もしもしおでんわ (松谷みよ子・あかちゃんのほん 7)

  • 童心社
3.66
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本棚登録 : 1275
感想 : 69
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  • Amazon.co.jp ・本 (20ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494001071

作品紹介・あらすじ

じりりーん じりりーん
なっているのは なあに 

そう、電話です。
ねむたいモモちゃんが目をこすりながらでると、

もしもし わたしは
きらきら ひかって
まぶしいものよ

電話の向こうにいたのは、なんとおひさま。

おはよう おはよう
もう あさですよ

じりりーん じりりーん

つぎに電話をかけてきたのは、アヒル。

ぼくもう かお あらったよ
みずに あたまを つっこんで
ぶるぶる ぐわっぐわっ
モモちゃんは まあだ?

モモちゃんのもとに、おひさまやアヒル、ちょうちょからつぎつぎに電話がかかってきて、すっかり目がさめたモモちゃんは、みんなのまつ野原に出かけていきます。

「もしもし」から「おはよう」そして「おさんぽ」へ。1日のはじまりや、おさんぽの前におすすめしたい、100万部をこえるロングセラーあかちゃん絵本です。

感想・レビュー・書評

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  • もしもしのえほん。黒電話なので時代を感じるなぁ。食い付きはそこまで。

  • 2歳になった娘が、きちんとお話を最後まで聞いていられた。
    もしもし、と電話の真似をするのが好きなので、気にいると思ったら大正解。
    読んで、と何度もねだってきた絵本。

  • 6ヶ月の子供に読みました。

    わかりやすい反応はなかったけど、目をキラキラさせながらじっと見つめていました。

    絵が優しくて、登場人物みなかわいらしいです。
    もう少し子供が成長した時に読んであげたいです。

    ちなみに、最後にももちゃんがみんなとお散歩に出掛けて、黒電話さんの電話に出ませんが、その時ちょっとした寂しさを感じました。
    この感情、どういう時の気持ちかな…と思ったら、自分が大好きな友達が、クラスの違うグループの陽キャの人達と楽しそうに話しているのを遠くから見ている(自分はそこには入れない)時の気持ちに似ているなぁって思いました。
    だっておひさまもあひるも陽キャだもの。

    黒電話さんと、また明日遊んであげられたらいいね。

    素敵な絵本でした。

  • 何度も読んでと言います。友達と保育園で電話ごっこをしたと言っていました。

  • 1歳10か月 女の子 図書館で借りました

    子どもが電話に興味をもつのは、今も昔もかわらないのかもしれません。
    黒電話の代わりに私のスマホを持ってもしもしと言いながら本を読んでいました。

  • 1歳5ヶ月
    もしもしと言っておもちゃの電話持ってくるくらいに気に入っているみたいです。

  • 黒電話。ダイヤル回せますか?
    電話でもしもししてみたくなるよね。
    今の子たちは…スマホ持ちたがるのかしら。
    電話機として持ちたいのとは違うだろなあ。

  • 【ママ評価】★★★★
    絵がとっても素敵だった。
    たいようのほわほわ感。
    何よりちょうちょうと花がめっちゃくちゃ美しい。
    額縁に入れて飾りたい。
    水彩の透明感や色合いが芸術的。
    本当に美しい。
    ストーリーも可愛らしい。
    電話といえば、親や祖父母や友達といった人間とお話しするものだけど、たいよう・あひる・ちょうちょうとお話するのが意外だし世界観がとっても素敵だった。
    優しい口調にもほっこりする。
    松谷みよ子あかちゃんの本シリーズの中で一番好きかも。

    【息子評価】★★★★
    「もっかい」も言っていたし、けっこう聞いていた気がする。
    内容に関して何か真似することはなかったけど、絵もよく見ていた。
    母があひるの声をグワグワした声で読むからか、あひるの場面は毎回母を見ていた。
    今更だけど、グワグワ声であひるのイメージを植え付けちゃいけなかったかな…。
    1歳8ヶ月

  • 実際に固定電話とスマホで電話ごっこした。ママの方が好きになった絵本。絵もお話も可愛いすぎる。

  • モモちゃんが好きなようだ。
    10回読んだ。

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著者プロフィール

1926年、東京生まれ。1944年頃より童話を書きはじめ、1956年、信州へ民話の探訪に入り、『龍の子太郎』(講談社)に結実、国際アンデルセン賞優良賞を受ける。以来、民話に魅せられ創作と共に生涯の仕事となる。日本民話の会の設立にかかわり、松谷みよ子民話研究室を主宰。著書に『女川・雄勝の民話』(国土社)『日本の昔話』『日本の伝説』『昔話一二ヶ月』『民話の世界』(共に講談社)『現代民俗考』8巻(立風書房)など。

「1993年 『狐をめぐる世間話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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