のせてのせて (松谷みよ子あかちゃんの本)

  • 童心社 (1969年7月5日発売)
3.82
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Amazon.co.jp ・本 (20ページ) / ISBN・EAN: 9784494001064

作品紹介・あらすじ

まこちゃんの じどうしゃです 
はしりますよ ブブー
ストップ!
のせて のせて
ウサギが てを あげて います

まこちゃんのじどうしゃは、うさぎをのせてはしります。クマや、ネズミの家族など、だんだんと増えていくおともだち。そして、みんなののったじどうしゃはトンネルにはいって……。

「ストップ!」「のせてのせて」のくり返しが楽しく、まこちゃんと一緒に車にのっていくような、心地いいスピード感が味わえます。
トンネルの場面は一転してまっくらな画面に。
ここであかちゃんは少し不安な気持ちになりますが、遠くに見える明るい出口に導かれ、ページをめくると「でた!おひさまだ!」。
ハラハラドキドキがつまった展開です。

動物や車に興味をもちはじめたあかちゃんにぴったり。
140万部をこえるロングセラーあかちゃん絵本。

感想・レビュー・書評

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  • 1969年初版の「松谷みよ子あかちゃんの本」
    おっちゃんになってしまった息子の大好きだった本
    洗練された文
    ストーリー
    トンネルがワクワク

    松谷みよ子さん、すごいですね。
    ご講演を聴いたことありますが、
    穏やかな自然体の方でした。

    たくさんの絵本
    そして、民話の発掘、発展に貢献されました

    たからものを残してくださってありがとうございました。

    一歳児さんの読み聞かせにと思っています。

    ≪ まこちゃんは みんなをのせて ブブビューン ≫

  • まこちゃんが自動車で走ると「のせて のせて」と
    次々にうさぎ、くま、ねずみがやって来ます。
    みんなを乗せた自動車はトンネルを入り、出て、そしてまた走ります。
    自動車に乗る仲間がだんだんと増えて、
    にぎやかになっていくのが楽しい絵本です。
    赤い自動車もかっこいい。
    あかちゃんから。

  •  のりもの好きの子にはぜひオススメの一冊♪
     「のせて のせて」……と、主人公まこちゃんのじどうしゃに次々に動物たちが乗ってきて楽しいドライブが続きます。
     お家のひとのおひざの上で、” ブブー ”と一緒に楽しいドライブを!!

  • ”いないいないばあ”と1,2を争う

    息子さんのお気に入りの絵本。

    毎日何回も何回も読みたがります。

    あかちゃんの絵本にしては

    ドラマティック且つエキサイティングな内容で、

    個人的にはトンネルのページのアイディアが好きです。

  •  娘が小さかった頃お気に入りの絵本で、何度読まされたか、・・・。今では汚れてぼろぼろですが、大事にとってあります。楽しい絵本です。

  • 子供が車を運転しているのが夢を語っている感じで良かった20

  • ゆうえんちみたい!(小1)

  • 8ヶ月の娘に購入。じっと聞き入っています。
    トンネルのところで何故か毎回読んでいる私の顔を伺うのが面白いです。
    今後の反応に期待したいです。絵も可愛い。

  • じどうしゃ好きの息子のお気に入りです。
    「まこちゃんのくるまですよう」
    なんともかわいい響きの言葉が繰り返されます。
    うさぎさん、くまさん、ねずみさん、みんなまこちゃんはくるまにのせて走っていきます。
    最後のページはくるまがまだ知らない不思議な国に向かっているようで想像力をかきたてられます。
    乗り物大好きなちいさな男の子におすすめ。

  • テンポの良い作品。のせてのせての繰り返しがいいです。

  • 自分が幼い頃読んだ絵本を我が子にも。
    まこちゃんが運転する車に動物たちが次々乗り込んでくるというシンプルなストーリーですが、なんともいえないこのレトロな絵がかわいらしくて良いんですよね。
    最期のページの、見下ろすような視点で遠くに街が見える絵には、とっても想像力をかき立てられるような気がしました。

  • 自分も子供のころ読んでいた本を図書館で見つけ、長男に読みきかせたら、夢中になっている。
    簡単な文章なのですぐ覚えられたようで、見よう見まねで読んでいて楽しそう。
    トンネルトンネルトンネルトンネルまっくらまっくらまっくらまっくらなど語感がいい。

  • トンネルのシーンが大好き!好きすぎて、どうしても、ねずみが出てくるところで、我慢できなくなってしまいます。「早く、早く、トンネルにしてーっ」とばかりに、まだ、読んでもいないのに、無理やりページをめくろうと・・・。ねずみの親子を乗せずに、トンネルに入る毎日。トホホ。一度、力ずくでページをめくるのを阻止。ねずみの親子を乗せたら、泣かれました。
    トンネルに入ったとたんに、パッと輝く笑顔。そして、トンネルを抜けたときの あのニヤニヤ。可愛くて、可愛くて。やめられません!私も、車に乗って、どこまででも走っていけそう。こんなことが、嬉しいって・・・・・。子育てとは、なんと可笑しなものでしょう。(1歳)

  • すごいよ。松谷みよ子さんの絵本はハズレなく楽しそうにするよ。

    音の使い方とかが上手いのかなぁ

    トンネルの黒いページとかめっちゃ見てた

  • 『松谷みよ子あかちゃんの本』シリーズの5冊目の絵本です。ドライブのお話ですよ。ブブー。今作から絵の担当は東光寺啓さんになっています。まこちゃんのじどうしゃが、かっこいいですよう。
     まこちゃんがじどうしゃを走らせていると、動物たちがてをあげて、まこちゃんを呼び止めます。
    「ストップ! のせて のせて」
    うさぎ、くま、ねずみが次々とまこちゃんのじどうしゃに乗り込むと、みんなでいっしょにドライブです。
     前作の『あなたはだあれ』と似たような終わりでしたが、『あなたはだあれ』が最後にみんなでじどうしゃに乗るというのに対して、この『のせてのせて』ではまこちゃんがじどうしゃを走らせる度に動物たちがヒッチハイクをするという展開でした。最初にうさぎが1匹、次にくまが2匹、最後にねずみの親子が11匹と乗ってきて、車上がどんどんと賑やかになっていくのが印象的でした。そして、いろいろな動物たちがじどうしゃに乗り込むというお馴染みの繰り返しの展開の後に、トンネルを抜けるというこれまでのこのシリーズの絵本にはなかったドラマチックな場面があったところも印象に残りました。
     目的地が書かれていませんでしたが、表紙のまこちゃんがバスケットを持っているので、ピクニックに行くところだったのですかね?

  • 初版が50年以上も前の絵本。
    まこちゃんが無免許運転&定員オーバーで乗合運転してます笑
    くまの爪が生々しくて怖い…

  • くるまが好きなので何度も読んでと言っています

  • 読了

  • 1y
    「ぶ(じどうしゃ、くるま)」がブームなので、ページをめくるたびに「ぶ」と言っていました。「チュチュチュ」の場面は楽しそうに笑っていました。

  • 「てぶくろ」を思い出した。全然違うけど。

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著者プロフィール

1926年、東京生まれ。1944年頃より童話を書きはじめ、1956年、信州へ民話の探訪に入り、『龍の子太郎』(講談社)に結実、国際アンデルセン賞優良賞を受ける。以来、民話に魅せられ創作と共に生涯の仕事となる。日本民話の会の設立にかかわり、松谷みよ子民話研究室を主宰。著書に『女川・雄勝の民話』(国土社)『日本の昔話』『日本の伝説』『昔話一二ヶ月』『民話の世界』(共に講談社)『現代民俗考』8巻(立風書房)など。

「1993年 『狐をめぐる世間話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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