ようちえんいやや (絵本・こどものひろば)

著者 :
  • 童心社
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本棚登録 : 602
感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494007585

作品紹介・あらすじ

こんな子いないかな?幼稚園が大好きになる1冊。

感想・レビュー・書評

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  • 「ようちえんいやや~」と泣く子どもたちの気持ちを代弁する1冊です。

    いろいろ理由をつけるけど、結局もっとお母さんと過ごしたいだけなんだよね。
    幼稚園は行けば楽しいんだよね。

    わが家は保育園っ子。
    生まれ持っての社交的な性格と、小さい時から保育園に行くのが日常だったので、こんなに嫌がることはありませんでした。(それでも「いってきます」のときはお互い離れがたいです…)
    でも、幼稚園っ子はそうはいかないですよね。
    朝から説得するママの気持ちを思うと複雑です。
    泣かれちゃうとこっちの気持ちもゆれちゃいますよね。
    大丈夫!離れたくないよね!でも幼稚園楽しいからね!

  • いろんな「ようちえん、いややー」のワケが出てくる本。

    行くのがいやなワケがバラエティーに富んでいるので、自分と同じワケが出てくるかも?!と子どもはワクワクするかもしれません。

    家で子どもがこんなに「いややー」言っていたら、親もイラッとしてしまうけれど、本を読みながらなら思いっきり「いややー」が言えます、叫べます。
    子どものストレス発散!にもなる絵本です。

    読み手の親も、ぜひ子どもと一緒に「いややー!」と叫んでみてください。
    すっきりしますよ。

  • なじみのある大阪弁で「ようちえんいやや」
    この響きが幼稚園児の次男にストライクだったようで、図書館から借りている間ずっと読まされていました。
    しかも、「ようちえんいやや」の理由が、少し上の小学生長男から見てもささいなことでさらに笑う。
    ・いちごが好きなのにももぐみだからいやや
    ・私の下駄箱が一番下やからいやや
    ・へびのマークがいやや
    とかね。
    でも結局ホントのところは・・・
    「おかあさんと一日いっしょにいたいだけ」
    このオチを読むのが私はちょっと気恥ずかしい。

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00478719

    今日もだれかが泣いている。たけしくんとまなちゃんとつばさくんが泣いている。「ようちえんいくのいやや。ようちえんいくのいやや。ようちえんいくのいやや-!」
    子育て経験のある人ならば、「あるある!」と思わずうなずいてしまう朝の光景。なんでいやなのかな…。「えんちょうせんせいにあいさつするのがいややー」「ももぐみやからいややー」理由はいろいろ。でもね、本当は…「おかあちゃんと いちにちいっしょに いたいだけなんやー」。
    子どもの気持ちを深く理解する長谷川義史の実感がこもった、すべての園児への応援歌です。(出版社HPより)

  • 息子のことのような場面もあり…
    最後まで興味津々で、ラストのみんなが泣いてる場面で、まさかー! と言っていました。最後は楽しそうに遊んでいたので 泣いてないよ と言っていました。表紙、背表紙の裏の様子も変っていたことにも気づいたようです。

  • 幼稚園に行きたくないのではなく
    お母さんと一緒にいたいんだね
    行きたくない理由がたくさん出てきました

  • 3歳娘の入園前に
    幼稚園に行きたがらない娘の気持ちに寄り添う意味で図書館で借りてみました。
    読んでいる最中も後も
    結局幼稚園に行きたくないと泣くけれど
    4歳になった今も幼稚園は嫌いだけれど
    それでもこの絵本が好き。

    絵本の最後のページの園児たち。
    文字はなく絵だけだけれど
    娘も絵本の園児たちと同じであることに
    気付いているだろうか。

  • 幼稚園に通い始めた自分と重なるのか、何度も読みたがった。
    幼稚園に行きたくないのはママと一緒に居たいからじゃない?と毎回言う。

  • 入園後の3歳5ヶ月の息子に読もうと予定していたのだけど、思いのほか早く今のところ泣かずに過ごせるようになったので迷った末に母だけこっそり一人読み。
    ふふふっw朝のあいさつするのが嫌だったり、イスのマークが嫌だったり、子どもの数だけ個性豊かないろんな「いやや」の理由があるんだなぁ。でも一番の理由は、やっぱりお母さんと一日一緒にいたいだけにキュンとくる。
    自分の園時代は脱いだりそれをまた着たりのお着替えがとにかく嫌で半年登園拒否。息子には言えない内緒の過去w

  • 幼稚園に行くのがいやで泣くという、多くの子どもが経験する道。
    その理由がユーモアあふれていて面白い。
    子どもがこの絵本を読んで幼稚園嫌いを卒業するパターンと、思い出して悲しくなるパターンと2パターンあるので注意(笑)。ある程度、幼稚園に慣れてから読むほうがよいかも。

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著者プロフィール

1961年、大阪府生まれ。『おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん』(BL出版) で絵本デビュー。ユーモアあふれる作品を多数発表。2003年『おたまさんのおかいさん』(解放出版社)で講談社出版文化賞絵本賞、2005年『いろはにほへと』(BL出版)で日本絵本賞を受賞。2008年『ぼくがラーメンたべてるとき』(教育画劇)で日本絵本賞、小学館児童出版文化賞を受賞。2019年『あめだま』(ブロンズ新社)で日本絵本賞翻訳絵本賞、読者賞受賞。2020年『マンマルさん』(クレヨンハウス)で産経児童出版文化賞翻訳作品賞、など多数受賞。

「2021年 『グーチョキパーのうた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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