入しないままだと、どうなってしまうのか?
実際にAIをビジネスへ生かすために必要なこととは何か?

海外、国内企業の先進事例をケーススタディで解説しつつ、
AIの可能性を探る、知的興奮に満ちた一冊。

■天才棋士・羽生善治氏vs.AI研究の第一人者・松尾豊氏がスペシャル対談
「ディープラーニングの先の未来で起きること」
まさに“最高頭脳”同士の対談!松尾氏には、最新のAIで何ができるか、そしてこれから何が起こるかなどの疑問を直撃。羽生氏にはコンピュータ将棋と戦う、トーナメント戦への参戦を決めた決意などを訊きながら、わかりやすく“AI革命”を解きほぐしてもらいます。

■海外企業の戦略はこれだ
・グーグルの現地取材、GE、マイクロソフト、シーメンス、ボッシュの戦略検証によって、世界先進企業が経営戦略へ、AIをどう取り入れようとしているのかを浮き彫りにします。
・オープン戦略、IoT、インダストリー4.0など、“今”を理解するために必要なキーワードを完全網羅。
・フィンテック革命とは何か?-欧米ではベンチャー企業がAIを使うことで、新たな金融サービスを生み出しています。日本にも影響を広げつつある、その変化について解説します。

■日本企業最前線
・トヨタ自動車、NEC、富士通、日立製作所、NTTグループ、ソフトバンクグループ、コマツ、ヤフーなど、AIを経営戦略に活用する企業を、東洋経済記者が徹底取材します。あなたの会社の参考になるケーススタディがあるかもしれません。
・プリファードネットワークスなど、世界が注目する日本発ベンチャーが登場。
・アルファ碁“圧勝”の理由とは? AIは作家になれるか? などコラムも充実。
・山田誠二・人工知能学会会長 などインタビューも読み応えがあります。

■機械と共存するために
・AIによる金融支配、人間の雇用代替の脅威が指摘される中、人間がAIと共存するためには何が必要か、分析します。

■これで完璧!AIブックガイド
・本書執筆陣の推薦などをもとに編集部が選んだ必読の14冊を紹介します。

感想・レビュー・書評

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  • 詳細は、こちらをご覧ください
    あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート
     → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1144.html

  • 2018/12/25 詳細は、こちらをご覧ください。
    『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』 →  http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1144.html
     
    人工知能 (AI)は、今注目の話題です。
    大雑把に知りたいと、本書を読みました。
    ビジネスパーソン向けですから、基本を知ったら 仕事にどう生かせばいいのか。
    その事例が多く書かれています。
    人工知能と行っても 内容はピンキリだってこと。
    私たちの暮らしが良くなることに使われればいいけれど、単にビジネスの収益増加のツールでは つまらない。
    今後もいろんな情報を知っていきたいです。

    2017/02/10  予約 8/18 借りる。8/21 読み始める。 9/8 読み切れずいったん返却
    2017/9/8 再予約。2018/1/5 借りる。 1/27 興味ある個所は読み終える。

  • 各分野での企業事例や、今後の使われ方の想定などが網羅的に記載されている。

    カンブリア爆発と人工知能の発展をなぞらえて説明している箇所は、確かに腑に落ちた。
    センサーが増えて、それを処理するハードもスペックが増えたことで、あたかもコンピュータが眼を手に入れたかのような状態になっている。

    一方で、懸念点としてテスラの事例を引き合いに出し、万能ではないことや、分野によってはまた停滞が進む可能性があるということも把握した。

    「何でもできる」と思いがちだが、そうでもないということをきっちり伝えていく必要がある。=データの量

  • 人口知能に関するムック。日本の個別企業の活動なども紹介されている。

    巻頭の松尾東大准教授と羽生善治の対談が面白い。

    ・カンブリア紀の生物の多様化 - カンブリア爆発 - が「眼の誕生」に始まったのに模して、ディープラーニングを人工知能における「眼の誕生」であるとしている。
    ・AIについてはトップ企業が製品を完成されると、ほかの企業はキャッチアップできないという。自動車の画像処置はモバイルアイが市場を押さえており、医療診断はGEが進んでいる。
    ・Google一社で年間一兆円レベルの研究開発非を投入している。
    ・Alpha碁による囲碁のトップクラスの棋士に勝利したのはその可能性を示す意味でも衝撃的であったと言える。

    個別企業では、トヨタ、ファナック、NTTが投資する日本のベンチャPFN (Preffered Networks社)やABEJAなどが面白そう。NTTのcorevoは気にしておかないといけないのだろうね。

    三連勝したAlphaGoが想定外の一手に対して暴走したかのように奇妙な手を連発して敗れた件で、なぜそれが発生したのかがわからないところが、手術や自動運転などのクリティカルな状況においては大きな問題になる可能性があるといわれる。確かにそうかもしれない。それが起きる原因が開発者にもわからないということと、とりもなおさず、それが発生する可能性も、つまりテールリスクが発生するロングテールの条件がわからないことから正確に予測することができないということである。このブラックボックス問題はAIが高度になるほど深刻化するというKDDIフェロー小林氏の指摘はもっともである。

    個別企業の話などは、1年も経つとがらっと変わっているのだろうな。

  • 「超入門」なのに、難しすぎてよくわかりませんでした。だけど、読んでよかったことは確かです。

  • お正月に購入。

    「ビジネスパーソンのための」のという枕詞のとおり、具体的に人工知能(AI)がどのようにビジネスの現場で活かされているのか、という紹介がメイン。人工知能が流行りだけれど、具体的に自分の業界でどのように活かしたらいいのかわからない方に向いている。
    よって、「どう使うか」という話題が中心で、「人工知能とは何か」というような議論は軽く触れらる程度。人工知能とは銘打っているものの、基本的にはビッグデータ分析と機械学習の話が主で、今後の技術的な展望という意味では広がりがない。ただ、題名からそれは察することが可能なので、自分自身の選定誤りといえるが。

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著者プロフィール

東洋経済新報社(トウヨウケイザイシンポウシャ)


「2022年 『就職四季報 優良・中堅企業版2024年版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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