はなさかじい (松谷みよ子むかしむかし)

著者 :
  • 童心社
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本棚登録 : 153
感想 : 16
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  • / ISBN・EAN: 9784494002979

感想・レビュー・書評

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  • 5歳9ヶ月

  • ここほれワンワンと言うフレーズは頭にしっかりと入っていましたが、おじいさんが犬に乗って山へ登って行くんだったかな?となりのじいさん犬をなぐり殺したんだっけ?まぁ枯れ木に花を咲かせましょうは有名な話ではありましたが。

  • 気の毒になってきたのは私だけなのか⁈

  • 5歳5ヶ月男児。
    絵はポップなんだが、内容は結構エグい。
    こぶとりじいさん的な感じで、勧善懲悪的な話と捉えて、うんうん頷いていた。
    子供の頃に読んだ花咲爺さんは、もっと大判小判の描写が金ピカで、子供心にときめいた記憶がある。

  • 2019/01/22 1年生

  • はなさかじいさんってこんな話だったんだ、という驚きの作品。娘はイジワルじいさんを嫌って読みたがりませんでした。

  • 悪いおじいさんと悪いおばあさんは現代にもいそう。

  • 3歳10ヵ月
    絵本は大好きなのに、
    昔話はどれも怖がって読ませてくれない息子。
    かさじぞうも、こわい。
    このはなさかじいも、犬が、死んでしまうんだよね。
    でもこの絵本は、
    よく読む作家さん(イラスト)だったのもあってか
    最後まで聞いてくれました。

    同じ昔話でもたくさん絵本が出ているけど、
    「はなさかじい」は私はこれをお薦めします。
    可愛いイラストもさることながら、
    ことばの選び方が、大人にも何か心に残る。
    「しろは、しんだ。」
    悲しいこの箇所が、ただこの一言で終わっているところに
    むしろ語りつくせない何かを感じます。
    その後の、絵には出てこないシロの存在感ったら!
    生き生きと描かれています。

    最後、お話が全て終わった後の
    絵だけの一枚も、
    わたしはとても好き。
    いじわるじいさんにも何かあるんだよね。
    そんな、登場人物すべてが大事にされていることを
    感じさせる、
    言葉のない一枚です。

  • 泣いているところまで…

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著者プロフィール

1926年、東京生まれ。1944年頃より童話を書きはじめ、1956年、信州へ民話の探訪に入り、『龍の子太郎』(講談社)に結実、国際アンデルセン賞優良賞を受ける。以来、民話に魅せられ創作と共に生涯の仕事となる。日本民話の会の設立にかかわり、松谷みよ子民話研究室を主宰。著書に『女川・雄勝の民話』(国土社)『日本の昔話』『日本の伝説』『昔話一二ヶ月』『民話の世界』(共に講談社)『現代民俗考』8巻(立風書房)など。

「1993年 『狐をめぐる世間話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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