雨をよぶ龍─4年にいちどの雨ごい行事 (単行本絵本)

著者 :
  • 童心社
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本棚登録 : 82
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494007462

作品紹介・あらすじ

4年にいちど、巨大な龍があらわれる町があります。長さ36メートル、重さ3000キロの龍が、300人もの男たちにかつがれて町をねりあるきます。かつて、この町が村だったころ。電気、ガス、水道もなく、ひとびとは田んぼや畑で食べるものをつくって、くらしていました。雨がふらず、日照りがつづいた年には、わらや竹を使って雨をよぶ龍神をつくり、「どうか雨がふりますように」と祈ったのです。時代はかわり、わたしたちはその頃のひとびとが生活のなかでそだててきた手仕事の知恵やわざを、わすれようとしています。失ってしまうまえに、うけつぎ、守りつたえていかなければならない。ひとひどは思いをこめて4年にいちど、龍をつくっています。

感想・レビュー・書評

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  • 今年は飾りたい一冊かも
    (^∀^)
    暑い!

    2023/08/10 更新

  • 「4年にいちど、巨大な龍があらわれる町があります。長さ36メートル、重さ3000キロの龍が、300人もの男たちにかつがれて町をねりあるきます。かつて、この町が村だったころ。電気、ガス、水道もなく、ひとびとは田んぼや畑で食べるものをつくって、くらしていました。雨がふらず、日照りがつづいた年には、わらや竹を使って雨をよぶ龍神をつくり、「どうか雨がふりますように」と祈ったのです。時代はかわり、わたしたちはその頃のひとびとが生活のなかでそだててきた手仕事の知恵やわざを、わすれようとしています。失ってしまうまえに、うけつぎ、守りつたえていかなければならない。ひとひどは思いをこめて4年にいちど、龍をつくっています。」

  • 鶴ヶ島市のホームページのぞいてみた。ものすごい迫力!この祭りを続けていくのはかなり大変だと思うけど 末永く続くといいな。

  • ウォーリーを探せみたい

  • 埼玉県の脚折雷電神社で4年に1度行われる雨乞いの様子を描いた絵本。

  • 5分半

  • 6分20秒☆実話絵本。

  • 埼玉県鶴ヶ島市で実際に行われているお祭りの絵本
    伝統を伝えていく素晴らしさと大変さ
    一見「非」科学的なことが、実は生活に深く影響していたりするんだろうなぁ
    祭りの詳細は http://www.city.tsurugashima.lg.jp/amagoi/

  • ほんとうに迫力のあるお祭り。
    たくさんのひとの力があってこそ実現できる。
    みんなの気もちがひとつになる。
    自然への畏怖の念。
    信じる心。
    いいなー。

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著者プロフィール

秋山とも子 秋山とも子『町たんけん』が単行本になっている以外に、こどものともなどで『おとうさん』『でんしゃがまいります』『ふくのゆのけいちゃん』『いらっしゃーい まいどありー』がある。細かく描きこまれた絵が特徴。

「1999年 『ただいまお仕事中』 で使われていた紹介文から引用しています。」

秋山とも子の作品

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