- Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
- / ISBN・EAN: 9784494008568
作品紹介・あらすじ
生き物のいのちと、ゴミの問題。
そのふたつが深くつながっていることを迫力ある絵で描いた1冊。
前後どちらから読んでも物語になっているというユニークなつくりで、ふたつの物語はまん中のページに描かれたゴミすてば(ゴミ処分場)で出会います。
前から始まる物語のタイトルは『やまからにげてきた』。「たすけて」「たすけて」……山から動物や虫、鳥たちが逃げてきます。逃げようとしたものも、逃げおくれたものも、ゴミすてばの工事が始まって、みんなしんでしまいます。そこに持ちこまれてくるゴミの山は、どこからくるのか……。
反対側から始まる『ゴミをぽいぽい』では、「あれもほしい これもほしい」とつぎつぎに物を買う人間、「あまったから ぽい」「あきたから ぽい」とゴミをどんどん捨てていく人間が描かれます。それがゴミ捨て場に集まって……。
『やまからにげてきた』は結果から始まり、『ゴミをぽいぽい』は原因から始まる。ゴミ問題を自分の問題として、生き物のいのちへつながる大きな問題として、考えさせられる作品。
感想・レビュー・書評
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[墨田区図書館]
よくある合わせ絵本で、右からはゴミをどんどん捨てていく「ゴミをぽいぽい」 というお話、左からは山に持ち込まれたゴミが原因で動物たちが逃げてくる「やまからにげてきた」というお話の2つが中央で出会う作りとなっています。
絵が少し昔風で子供にはあまり受けない絵柄かもしれませんが、ゴミ問題について考えさせるひとつのきっかけとできる本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中:ごみ問題を扱うときの導入として
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環境問題についての絵本
両方から読める -
問題作
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両面から読めるというのは一つの工夫。絵も力強い。ただ、物足りない。
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ごみをすてちゃダメなんだ。と思った。
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(外語翻訳:從山裡逃出來)
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(あらすじ)
「あれも欲しい」「これも欲しい」「安いからどんどん買っておこう」物を買うと、こんどは「飽きたからポイ」「余ったからポイ」「まだ使えるのにポイ」…ゴミをどんどん捨てるとどうなるか?
☆環境問題を分かりやすく教える絵本です。幼児〜小学低学年向け -
両方から読める絵本。タイトルは2つ。絵が良い!はっとします。